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谷澤 千尋

2015/09/21

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二世ミュージシャン…そうきたか…Taylor Mcfferin

ジャズ屋の息子はジャズ屋か?

突然だが、この曲を聴いてほしい。

誰もが一度は耳にしたことがあるはずだ。Bobby mcferrin - Don't Worry Be Happy 超がつくほど有名な曲だ。

そして彼の息子、Taylor mcferrinもミュージシャンであり、レーベルbrain feederから2014年6月に初となるフルアルバムをリリースした。

ではアルバムから一曲ご紹介しよう

うお!そうきたか!!

ところどころにジャズの片鱗は感じるものの、やはりメインは冷たい印象を受けるがムーディなトラックと父親譲りか甘くリッチな歌声の対比なのではないか

 

 インスト曲とボーカル曲の割合

意外なことだが偉大なボーカリストを父に持つ彼がボーカルを担当するのはアルバム13曲中2曲だけだ。今回youtubeを張った2曲がそれである。聴いてもらえば分かるがそのうち一曲はほとんどコーラスといったものだ。

また、フィーチャリングでボーカルを迎えている曲もあるが、アルバムを通して7曲がボーカル曲になる。ボーカル曲の定義があれだが歌詞があり、キチンとメロディを歌うタイプのボーカル曲だと5曲だけになる。

13曲中5曲がボーカル曲、んー、なんとも絶妙な割合だ。

私としてはポストロックのバンドのアルバムの傾向を思い起こされる。ポストロックバンドのアルバムもまた、インスト曲中心にボーカルが入ったり、ボーカル曲メインなのにインスト曲が半分を占めていたりすることが良くある。

私が思うに、ボーカルがあって当たり前やこの曲はインスト曲であるといった考えは彼らにはないのだろうか。きっとボーカル曲もインスト曲も意識することなく差別をしない、といった風に捉えていると思う。

私は本来音楽とはそういったものであるのかと思うが、ボーカル曲ばかりを出していたバンドが突然インストアルバムを出すと売り上げが落ちたとか聞くあたりそう簡単ではないのだろう。

 

レーベル"brainfeeder"

今回テイラーマクファーリンがアルバムをリリースしたレーベル、Brainfeederについても紹介しておこう。

めちゃくちゃザクッと説明するとミュージシャン、flying lotusが設立したレーベルなのだが、音の傾向として今回のテイラーマクファーリンのようなサウンドのアーティストが多い、まあどちらかというとテイラーマクファーリンのようなサウンドというよりフライングロータスに似ているといった方が近いのだが。

そして、偶然なのか、狙っているのか、偉大なアーティストの子孫でなければ入れないのか、レーベル、ブレインフィーダーには二世アーティストが多い。というかレーベルのボス、フライングロータス自体がジャズ界の現人神、ジョンコルトレーンの甥である、ということは彼の叔母はアリスコルトレーンだ。んー私も一万円ぐらいだすから一度「俺の叔父?あートレーンのこと?」とか言ってみたい…。

Flying-Lotus-milano-29-maggio-2014-recensione

↑彼がフライングロータス。言われてみればジョンコルトレーンに似てるような。

よし、フライングロータスを紹介したことだし、彼の叔父のジョンコルトレーンとともに曲を紹介しておこう。

 

まず叔父の方、ジョンコルトレーンの名曲、giant steps

余談になるのだが、このgiant stepsという曲やばいんだ、なにがやばいってワンコーラスの間に10回長三度のという難しい転調をした上に、このメロコア顔負けのbpm=240越えという楽器やる人なら聴いた瞬間に恐怖のあまり一瞬で髪の毛が白髪になるほどヤバイ。そのヤバイ演奏の上でやばい速度で吹きまくるソロを乗せている、トレーンさんやばいよ。あとジャイアントステップは演奏できるようになったらバンドにとって大きな一歩になるからこのタイトルだって聞かされてからこの曲落ち着いて聴いていられない、大きな一歩の前に恐らく溶けて死ぬ。

48

甥の方のフライングロータス

あらやだ、こっちもかっこいいじゃない。

ちなみにこの曲はフィーチャリングでヤバイベーシストThunder catが参加している。そのヤバイベーシストサンダーキャットもブレインフィーダーに所属しており、例に倣ってロナルドブルーナーシニアという偉大なミュージシャンの血を引いている。また、彼の兄弟ロナルドブルーナージュニア(ジュニアとかシニアとかこの名づけ方ややこしい)と共にメタリカやオジーオズボーンで恐ろしいほどの存在感を発揮しているロバートトゥルージロも在籍していた西海岸ハードコアのスイサイダルテンデンシーズに参加していたこともある。音楽性の幅が広すぎてワロス。

ダウンロード (7)

↑彼がサンダーキャット。いつも見た目が奇抜。

どうでも良いが何だこのMVは、人には言えない悩みでもあるのか?

最後に出てきて目からビーム出すのが今回の主犯格フライングロータス。

 

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