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谷澤 千尋

2015/09/07

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初めてのライブ!失敗しないためのPA基礎知識!~ステージ準備編~

こんにちは。

自分が客としてライブを見ているときにはあまり関係ないが、いざ自分が演奏する側になったときにお世話になるモノ、そうPAだ。

今回は初めてライブをする人やある程度ライブはやったがPAについてはサッパリという人達がライブの際にPA関連で困らないように最低限の知識を身につけよう!という回だ。

バンドはやらないけどライブは大好きという人も、PAについて知識を持っていたらライブをより楽しめるかもしれない。

PAって何ぞや?”カラオケで説明するとわかりやすい。”

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PAとは、ざっくりわかりやすく言うと”バンドが鳴らしている音を、大きい音で客側のほうに鳴らすシステム”のことである。

一番わかりやすい例はカラオケだろう。

”カラオケの部屋は特に大きいわけじゃないし、普通に歌えば声は聞こえるけど、マイクとスピーカーで大きい音を出した方が気持ちいい”

これをバンドの楽器全てにやるのがPAである。

カラオケでいうところの、マイクからスピーカーまでの部分がライブハウスではPAと呼ばれるわけだ。

ちなみにPAではカラオケで言うところのマイクの音量やエコーなどを調節する専門のスタッフがいて、彼らは”PAエンジニア”というんだが、略して彼らのことをPAとも呼ぶぞ。

じゃあPAがカラオケのマイクみたいなもんだというのがわかったところで、本筋に入ろう。

実際のところPAはカラオケのマイクなんかに比べて圧倒的に複雑である。

ということはPAのエンジニアの人だけでなく、演奏するバンド側も気をつけなきゃいけないことが多いのである。

ライブの際にバンドが気をつけたほうがいいこと~準備編~

ライブ当日、会場に着いて自分達の出番が回ってきた。

もちろん楽器をステージに持っていってセッティングするのだが、ここでいくつか注意点がある。

前のバンドが終わる前に必ずステージ脇ですぐに転換が出来るように待機する。

Mainstage Trance Energy 2010 - Jaarbeurs Utrecht
ライブのタイムテーブルはシビアだ。タイムテーブルの気苦労だけで記事が書けるくらいマジでシビアだ。

だから自分の前のバンドが全曲やり終えるのを見届けて、「あー良いライブだった~よし、ワイも頑張るで!」なんていいながら悠長に準備する暇は無いのである。

かならず前のバンドが演奏を終えるまでにはステージ脇や控え室で待機して、スムーズに転換が行えるようにしよう。

自分の機材のチェックをしておく

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ステージに上がって準備する前に自分の機材をチェックしておこう。

ケーブルは断線してないか、忘れ物の有無、エフェクターの電池、複雑な機材ならライブ時での操作の仕方を頭に入れておこう。

また、例えばギタリストの場合だと、エフェクターを繋いである種の回路を組むような形になる。エフェクターのケーブルのインアウトの方向もチェックしておこう。基本は表側から見て右から左だが、エフェクター上部にインアウトがあったり、古い仕様のものだと逆の場合もある。これらを予めチェックしておき、ステージに上がり準備する際には完璧に接続できるようにしておこう。意外と本番前にバタバタしているとこういうところでミスをしてしまい、無駄なトラブルを増やしてしまいかねない。

マルチエフェクター、キーボードやターンテーブルなどの電子系の楽器の場合も同じく中のプロセスを正しく把握しておくことが肝心だ。
ライブ時に”音が出ません!”というトラブルが一番多いと思うが、そういったトラブルの原因は割とこういった電子系の楽器で単純にボリュームが上がっていなかっただけ、なども多い。
PAエンジニアもコンパクトエフェクターの操作はわかっても、デジタル系となると、それぞれかなり仕様が異なるため、トラブルの元を特定するまでに時間がかかってしまう。せめて自分の音がPAに届くまでは責任を持ってやって欲しい。

指示があるまでケーブルを抜き差ししない。

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例えば友人があなたの家に来て電源のついたままのPS3の電源を引き抜いたらどう思うだろう。恐らくムカついているか既にその友人を殴った後に違いない。
電源をいれたまま電源を抜くとPS3が壊れる危険性があるからだ。

PAも全く同じである。
無数にあるケーブルも、一本不用意に引き抜いただけでウン百万もするPAシステムがオシャカシャマになってしまう可能性がある。
割とありがちなミスとして、ベースアンプのボリュームを落としたから大丈夫だろうとケーブルを抜いてしまうことがある。
細かい説明は割愛するが、ベースはDIから音をとることが多くアンプのボリュームを落としても接続されたままであることが多い。

その他色々ケーブルがあるが、やはりそれぞれPAエンジニアに確認してからケーブルの抜き差しをするのがベストである。

走らない

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ただでさえ時間が無い転換の際に忘れ物に気づいた!
走り出したくなる気持ちはわかるが、ステージの上は機材やケーブルでごった返している。
自分が躓いて怪我をするならともかく、機材を破損してしまったら弁償ということになるだけではなく、モノによってはその日の公演自体が行えなくなって中止となってしまう可能性もある。
ステージ上や脇ではどれだけ急いでいても、走ってはいけない。急がば回れだ。

挨拶をしよう

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顔合わせのタイミングで挨拶をすることにはなるが、転換の際PAエンジニアの方に挨拶をするとなおグッドだ。
特に始めてのライブなら正直に申し出て挨拶をすると、わかりやすく説明をしてもらえたり、色々とアドバイスをもらえたりと親身にになってくれるはずだ。
全てが最初からうまくいくわけもないが、挨拶一つで少しでもよくなるならしない手はないぞ

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