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インスト曲って何ぞや?分類してみた。

2016/01/22

sgid11_disp1

こんにちは突然だが私がやっているツイッターbot、ミックスについて語るマモルさんというのがある。そのツイートの中で

ある程度音楽をやってるとにわかには信じがたいが、 音楽を聴く=ボーカルの歌詞だけを聴き取るという行為でしか音楽を聴けない人がそれなりにいるんだ 洋楽(歌詞が日本語以外)やインスト曲が聴けないというのは、そういうことなんだ

同じ音楽を共有できない彼らに如何に音楽を伝えよう?

このツイートがやたらシェアされることが多いのだが、どのような文脈でこのツイートがシェアされているか調べたところ、どうやらこのツイートの本筋とはまた違った意味を持ってシェアされているようだった。

「インスト曲を聴く俺に死角はなかった」「ゲーム音楽(インスト曲)を聞く俺って異端?」

端的にあらわすとこのような主張をするために例のツイートを引っ張ってきていることが多かった

私は音楽に優劣は無いと思うし、例えば小難しい音楽を聴いていたところでなんの自慢にもならないと思っている。音楽の優劣はまた別で記事にした方が面白そうだ。


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まぁそんなことはどうでもいい、ダラダラと駄文を書き連ねてしまったが、結局のところこの記事を書こうと思った動機がそれだったというだけなのだ。

私は先ほどのツイートに対するコメントを漁る中でやたらとある言葉が目に付いた。

 

インスト曲…インスト曲…インスト曲…

 

だがどこか違和感を感じる

 

インスト曲…インスト曲

 

あれ!!!!!インスト曲の定義が一人ずつ違うくねぇ!!!????

要するにアイツが言ってたインスト曲って言葉と別のヤツが言ってるインスト曲って言葉が指す音楽、一見同じような音楽の話をしていたはずなのに蓋を開けてみれば全然違う音楽の話じゃん!!!

分類せねば!!!私のゴーストがそう囁いてる!!!!!

インスト曲とは何ぞや?

よし、やっと本題に入ったぞ!とりあえずwikipediaからインスト曲の項目を引用してみようか!

人声を一切用いず、楽器のみで演奏されれば器楽曲と呼ばれる。狭義には、ピアノなどの独奏楽器のための独奏曲のことをいって、管弦楽、室内楽などと区別する。wikipediaより引用

んーさすがwikipedia先生だぁ!公正さを守るために難しい単語を使ってるんだね!

よし口語訳するぞ!

ボーカル(歌、人間の声)を使わないで作られた曲がインスト曲!!!
んーふと思いついたのだが、この定義でいくとボーカロイドの曲はどうなるのだろうか。人間の声をサンプリングしている時点でボーカルと認定されてしまうのか、だがその曲のために歌われていないという意味では違うような気がする、例えばサンプリング文化があるジャンルの音楽では既存のボーカル曲を編集して、あくまで効果音やオケの一部として使用することがある、アレをきっとボーカルと呼ぶ人は少ないだろう。そういえばCeVIOの存在も書いておかねば、ご存じない方もいると思う、ボーカロイドは人間の声をサンプリングして鳴らすシンセ、言ってしまえばバイオリンの音がでるキーボードの声版みたいなものだが、CeVIOはサンプリングではなく人間喉のシミュレートする技術を使って歌声を合成するシンセになる。そうするとCeVIOを使って作られた曲はあくまで人間の声が入っていないという意味ではインスト曲…!!哲学的だ…ちょうどSF作品、鉄腕アトムとかアイザックアシモフの我はロボットなんかで言われているロボットの人権に近い気がしなくもないな…今まで作品の中のであったSFの世界も、もうすぐ近くまで来ているのかもしれない。
おっと横道にそれすぎた。

だがいずれにせよ、ボーカロイドだからインストと呼んでいる奇人は滅多にいないだろう。

ではインスト曲=ボーカルが入ってない曲が明らかになったところで次の章からは実際に分類していこうと思う。

1.ボーカルの代わりに何かの楽器で代用されているタイプのインスト曲

よし、イオンに行ったときの事をイメージしてくれ、イオンに行ったことがなければアピタ、ピアゴ、ユニー、ヨシズヤ、なんでもいい!あの手のショッピングモールに行くと必ずといって良いほど流れているだろう、絶妙に流行が過ぎているJ-popや洋楽のレジェンドみたいな曲のインストアレンジが!(個人的にはスティービーワンダーの割合が高いイメージがある)

ショッピングモール bgm でググったらめちゃくちゃ分かりやすいのがあったので張っておく

wikipedia先生に聴いたところ、このタイプのインスト曲には名前があるらしくメロディのみのオーケストラから”メロオケ”と呼ぶそうだ。分かるような分からんような。。

ちなみに、別にショッピングモールのダサいBGMだけがこのタイプに分類されるわけではないぞ。

あとトランスアレンジとか、なんたらアレンジということでこのパターンになることもある

2.テーマとソロで分かれているセッション系のインスト

すげーシンプルにいうとジャズだ!(もちろんそうではないタイプの曲もジャズのジャンルの範疇にはあるが)

テーマを弾いて誰かがソロをとる、またテーマ弾いて別の人がソロを、概ねこういった形で曲は進行してゆく。所謂ソロ回しというヤツだ。

絶妙に例が悪い気がするが まぁ、いっか

セッションでは既存のボーカル曲をアレンジして、もとのメロディをテーマに見立てこの形式にすることもある。

3.もともとボーカルはないが、はっきりとしたメロディがあるタイプのインスト曲

だんだんとややこしくなってきたぞ。今回のは歌メロ的なものがあるタイプのインスト曲だ

例えばこの曲。心をえぐられるほど美しい曲だ…

まあいい、聴いてもらえば分かるが、この曲のメロディ歌えるよな?

