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	<title>BASEMENT-TIMESこんな世界でも「明日はきっといい日になる」、高橋優 | BASEMENT-TIMES</title>
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		<title><![CDATA[こんな世界でも「明日はきっといい日になる」、高橋優]]></title>
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		<pubDate>Tue, 25 Aug 2015 12:00:20 +0900</pubDate>
		<lastpubDate> Tue, 12 Sep 2017 22:56:27 +0900</lastpubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Mr.Kids]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[記事]]></category>
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		<status>2</status>
		<description><![CDATA[<p>個人的な意見になるけれど、音楽において歌詞は重要視されてない。<br />
そりゃ当然の話だ。だって音を楽しむことこそが音楽の命題であって、そこから外れていなければ歌詞なんてなんだっていいんだから。あのタモさんだって言っている――「意味がない方が、気が楽でいい」と。一理ある。歌詞が左翼的だったりすると、なんとなく気軽に再生しづらくなるものだ。……つまりキュウソ最高ということ？　メガシャキ～メガシャキ～、踊れば～！</p>
<p>と、話が脱線した。僕が今回言いたいのは、そういうことではなく――だからといって、歌詞をないがしろにしているアーティストばかりでもない、ということだ。ちゃんと日本語で「今」を歌う素敵なアーティストが、この国にもちゃんといる（amazarashi、スピッツ、ミスチル等々）</p>
<p>そんなアーティストの中で今回紹介したいのが、<strong><span class="huto">高橋優</span></strong>という男である。</p>
<p>日本生まれ日本育ちのくせに、英語で歌うインディーバンドの皆さん。無理すんなよ。日本語でだって素敵なロックを奏でられる。そこを、高橋優からもう一度確認していこう。</p>
<h3>01</h3>
<p>まずは知らない人のためにざっと紹介を――と言っても、もう既に有名なアーティストだ。『福笑い』とか、最近では『明日はきっといい日になる』という曲が、テレビなんかから流れているのを耳にしたことがあるだろう。<br />
でも、それではダメだ。高橋優の良さは、自室で一人、CDプレイヤーの前で歌詞カードとにらめっこしながら聞いた時にこそ、わかるものなのだから。</p>
<p><div
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<p><a href="http://j-lyric.net/artist/a0540b5/l036354.html" target="_blank">J-Lyric 『明日はきっといい日になる』</a><br />
（↑リンクを張ったので歌詞を見ながら聞いて欲しい）</p>
<blockquote><p>思い通りの　人生じゃないとしても　それも幸せと　選ぶことは出来る<br />
（中略）<br />
明日はきっといい日になる　いい日になる　いい日になるのさ</p>
<p><strong>《明日はきっといい日になる》</strong></p></blockquote>
<p>どうしてだろう、これだけの綺麗事を歌われながら「うるせえ！」と思わないのは。<br />
多分これ、ナオ●インティラ●ミあたりが「イェイイェイイェイ！　明日はきっといい日になるイェイ！」みたいな歌をリリースしたら、張り倒したくなると思うんだけど……これは言葉だけ見てしまえば、それくらいの綺麗事だと思う。</p>
<p>じゃあどうして、このような綺麗事が、するりとリスナーの心に入ってくるのか。<br />
それはきっと、高橋優は……<strong>明日が良い日になるかはわからない</strong>ことを理解したうえで、それでも歌う意味があることを信じて、「明日はきっといい日になる」と歌っているからでないかと思う。</p>
<p><div
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<blockquote><p>「別にいじめたくていじめていたわけじゃないけど、やらなきゃ今度は僕がやられる気がしたんだ」と<br />
泣きながら語る少年に全てを擦り付け　あげ足取りたがりのチャンネルが正義を語る<br />
（中略）<br />
まだ歩くことはできるかい？　転んでも起き上がれるかい？<br />
そこから覗いてる景色は天国でも地獄でもない先進途上国<br />
（中略）<br />
きっと世界は素晴らしい</p>
<p><strong>《素晴らしき日常》</strong></p></blockquote>
<p>高橋優の言葉になぜ力があるのか――その理由の一端として、高橋優が世界・世間に対してフラットな目線を持っていることだと思う。<br />
核問題。痴漢。イジメ。虐待。本当にこの世界は腐っててしょうがないことを、彼は理解している。そしてそのことを、包み隠さず歌に乗せたあとで、彼はこう締めるのだ――<strong>「きっと世界は素晴らしい」</strong>。</p>
