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谷澤 千尋

2015/09/21

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THE・今どき邦楽ロック polly [新人発掘]

みなさんこんにちは。

ちょうどつい最近だ、6月3日に邦楽ロックの名門レーベルUK.PROJECT / DAIZAWA RECORDSから、また新しいバンドがデビューした。
なかなか興味深いバンドであるし、今後売れた時に「売れる前から地下室TIMESは注目してました!」と言うために唾をつけておく意味をこめて紹介したいと思う。

宇都宮出身の若い4人組、”THE・今どき邦楽ロック”、pollyだ。

小細工なしのドストレート今どき邦楽ロック

では、まだそのサウンドを聴いたことが無い人が殆どであると思うので、
まずは一曲聴いていただいてから話を進めよう。

 


polly - ナイトダイビング

 

あーめっちゃ、めっちゃ今っぽい邦楽ロックだ!
トップノートを固定し、メロディ的な役割を兼任する今っぽいアルペジオから、
これまた今っぽい、甘く、透明感のある歌声。
うむ。今っぽい。

そしてMVを見てもらえばわかると思うが、彼らの生態も我々が想像する”今どきの若いバンドマン”を体現している。

 

あえてハッキリ言おう、音楽的に目新しい要素は殆ど見受けられない、
だが裏を返せば、世知辛いこの世の中、他のバンドよりも目立つためにとってつけたような音楽的要素を混ぜるバンドが多い中、
そんな取ってつけたような要素を抜きにして、ストレートに音楽とパフォーマンスで勝負しているバンドといえる。

そして特筆すべきはサビに入るまでの早さだろう、
秒数を数えてみたが、演奏を始めてからなんとわずか12秒でサビ入りしている。
そしてお決まりの”繰り返すサビ”がやってくる。そしてそれを引き立てるようなカウンターメロディ。

その世界観ばかりに目が行きがちな音楽性をしているが、
パッと聴いたときの印象以上に計算されて作られているんじゃないだろうか。

 

これからの彼らに期待大

余談だがPollyって英語の人名だが、Nirvanaにもpollyという曲があってそこからつけたのだろうか。

ついでにさらに余談だが、英語でメアリーをニックネームとしてポリーと呼ぶらしい。
"P"はどこから出てきたのだろうか・・・
エリザベスのニックネームで”ベス”はなんとなくわかるが、メアリーがポリーになる原理はよくわからない。

 

話を戻そう、
さっきまでは音楽性という観点から彼らを見てみたが、
正直なところ、それだけでは彼らの魅力を伝えきれたとは思えない。
歌詞と音楽が作り出す世界観、ライブでの雰囲気、それについて触れないわけにはいけないバンドである。
だが、それらは正直人それぞれというか、その場に居合わせなければ伝えられないものである。

ということで、そんな彼らの世界観や雰囲気が伝わるようなライブ映像があるので、そちらに代えさせてもらおう。


polly - 「Loneliness」「雨の魔法が解けるまで」LIVE at 下北沢DaisyBar

因みに私のイチオシはこの映像の二曲目だ。
やっぱりサビは同じ言葉を繰り返すタイプのソレだが、個人的にpolly的キャッチー、ポップネスが一番前面に出された曲であると思う。

 

正直なところを言うと、今の彼らはちょうど最初の一歩を踏み出したばかりであると思う。
だが、若いということを含めて彼らにはまだまだ相当な伸びしろが残っていると思う。
今の段階でこれだけ魅せてくれるのだから、これは期待せざるを得ないだろう。

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