若き天才 Laura Marling
久々に彼女の「I speak I can」を引っ張り出して聴いたので、
記事にしないわけにはいかないだろう。
若き天才、イギリスのシンガーソングライターLaura marlingを紹介しよう。
カワイイとカッコイイの共存
私が初めて彼女を見た時の印象は「フワフワしているのにクール」だった。
あどけない顔つきで俯き気味にアコースティックギターを爪弾き
囁くように歌う姿は可愛らしいのに、
確かな技術と往年のフォークを彷彿とさせる年季の入ったサウンドは
その容姿からは想像もつかない渋さがある。
これでデビュー当時10代だというのだから、本当に末恐ろしい。
表情から出で立ちは勿論のこと、何から何まで貫禄がある。
「こいつは大物になる!!」と思った人も多かった事だろう。
そして、そんなリスナーの予感は見事に的中し、
音源をリリースする度に彼女は本物の匂いのするアーティストから
本物のアーティストへと変身し、真の姿を見せつけてきた。
まるでフリーザみたいなフレーズになったが、
彼女の音楽戦闘力は53万を軽く超えるだろう。
クリリンの呻きが聞こえてきそうだ。
深みを増す楽曲
アルバムで言うと3枚目「Creature I don’t know」辺りからだろうか。
だんだんとバンドサウンドに傾倒していった様に思われる。
彼女の歌も更に表現力を増して、
しっかりと外向きに感情を表現する様になった。
ここまで表現の幅が広がってしまえば、向かうところ敵なしだ。
Joni Mitchellの再来と言われるのも納得できる。
単独での来日希望
日本での知名度はほぼ無いし、
音源は国内版も無いけど
本当に来てほしい。
フェスもいいけど、単独で観たい。
私はこの曲が生で聴きたいのだ。
イベンターさん、
よろしくお願い致しますマジで。