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MVという武器を手に。飛べ、BURNOUT SYNDROMES。

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皆さんはご存知だろうか、BURNOUT SYNDROMES。

週刊少年ジャンプ好きの人から今にも「あ〜、ハイキューのバンドね!」という声が聞こえてきそうである。それだけのバンドじゃねぇわ、バレーボールぶつけたろか。

青春文學ロックバンドを掲げるBURNOUT SYNDROMESは大阪出身・平均年齢23歳のスリーピースバンド。2005年結成で11年目らしい。ていうか23歳なのに11年目って凄まじいな。12歳からずっと同じメンバーで活動している。

彼らがここにきてグッと人気を集め出した理由はMVにあると僕は思ってる。

Youtubeを開けばフェス常連の名の知れたバンドから、フォロワー1桁のどマイナーバンドまであらゆるMVがひしめく現代。BURNOUT SYNDROMESはそんな中でも自分たちの音楽の魅力を引き出す手段としてMVを効率的に使えているバンドなのである。

2010年閃光ライオット準グランプリを獲得してから6年。メジャーデビューも相まってやっとその実力が認められてきたバーンアウト。

彼ら今めっちゃかっこいいよ。


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新曲『ヒカリアレ』

あ~武田玲奈ちゃんカワイイっすね… 日本の宝です。透明感の具現化に人類は成功したんですね。

このまま武田玲奈ちゃんのレビューで終わってもいいほど個人的に大好きです。ね。賛同をください。

バーンアウトに戻るが、まずMVを目にして思うのは画質の良さである。

”好きなバンドで曲もMVもいい感じなんだけど、なんか画質が悪くて残念だなぁ”ってこと、たまにないだろうか。画質が悪い事で、古臭く見えたり安っぽく見えたりしちゃうって事。

売れかけのインディーズバンドがこの落とし穴に陥りがちだと感じる。

これはめちゃくちゃもったいない事であろう。曲も演奏もいいのにMVの画質が悪い事だけで、マイナスイメージを与えてしまう。もったいない。いちファンからの意見です。インディーズバンドの皆さん是非参考にしてください。

画質が良い事により演奏シーンなどがよりカッコよく映えることもあるだろう。

さらにこの『ヒカリアレ』のように可愛い女の子を起用する場合は尚更ではないだろうか。

武田玲奈ちゃんの線の細い手、しなやかな黒髪、まっすぐ前を見つめるいたいけな瞳。これらがみんな楽曲を助けてくれている。見飽きない。素晴らしい。ここまでの文の3割が武田玲奈ちゃんのレビューになっちゃったが、全部武田が悪い。

本題に戻って楽曲の話になるが、イントロから聞いた途端にわかるこの突き抜ける爽快感。

この爽快感、夏に飲む三ツ矢サイダーとトントン。あるいはもしも「ウォーターボーイズ3」のドラマが開始するんだったら、主題歌は彼らで頼みたい爽快感。

バーンアウトだったらうまくプールと水飛沫と男たちの青春で最高の曲持ってきてくれる。お願いします、フジテレビさん。

歌詞にも注目してみよう。

光あれ
行け 闇を滑走路にして
己の道を敬虔に駆けろ
光あれ
一寸先の絶望へ
二寸先の栄光を信じて

BURNOUT SYNDROMES - ヒカリアレより引用

流石青春文學ロックバンドを掲げるBURNOUT SYNDROMES。抜かりなく青春と文學を入れ込んでくる。

文学じゃなくて文學なんだよね。文學の方が似合ってる。これは個人的感覚です。伝われ〜。文學の持つ哲学的な言い回しなのに、青春に有る若者の焦燥をうまく表している。こういうパンチフレーズをサビに持ってこられたら、りゃカッコイイわ!

歌詞とMVがズルイ。

傷だらけの若鳥が空を睨んでる
低空飛行する奴等が嗤おうと
海の果てが見たい

BURNOUT SYNDROMES - FLY HIGH!!より引用

ダンス・ダンス・ダンス@高架下
総武線の振動と 右のサイドスローで 小石跳ねる 荒川

BURNOUT SYNDROMES - 文學少女より引用

両曲から引用した歌詞だが、両方に共通する点がある。

それはリスナーが情景を目に浮かべられる歌詞なのである。

FLY HIGH!!からの歌詞はすぐに海の上を飛ぶ若鳥の翼が空気を切り裂く様が目に浮かぶし、文學少女からの歌詞は情景が目に浮かびすぎて、ロクな青春を送っていない読者の方は目を覆って卒アルを燃やしてしまうほどの青春感であろう。

そう、BURNOUT SYNDROMESの歌詞における強みは文學的な言葉によって伝えられる青春の切り抜きと、情景を目に浮かばせる日本語のチョイスなのである。

さらにこれらの強みを刺激的にリスナーに伝えるために彼らは”MV”という武器を手にしたのである。

ここまで律儀にMVを見ていただいた勘のいい読者の方はお気づきかもしれないが、彼らのMVは”歌詞”を主役に置き、楽曲全編に渡って”歌詞”をリスナーにぶつけ続けるのだ。

この否が応でも歌詞をリスナーの目にぶち込んでくる手法。目の中にねじ込んでくる。どうやっても歌詞にも注目せざるおえない。

この時点で僕たちはBURNOUT SYNDROMESの罠にかかっているのかもしれない。

しかしこの手法、歌詞にかなり自信がないとできない手法であるのは間違いない。確実に彼ら自身が歌詞に重きを置いているのだろうとわかる。

また、ひねくれていない彼らのストレートな歌詞であるからこそ、目に飛び込んできた時の衝撃が何倍にもなるんだろう。

 

最後に

この記事を読んで納得してくれた方は、もし知り合いがBURNOUT SYNDROMESを「ハイキューのバンドね!」と凄まじいアホ面で抜かしていたら「青春と文學とMVが武器のロックバンドじゃあい!!」とすかさずバレーボールを彼らのMVのごとくそいつの目にねじ込んで欲しいと思います。

そしてBURNOUT SYNDROMESには青春と文學とMVを武器に、音楽界に風穴を開けて欲しいと願っています。

そんで麗しの武田玲奈ちゃんの活躍も心からお祈りしてます。

ではまた。

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