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貧乏人にはメジャーバンドは贅沢だ。

2016/07/16

お金がない。人間の悩みは8割これに尽きる。
オギャっと生まれてしまえば大半の人間は死ぬまでこのお金というやつに頭を抱えるハメになる。「生きてるだけで丸儲け」どこぞの出っ歯がそんなようなことを言っていたが限りなく詭弁だ。住居費、エンゲル係数、税金、保険料。生きてるということはそれだけでお金がかかる。大損だ、今すぐ死ね!

限られた収入の中でやりくりしてゆかねばならぬ僕らは、金銭的理由からざまざまな所で選択をグレードダウンしてゆく。

「辛子明太子136円か…ツナマヨにしておこう」
「生ビ…いや、ウーロン茶の葉が棚になったな…湧かして鏡月を薄めれば一杯60円ぐらいで済むな…」
「部屋にいると電気代もったいないな…眠くなるまで公園でぼーっとしてよう」

最近の僕です。
お吸い物の素でご飯を炊くと松茸ご飯っぽい味がするよ。季節感あるね。

そんな僕らが聴く音楽だけは贅沢に、一流のスタジオで一流の機材で一流のプレーヤーが心血を注いで創り上げた一流の音楽。音楽だけは何を聴いても一律同じ値段?騙されるな。

インディーズ、特に売れてないインディーズバンドはめちゃくちゃコストパフォーマンスがいい。そこらへんで取り上げられまくるようなバンドの販促物には当然その広告費分値段が加算されるわけだ。
そんなわけで今回は、安上がりで十分楽しめるならそっちの方がいい!という人たちの為に、ハイコストパフォーマンスなインディーズバンドで楽しむ音楽ライフを伝授しよう。

音楽貧乏はもうやめにしよう。


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ライブが安い

家で電車で車で、お気に入りのCDを繰り返し聴くのもいいが、バンド音楽の真骨頂はライブだろう。

みなさんライブというとどんな会場を思い浮かべるだろうか、野音?フェス?武道館?そんなにデカい舞台じゃないにしろ、多くの人はキャパ1000を越えるようなハコを思い浮かべるだろう。第一線で活躍してるバンドの多くは地方ですらそれらの大箱を売り切る。デカい舞台で有名バンド同時のブッキングを楽しむ…ウム大いに結構ぞ。

しかし僕らにはまだ早い、早いぜ!ありゃ貴族の遊びだ。趣味で乗馬とかするような人間の為の娯楽だ。僕らみたいに100円で中古のゲーム買ってきて200時間遊び倒したりするような人間には早すぎる。

キャパ1000前後の箱で行われるワンマンライブの多くがチケット1枚4000~5000円くらい。牛丼が15杯前後食える計算だ。

対してインディーズバンド。中堅バンドですら価格はかなり落ちて2000~3000円、探せばタダのイベントもある。ほら、10月15日のやつとかね…
どんなスターバンドも下積み時代はある。今売れているバンドだってそこらへんの汚いライブハウスで1000円で見れた時期だってあるのだ。

 

狭い箱はそれだけで尊い

狭い箱はそれだけで尊い。ライブハウスは小さければ小さいほど、汚ければ汚いほど良い。

至極当然ほ話だが、まず第一に近くで見れる。
バンドの良し悪しは音だけじゃなくライブパフォーマンスにも大きく依存する。より近くで見れるということはそれだけでお得なのだ。せっかくはるばるライブを見に来たのに、遠くからモニターで見てるんじゃ何となくガッカリだろう。
ギタリスト・ベーシストのみなさんならば気になる足元の機材もなんとなく目視できるのも嬉しい。

加えて音響もなんだかんだ小さい箱のほうが聴こえが安定している。好みの問題もあるがマイク録りしてミックスしたスピーカーからの音だけでなく、ギターアンプの生の鳴り、ドラムの生音など、演者が普段聴いている音と限りなく近しい音で聴ける上に、狭い空間での演奏は音の反響も込みで音の迫力が一段と増す。

さらに、正確に統計を取ったわけではないので、なんとなくの体感の話ではあるが、ライブは小規模であればあるほどマナーが良い風に思われる。痴漢や自己中心ダイバーなどの迷惑なお客は大舞台になればなるほど増すようだ。

うわー!このバンドもあのバンドも…!と張り切ってフェスに行ったは良いものの、終演後心のどこかで
「一日中ライブを見てると足は疲れるし感動は麻痺するしでイマイチ楽しめなかった…」
と思っている自分を「5000円も払ったんだから楽しかった…私は楽しかったんだ…!」と誤魔化しツイッターで
「〇〇サイコーだった~余韻~」
とかなんとか呟くのはもうなんだ、心の病気とかになるぞ。本当に。

本当に大好きなバンドならともかく
「〇〇と△△の対バンか…1stだけもってるけど新譜聴いてないな…どうしよう行こうかな…」
ぐらいのギリギリの感じのライブに行くのはちょっと見送り、騙されたと思って近場の安ライブハウスで頑張ってる新人バンドを応援しに行ってみてはいかがだろうか。

 

その他諸々すべての経費が安い

若いバンドはそこそこの頻度でライブをやるので無理に予定を合わせなくとも、無理に遠出せずとも気軽に聴きに行ける。

その上単純に回数が多いのでブッキングするバンドも幅広く、普段聞かない音楽も生で聴くとなかなか…!と意外な発見があったり、対バンからまた新しく素敵なバンドに出会えたりと今までとはまた違った濃い体験をすることができるだろう。
グッズも勿論メンバーの手売りだし割安。なのに買うとめちゃくちゃ嬉しがってくれる。感謝のコスパが最高だ。

 

何もかも安上がりだ

何をとっても安上がりで済む、が楽しさ、感動は据え置きだ。
いきなり小さいライブハウスにフラっと立ち寄るのはハードルが高いと思うが、是非一度思い切ってそういうライブの楽しみ方もしてみてほしい。

ライブがもっとリスナーにとって身近になることを願っている。

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