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谷澤 千尋

2016/02/17

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ミックスについて考える1 凛として時雨

凛として時雨

凛として時雨、今の邦楽ロックシーンで彼らほど特徴だったバンドはいないだろう。
ハイトーンボイス、スリリングな演奏、意表を突く曲展開、独特の世界観で溢れている歌詞、大体似たような言葉で書かれた歌詞、そしてミックスだ!

凛として時雨はフロントマンであるTK氏がレコーディングやミキシングまで担当することで有名だが、今回は彼ら独特のサウンドをディグっていこう

 

時雨のサウンドについて語る前にリファレンス音源としてこいつを用意した

時雨と同じくスリーピースバンドであり(一応)、人類が誇る偉大なミキシングエンジニア!クリス・ロード・アルジ御大(Chris lord alge
)が手がけたgreen day -american idiotだ!!

彼が手がけた作品はAvril Lavigne、Hoobastank、U2、Tina Turner、Green Day、Santana、James Brown、Bon Joviを含むビッグネームばかりだ!

彼が作るサウンドは今のロックのサウンドの代表、否、彼が作ったサウンドが今のロックバンドが目指すべきサウンドになったのだ!!

 

そしてこちらが時雨の曲である

 

おかわりいただけだろうか?

ロックの道を外れて進むこのサウンド!

真ん中にボーカル、バスドラム、ベース、左右からギターが包み込む、、、

現代のロックのスタンダードを真っ向から否定するような配置のイントロ

ギターがつつむというよりは完全にベースがギターを包んでしまっている

過剰にエフェクトがかけられたドラム

ギターのパンも展開によって変幻自在に

空間を埋め尽くす空間系

そしてうるさく聞こえるために全楽器の周波数の重心は高く設定してある、あと345の前髪ぱっつんすごくいい

どれも非常に実験的であり、一般的なロックのミックスとは全く違った観点で作られているようだ

 

しばらく聴いているうちに私はあることに気付いた

この音感覚、身に覚えがある。

そう、これはバンドで演奏しているときの感覚にそっくりだ

バンドで演奏しているときには自分が出している音とメンバーが出している音が同列になって客観的に音楽を聴いている瞬間がある

時雨がいうとこのi was musicのような感覚だ

TK氏は自ら感じたその感覚をCDに落とし込もうとしているのではないか?

 

 

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