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野生のバンドマンに襲われた際に高確率で生存するためのハウツー

*野生化し、自らを捨てた人間たちに対して敵意を露わにする野田洋次郎、近影写真

 ご存知の通り、今東京では無責任なサブカル女子たちが下北沢に捨てたバンドマンたちの野生化が大変な問題となっている。

 安易な気持ちで群馬から上京させたバンドマンを「もう面倒見切れない」と下北沢に放流する無軌道な黒髪ボブたち。そして外来種(群馬県産)によって崩れる下北沢の生態系。近年では東北沢に住む80代女性が野生化したバンドマンにデモテープを渡されるという事案も報告されている。もはや東京は安全な街とは言い難い現状にあるのだ。

 この状況を重く見たBASEMENT-TIMESでは今回、いざバンドマンたちに襲われた際に致命傷を避ける為の防護術を紹介したい。

 実際に私はこれらの方法で三度ほど野田洋次郎を撃退している。その経験から左目と両足を失うこととなったが、野田クラスのバンドマンの襲撃を重症で済ませられたのはこれらの心得があったためだ。

 ではさっそく、比較的出くわす確率の高い種から実践的な方法をみなさんに伝授しよう。

KEYTALK 首藤義勝

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*野生化した個体近影

 下北沢シェルターあたりに群生していると噂される品種で、the cabs 首藤義勝を品種改良し生まれた個体だ。cabsの義勝よりもやや明るく、ただでさえ上手いベースは下北沢の大自然に鍛え上げられ手が付けられないほど鋭さを増し、ツイートは多めで絵文字も多めパリピの助である。

 一見、愛くるしい外見をしているが騙されるな。捕まると家の床を白黒に塗りたくられ「MONSTER DANCE」の1サビの「オイオイオーイ!」に合わせてぶん殴られて死ぬ。

 対処法としては「ぱりお」という鳴き声が聴こえたら一目散に逃げること。死にたくなかったら振り向くな。プレべで殴られて巣穴に引きずり込まれるぞ。

 不幸にも義勝から逃げ遅れてしまった場合は「解毒される樹海」「マスターゴッド」「ラズロ、笑って」「MURASAKI」などKEYTALKとthe cabsの楽曲名を交互に唱えると、前世の記憶がフラッシュバックし苦しみ出すのでその隙に全速力で走れ。

 寺中はライザップの影響か筋力が他のKEYTALKに比べ著しく高い、襲われた場合は十字でも切って大人しく死のう。

 

KANA-BOON 古賀隼人

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*野生化してバナナがおいしい近影

 夜、周囲が暗くなってくるとその暗闇に乗じて襲い掛かってくる影。松崎しげるか?いや違う、KANA-BOON 古賀隼人だ。

 元カノの影響で全身黒、そして赤いギター。黒と赤の組み合わせは自然界では蛇やカエルなど猛毒を持つ生物が己の危険性をアピールする色であることはみなさんもご存知の通りだ。古賀隼人にフォローバックされると即座に体中に毒が回り全身から血が噴き出して死ぬ。

 まず古賀に出くわした際、ツイッターをフォローしないこと。したら最後、けっこうな確率でフォローバックを返してくれる。たぶん良い人だから。

 また体色が異様に黒いため、光に弱い。日中に出くわした際には日向まで走れば追いかけてこない。日に当たると燃えて死ぬのだ。

 余談だがKANA-BOONは猛毒の古賀以外は比較的安全な個体が多い。初めてバンドマンを飼うという女性にも安心してオススメできるぞ。

 

米津玄師

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(なんでみんなこんなに野生っぽい写真があるんだ…?)

 写真では伝わりづらいかもしれないが、米津玄師は非常に大きい。「小さくてかわいい」と幼生の米津を飼育初心者に勧める店側にも問題はあるが、飼育前に個体についてちゃんと知るのも飼い主の責任だ。成長した米津は個体によっては8mにまで到達する。予想以上に大きくなった米津に驚いた飼い主が手放したものが野良となって街をさまよっているようだ。

 大きさ、才能、実力、ともに並みの品種とは比べ物にならない本個体。襲われた際は手傷を負う覚悟は固めよう。

 その長身故に、脚部を攻撃すれば一抹の勝機はある。と言われていたが、最近の個体はダンスを嗜むものも多く

 唯一の弱点であった不安定性や回避力の低さも克服し、まったく手を付けられなくなってきている。

 中田ヤスタカと同時に出くわした際には良くて即死だ。

 

BUMP OF CHICKEN 藤原基央

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*近年の藤原

 十数年前から生息する個体だ。彼もまた黄色のギターや黒い服といった危険色が目立つ有毒種だ。だが基本的には好戦的な種ではないので見かけても刺激しなければ襲われることはまずない。

 だがそれはごく近年の個体の話である。確かに近年見かける藤原は比較的おとなしいものが多いが、過去のアルバムや言動では攻撃的な一面が目立つ。

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*凶暴な個体

 麦わら帽子をかぶっている個体や、隣にいる直井が黒髪の個体は危険だ。滅多に見ることはないが、茶髪の藤原を見たら親に感謝して死ね。天秤でボクシングされて腕が上がって死ね。主神オーディンが持つ最強の槍に刺されて死ね。そう、死ぬんだよお前は。

 

一度飼ったらちゃんと育てましょう

 思い出してほしい。初めて飼ったバンドのことを。そして責任をもって彼らを育て上げてほしい。

 もうあんまり聴かなくなったCD、ブックオフに売る前にもう一度聴いたり友達に貸したりして、一番初めに聴いたときの気持ちを思い出してほしい。そのCDと共に過ごした日々までどうか売り払ってしまわないでほしい。

 的な感じで良い話風にして今回は逃げさせてもらいます。収集つくわけないだろこんな話。

 それでは。
 

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