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2017/11/02

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川谷絵音を誰か心配しろ

「きゃーまたえのんきゅんの曲が聴ける~~~!!!」

 じゃないんだよ。誰か心配しろ死人が出るぞ。

 というのはですね。これみてください。

 テレビ企画で楽曲プロデュース・エンタメ出演。

 

 休日課長のユニットに楽曲提供。

 

 ボカロPプロジェクト。

 

 そして極めつけはこれ。

 精神科って救急車あったっけ?急げ厚生労働省。外から飛んでくるミサイルよりも国内で人が爆発するぞ。

 今川谷絵音が抱えてるプロジェクトを羅列すると

・indigo la End
・ゲスの極み乙女。
・DADALAY
・学生気分
・BAZOOKA!!!

 その前はアイドルに楽曲提供とかもしてました。

 事件前の川谷氏の世間評は

「2つもバンドを持っててすごい手が動く人」

 だったのが、一気に5よ。心配だよ。何かあったのかな。もしかして世間から死ぬほどバッシングされまくったりしたのかな…?

 今日はそんな川谷氏の再起についての記事です。仕事量がすごいよ。すごい。どうぞ。

完全に躁状態

 冒頭に羅列した仕事量だけでも人類が不眠で働いてギリだと思うんですけど。

 

 一時毎週MVリリースしてました。MV撮るのだって楽じゃないだろうにゲスで3本。インディゴで4本。普通のバンドの2年分ぐらい一気にリリース。3本4本って気軽に言うけど魚肉ソーセージじゃないんだからな。

 

 作曲家なら作曲だけが仕事だけど川谷氏の場合は作曲レコーディング(ギターボーカル)リハーサルライブMV撮影に雑誌やテレビのメディア露出。どうですか、文字を追ってるだけで疲れてくるでしょう。

 

 しかも楽曲がめちゃくちゃ良い。

 ゲスの極み乙女。が最盛期の時は明らかに日陰に下がったindigo la Endだけれど、今は完全にindigoに本気。

 ゲスの極み乙女。に関しては「定型パターンにはめ込んでセールスを稼ぐ」というイメージでindigo la Endは「自分たちのやりたいことをやる」そんな風に遠巻きには見えてたんだけど今のindigoは完全に「やりたいことやってセールスも稼ぐ」の境地に来てる。この間「米津玄師にゃ今のバンドミュージシャンが束になっても」といった内容の記事を書いたけれど、いました対抗馬。川谷氏です。ていうかこんなに曲良いのに反響が小さすぎる。おかしい。もっと騒がれるべきだし絵音は寝るべき。

 

 手を抜いて出来高だけ稼いでるんじゃなくて一曲一曲が本気球。

 

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 3rdアルバム良かったです。今作も川谷アルバムお馴染み。謎の詞の朗読曲収録。ちゃんMARImixトラックがあったりゲスの極み乙女との垣根が良い意味であやふやになってました。

 

 人間は暇になると不安に襲われるというけれど、今の彼はその重症例なんじゃ?

 我に返るスキマを仕事で埋めて埋めてたまにペンギンに話しかけて

 

 ツイッターを開けば小粋なジョーク。来月にはindigoのツアー。来来月はゲスのツアー。

 音楽については心配どころか過去より増して気鋭。期待するところだけれど、これでまた立ち止まったときが恐ろしい。誰か傍にいる人本当に心配してあげてほしいです。

 

 今もまだ彼に色眼鏡をかけている人は多いと思うけれど、そういうのは一旦抜きにして音楽を聴いてみてほしいです。ただのファンから言えるのはそのくらい。

 それでは。

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