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3分でわかる!NUMBER GIRL!

2016/07/16

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現在のバンドシーンに、もっとも強烈な影響を与えたバンドと言えばきっと彼らNUMBER GIRLになるだろう。
故に、ちょっと年代が上の人と邦楽の話をすると必ずと言っていいほど彼らの名前が挙がる。

しかし知名度や人気に反して、スッと受け入れられるような音楽でもなく「ん…?」と思いながら聴くうちに段々と"ええやんけ"の念が湧き上がる。そんなバンドだ。まずボーカル、向井秀徳のルックスからして

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(僕らの心のアイドル、向井氏)

こう。うちの父に激似だ。少なくとも顔はポップじゃない。顔面が上級者向け。普段から初心者向けの顔([Alexandros]とか)を目にしてる人が見たら三半規管とかネジ切れて死ぬんじゃないかな。

今回はそんな向井率いるモンスターバンド、NUMBER GIRLを3分でよくわかるようにザックリ解説。詳しく書かれた記事はもう既にあるので、もし足りない部分があればそっちで補っておくれ。

それではさっそく行ってみよう。


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まずメンバー構成

 

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フロントマン 向井秀徳

世界一かっこいい向井。向井秀徳を見た後では向井理がブサイクに見える。客を置き去りにする独特のMCと人柄が魅力の、NUMBER GIRLのギターボーカル。気が付くと酒を飲んでる。目を離すとラーメン食ってる。「レコーディングスタジオが殺風景だから」とバーカウンターを作ったりするような人間。
人間普通何かを作るとき、必ず既存の物を参考にしてそれから改良を加え自分の作品としていくわけだが、彼に関しては「なんでそれやろうと思った」というような独自の発明が多すぎる。

ギンギンに尖った金属音のようなギターサウンドや、「あまり聴かれたくない」とマイクから離れて撮ったボーカル、打率2割以上の確率で出現する「冷凍都市・繰り返される諸行無常」のフレーズ、そして歌詞やMC、PVから覗ける彼の独特の感性がこのバンドをNUMBER GIRLたらしめている。

 

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ギター 田渕ひさ子

好物は餅。後にジャズマスターを弾くギタリストを大量生産した女性ギタリスト。カミソリのような鋭い音作りとPA泣かせの爆音、そしれ彼女にしか弾けない鬼気迫るギターソロ。替えの利かないギタリストだ。贔屓目でなく、この分野で彼女に追いつけたギタリストがまだ一人としていないので、女性ギタリストとして語られることの方が少ないくらいである。ていうか見てると「かっこよすぎて女性に見えない」というJOJOの6部と同じ現象に陥る。

 

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ベース 中尾憲太郎 41歳

通称ナカケン。PVで向井に丸坊主にさせられたり、生肉食わされたり、水ぶっかけられてビンタされたり一番苦労している人。オルタネイトを崩したダウン多めの変則ピッキング、支える気のないベースライン。弾けるもんなら弾いてみろと言わんばかり、常識人のような顔してやってることは他のメンバーとそう変わらない。彼の場合名前の後に年齢を表記するのが正しい作法らしい。

 

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Dr:アヒトイナザワ

本名。全員が全員大概だが個人的には一番変な人間だと思っている。ホーミーができる。ドラムカウントは「殺・伐!」
完璧にできればドラムで飯が食える、と言われるモーラー奏法を勝手に発展させたイザナワモーラー奏法から繰り出される人間離れした手数のドラムがウリ。なのにナンバガ解散後はSyrup16gのタイコこと中畑にドラムを任せ、なぜがギターボーカルをやっていた。わけがわからん。

 

魅力

扇風機からかっこよさを見出したのはきっと彼らが日本初だろう。

まず聴いてすぐわかるのは、その騒やかな演奏。
大人しくないバンドは数あれど、それはハードコアであったり、メタルであったり、パンクであったり、と一種の型にハマった騒がしさ。だが彼らの場合既存のオルタナバンド音楽の顔して各自滅茶苦茶にやるような、他にない騒がしさだ。

よく聴けばイントロ Aメロ Bメロ サビという単純な構成の楽曲ばかりだが、その中でやってることは既存のルールから大きく外れている。尖ってはいるがやりすぎではない。口で言うのは簡単だがそんな簡単にとれるようなバランスではない。できるならみんなやっている。

マイクが遠かったり、アヒトがうるさかったりでほとんど聞き取れないが、10代の青春のモヤモヤを凝縮した歌詞もナンバガ、向井らしさ。音楽に性別区分があるとしたら完全に男性向きの音楽だろう。

 

で、何が今のバンドに受け継がれてるの

魂だよ。

音楽的な事を言えば、トレブリーなシングルコイルサウンド、キメの入り方など、海外オルタナを日本人が消化してつくりかえた「邦楽ロック」だろう。語弊を恐れずに言えば今に地続きの邦楽ロックはここから始まったと言っても過言ではない。
でもまぁそんなことはどうでもいいんだ。大事なのは

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魂だよ。

 

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