この場合は先ほどのボーカルを別の楽器に置き換えるパターンと逆のこともおきる。例えばクラシックの木星がボーカルカヴァーされたものなどが有名だろう

3分辺りから

4.テーマ、リフが主体のインスト曲

テーマ、リフと歌用のメロディの線引きはものによってはかなり難しいものがあるとは思うが、個人的にはボーカルアレンジが可能かどうかが分かれ目かと思う。

例えばこの曲、ボーカルアレンジは無理だろう。やれるようならやってほしい。もしやってみせてくれたら三回回ってワンぐらいはする。

クラシックや劇判、なにかしらのサントラなんかも3か4のパターンに納まることが多い、

多くのインスト曲がここに当てはまるのではないのだろうか。

 

4.5~番外編~完全にリフなのに無理やり歌をつけたパターン(渚でぷるぷる)

先ほど、テーマ、リフとメロディの違いで、歌えるかどうかとかいたがこの世は広いもので、歌えない方に分類される曲を歌ってしまう場合がある。

完全に気合で歌を付けちゃったパターンだ

上がサーフロックの殿堂、ベンチャーズのダイヤモンドヘッドで下がこち亀の主題歌のカヴァーバージョンだ

んーーーーーーーぶるぶるぶるぶるぶるぶる

また話がそれるが世代の問題なのかサーフロック、サーフミュージックに1mmもサーフィンらしさを感じない。寧ろ私のサーフィンの音楽のイメージは完全にdqnが乗ってる軽自動車から漏れ出す鈍い音のイメージだ。もしや逆にサーフィンのイメージが昔と変わってしまったのか…?んー想像してみよう。サーフロックが似合いそうな、なぜか日焼けしている姿が似合わなさそうなサーフィンを。。。。。あー無理だ。どうしてもあのテケテケギターで詰む。あのテケテケさえなければ、ゆったり波に乗るメリケン小僧まではイメージできるのに。いや待てよ、逆に私のサーフィンに対する認識が間違っているのか!?確かに言われてみれば見た目からして私は海が似合わなさそうな雰囲気はしているし、どちらかというと海は全く行かない方だ。んーどうなんだ。取材のために海まで行くべきか。。んーそういえばfacebookで何故か繋がっている小学校時代の級友はサーフィンをしている写真を上げていたような気がする…!んー彼の人相を思い出そう、、、ダメだ!完全に竜神様を体に宿していらっしゃってしまっている!!あー彼は完全にテンション上がると声が裏返るタイプのいかつい黒人がやってる一番悪そうなやつが優勝みたいな音楽が好きなはずだ。Umm....サーフミュージック一つとってもここまでおくが深いとは。やはり音楽は侮れん。
いま思うと渚でプルプルってギリアウトじゃね?

5.テーマ、リフがないパターン

さあいよいよ一番難しいところまで来てしまいました。

何をもってテーマ、リフと呼称するか。これまた難しい。一応私なりの定義でいくと、テーマ、リフに関しては広義の意味でのメロディ、リズムを持っているかで判断しようと思う。

また絶妙な例を引っ張ってきてしまった。この曲に関して言えば、サンプリングが一種のリフ的な役割を持っている気もしないが、パターン4のテーマ、リフとは明らかに別のものだと思う。

これなんかもこのパターンだと思う

また、別で記事を書こうと思うが、大別してメロディラインを耳でおうという音楽の聴き方をしている人にとっては、このカテゴリ辺りでどこに集中して音楽を聴けばいいのか分からなくなる人もいるのではないだろうか。

6.テーマ、リフはあるもののそれ自体が主役でないもの

もはやここまでくると個人の裁量によってくる気もしなくもないが、恐らく分類していったときにこのカテゴリが必要であると思う。

基本的にはパターン5と同じなのだが、音程がありリズムを伴って変化するリフ的なものがあるが、音楽の内容的には修飾する程度といったものだ。

 

 

7.(ほとんど)リズム楽器だけの曲

このパターンの曲にははっきりとした音程を持つ楽器はいない。音色とリズムだけで構成されている。極端な例でいくとドラムだけ叩いている曲みたいなもんだ。

音程とか音に関してはこの記事をみていただきたい

聴いてもらった方が早いだろう。

んーどうだろう、私にはディジュリドゥをどういう扱いをしていいのか分からないが分類的にはリズム楽器ということでいいんだよな…

どうでもいいがひそかにディジュリドゥに憧れている。かっこいい…

個人的に気になっているのだが、こういう曲をやるバンドの人って曲名と曲が一致するのだろうか。音程がないということは極端な例でいくと、譜面上は全く同じパターンになってしまうこともあるんじゃないだろうか。西洋音楽の三要素、メロディ、ハーモニー、リズムのうちから二つ欠けてリズムしかないからな。

番外編2ボーカルがいるっちゃいるけど、もはやボーカルでない曲

聴いてもらう方が早い。

一応サンプリングではあるがボーカルがあるっちゃあるだろ?

これをインスト曲であるかどうかは完全に哲学という学問の範疇であると思うからここでは紹介するだけにとどめておこう。

まとめ

まあ大体このように分類されるのではないだろうか。ジャンル分けが縦に分けるものだとすると今回の分類は横に分けたようなものだと思う。また個人個人で別のカテゴリが必要だったりまとめてしまったりするかもしれない。なにしろ学術的なものでもなければ今まで半ば暗黙の了解のようなところがあったのではないかと思う。

それではいい音楽ライフを!

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