<p>つまるところ、高橋優の歌は<strong>祈り</strong>なのだ。まず前提として世界が素晴らしくないことをわかったうえで、祈りの声として「世界は素晴らしい」と叫ぶ。だからこそ、リスナーはその声に撃たれるのだろう。</p>
<blockquote><p>高橋「言霊じゃないですけど、『明日はきっといい日になる』って、いろんな人が口ずさんでくれたら、本当にいい日がやってくるんじゃないかと僕は思います。」</p>
<p><strong>《ベストアルバム『笑う約束』 歌詞カードより引用》</strong></p></blockquote>
<h3>02</h3>
<p>この世の悪意から目を逸らすことなく、それでも希望を歌う高橋優。彼の歌詞の魅力は、それにとどまらない。もう一つ特筆すべきは、ふとした日常を切り取るのがすごく上手い、という点である。</p>
<p><div
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<p>…………音源がこれしかなかった。と、ともかく、歌詞を見てくれ！</p>
<blockquote><p>コンビニを出ようとしたとき　すれ違う子供がいたから<br />
ふいに扉が閉まるのを　去り際の手でおさえたのさ</p>
<p>子供の後ろの母さんが　「ありがとう」って僕に微笑んだ<br />
ほんの2秒くらいの出来事だけど　なんか晴れ渡るような気分</p>
<p>嬉しいことも嫌なことも　どっちつかずで格好悪い日も<br />
一緒に食べて笑えればいいのさ　塩っ辛い毎日サンドイッチ</p>
<p><strong>《サンドイッチ》</strong></p></blockquote>
<p>素敵やん？（謎の関西弁）<br />
どうだろう、地下室TIMESを見ている諸君にも、こういう経験はないだろうか。他人との関わりで、少しだけ憂鬱な気分にさせられた日。他人との関わりで、少しだけ愉快な気分になれた日。意外とこういう小さな事で、その日の気分が決まったりするものだ。……にしても、レジ前で小銭を出すのにテンパっちゃうあの現象、ホントなんなんだろう。お蔭で僕のサイフはいつも小銭がパンパンなんですけど。</p>
<p>話を戻して――このように、高橋優は誰しもにある日常を歌に昇華するのがホントうまい。日々の生活にある小さな苛立ち、喜びの感情まで楽曲にパッケージできるのは彼の強みだろう。</p>
<p>もう一曲。残念ながらベストには収録されなかった、高橋優屈指の名曲を聴いてみよう。</p>
<p><div
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<blockquote><p>「バッタリ喧嘩に遭遇なう」右手で文字を操りながら<br />
実際の表情はさて置いて顔文字に感情を込めながら<br />
通り行く人々にその声はどれくらい届いていたんだろう？<br />
「パパ大丈夫？」「パパ大丈夫？」と涙するあどけない声<br />
（中略）<br />
「君の将来希望で満ちてる」と液晶のシンガーは唄う<br />
それを真っ直ぐに受け取れない心がポッケを彷徨ってる<br />
（中略）<br />
愛し合いながら憎しみ合い　助け合える手で陥れ合って<br />
信じ合える瞳で疑い　付き合ったり遠ざけ合ってみたり<br />
それ以上でもそれ以下でもない　僕らの道は明日へと続く<br />
なけなしの愛情を振り絞り　それぞれのゴールを目指して</p>
<p><strong>《雑踏の片隅で》</strong></p></blockquote>
<p>本当に言葉の力が強いアーティストだと、そう思う。<br />
こういう嫌なことがある世界だと、そこを高橋優は包み隠さない。だけど、それを一面的に描くのではなく、リスナーに考えさせる――確かに、お気楽に聞ける音楽ではないのだろう。けれど、リスナーに問い掛ける力を持っている音楽だ。彼の楽曲には、聞く者を殴る意思がある。届けたい想いが込められている。</p>
<h3>終わりに</h3>
<p>いかがだっただろうか。少しでも、アーティスト高橋優について興味を持ってもらうことが、できただろうか。<br />
正直な話、彼に関してはもう一定の成功を収めてるアーティストで、わざわざ僕が記事にすることもなかったんだけど――先月リリースされたベストアルバムがあまりに良かったんで、勢い書いてしまった。この機会に、気になってるけどちゃんと聴いたことはない、という人にも触れてもらえたら幸いだ。――具体的には、『高橋優　CANDY』とかで動画検索してもらいたい。そして「お、おう……」となってもらいたい。高橋優は綺麗事ばっか歌ってる人じゃないよ！<br />
&nbsp;<br />
リアルタイムシンガーソングライター、高橋優。<br />
あなたも日本人であるなら、彼が日本語で歌う「今」に、目と耳を傾けてみてはどうだろうか？<br />
&nbsp;</p><p>The post <a href="https://basement-times.com/post-11473/">こんな世界でも「明日はきっといい日になる」、高橋優</a> first appeared on <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a>.</p><p>Copyright &copy; 2026 <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
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