BASEMENT-TIMES

読める音楽ウェブマガジン

ホーム
アバウト
人気記事
月別索引
オススメ記事

2016/01/22

レコメンド 人気記事 記事

キュウソネコカミは卑怯者

メジャー進出!
流転激しい音楽業界、真面目にやっても売れるかどうかは才能と運

窮鼠猫を噛む
窮地に立たされた鼠は何をするかわからない
猫だって噛むし、どんな手だって使うぜ

キュウソネコカミ、彼らの曲を聴くと毎度毎度
「この野郎やりやがったな卑怯者くそう!」と叫びそうになる

子供の頃テレビで見ていたミュージシャンは神の領域で
実際自分がそこに立つには相当の運とタイミング重要
飽和してしまったこの時ににCDなんてもういらない

こんな明け透けにすべて言ってしまう奴があるかこの卑怯者!
こんなの面白いにきまってるじゃないか、話題性あるにきまってるじゃないか!

 

ファッションミュージック鳴らせないと生き残れないこの世界では
俺が何か叫んだ所で、キャッチーじゃないと誰も聞かない
それでも何かを叫んでいる誰かに届くまで叫んでいる
俺らが世界を変えてやるって意気込んでもきっと意味は無い!!ビビった。

バンド名の通り、彼らは他の多くのバンドと苦境を同じくした追い詰められた鼠なのだろう
だが他のバンドと違ったのは、彼らは猫を噛むことを決め込んだのだ

 

ファッションミュージック鳴らせないで口ばかり達者になりやがって
グダグダ言ってるヒマあるならリスナーの耳をこっち向けろ
はいはい誰もが勝てずにいる、誰かに届く前に力尽く

彼らの精神はメジャー進出一撃目、この曲に詰まっている
言う通りだ、グダグダいってんならリスナーの耳を向ける何かを探せ、正論過ぎて腹が立つ程だ

そして彼らは開き直り意を決し
音楽業界というデカくて無慈悲で自分勝手なクソネコに必殺の前歯を立てることを決め込んだ

 


こいつらのやり口はこうだ、全方位に喧嘩を売るたとえそれが自らのファン層にでもだ
かなり危険なやり口だ、他のネズミたちにはマネできない
ただキュウソはヤケクソになってるわけでも統合が失調しているわけでもない
"面白がってギリギリ許してくれるであろうライン"は決して踏み越えない
全て計算ずくなのだ
その危ういラインを踏み越えず面白さと勢いで押し切って
音楽業界に歯を立て続けるのだ

売ってしまったぞ喧嘩を
手口を決め込んだ今、もう引き下がれないぞキュウソネコカミ
行け!キュウソネコカミ!
噛んだ猫を食い殺せ!!

 

[amazonjs asin="B0071IWMKK" locale="JP" title="10代で出したかった"]

オススメ記事

記事検索

オススメ記事