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	<title>BASEMENT-TIMESBASEMENT-TIMES</title>
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	<description>読める音楽ウェブマガジン</description>
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		<title><![CDATA[CRYAMYが売れたから俺はこのクソサイトを辞められたのかも]]></title>
		<link>https://basement-times.com/kawano/</link>
		<comments>https://basement-times.com/kawano/#respond</comments>
		<pubDate>Sat, 30 Dec 2023 21:23:29 +0900</pubDate>
		<lastpubDate> Sun, 31 Dec 2023 05:10:25 +0900</lastpubDate>
		<dc:creator><![CDATA[石左]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[邦楽ロック]]></category>
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		<status>2</status>
		<description><![CDATA[<p>　CRYAMYの話を聞きたくてこの記事を開いた方が大半だと思う。その大半の方には申し訳ないんですが、いまから書くのは俺、石左の話になる。すみません。でもこの記事は石左の遺言のようなものなので最後に少しのわがままを許してほしい。</p>
<p>　河野と初めて出会ったのはもう7年も前のことになる。ヤツがCRYAMYのカワノになる前の話だ。CRYAMYのカワノになる前のヤツは金髪にStussyのタンクトップを着た土木作業員だった。バンドをやりたいと言っていた。どんな音楽が好きなの？と訊いたらMineralとかGet up kidsとかSyrup16gが好きだと言って暗い目を伏せて話すので、なんか冗談でも言って和ませてやろうと思い「なーんか激ロック系だねェ！！」と、河野のルックスをその時流行っていたWanimaになぞらえて小粋な邦楽ロックジョークを飛ばしたおぼえがある。</p>
<p>　激ロックを知らない人は調べてみてほしいんですが、この伏し目がちなアンニュイな男児にはおおよそ似つかわしくないWanimaライクな単語、&#8221;激ロック&#8221;。だけど河野は激ロックの存在を知らなかったため「なんかすごいロックってことかな…？」と褒められたと勘違いしていた。喜んでいた。アホなんだなコイツと思った。今思えば、その直感は直撃で当たっていた。</p>
<p>　河野は素朴で不器用で優しいアホだった。素朴で不器用で優しい、は多分ヤツの歌を愛している人なら良く知っている通りだと思うし、せっかくなのでアホの部分を紹介しようと思う。</p>
<p>　多分名前を出すのを河野は嫌がるだろうがPK shampooのヤマトと俺、あとPKとうちのCDストアの金を根こそぎ持って行ったでお馴染みリクという男で毎晩経堂の浜焼太郎で飲んでいた時期があった。その日は河野がバイトだというので3人で飲んでいると酩酊した野生のドラマーに絡まれヤマトがまあまあの暴言を吐かれるという一幕があった。ヤマトは酔っていて言葉がわかる状態じゃなかったので喧嘩になる前にタクシーに押し込め、俺の家に直帰した。LINEで「ってなことがあったんだよ」と河野に送ると河野は一言「すぐ行く」と言い、5分で俺の家に来た。昭和のヤンキー漫画でしか見たことないダボダボのボンタンを履いて現れ、なんだいったいその恰好はと訊く俺たちにポツリ一言「喧嘩つったら、これっしょ」</p>
<p>　CRYAMYに運転免許持ちがおらずペーパードライバーの俺が運転することになった際も、ハイエースを見て一言「大型自動車免許もってんの！？」</p>
<p>　種子島育ちの常識知らずの火縄銃。規格外のテラバイトバカそれが河野蓮太郎。深くは書かないが九州で人生に負けて東京に落ち延びて、勝って人生を取り戻すためにアコギ一本握りしめて音楽スラム世田谷区にやってきた河野。今はもうつぶれた池袋の地下アイドルしかほとんど出てないライブハウスでパワーコードで弾き語りをしていた。あいつにFコードを教えたのは俺。CRYAMYのファンはFが鳴るたびに俺に感謝してくれ。あとGとC9とAmも俺です。Bは教えたけど弾けませんでした。</p>
<p>　話は変わるがその時のバンド業界は終わってた。今も別方向に終わっているが、業界ってのはいつも常に終わってるらしい。<a href="https://basement-times.com/cryamy/">当時のCRYAMYの記事</a>を読んでもらったらわかると思うが、雑に一言で腐すのであればKANA-BOONの偽物やっときゃ一応人権は確保完了みたいな状況で、俺はそんなもんが聴きたくてバンドバンド言ってねーのになと思っていた。今思えばこれは俺のないものねだりだっただけだったし、みんなにはそれがよかったらしい。でもあの時いたそういうバンドたちは今もうどこにもいない。会社も契約を切って当時のファンは今JO1だ！M-1だ！とか忙しそうにしている。俺はいまだにバンドバンド言っている。察しの通りこれは嫌味だ。世の中から見て間違ってんのはいつも俺の方だけど、俺から見て俺達の方が正しいと今でも思っている。</p>
<p>　大森靖子がその当時「音楽は魔法ではない」と言っていたのをよく覚えている。知れば知るほど、俺の大好きだったバンドというやつは魔法じゃなくて現実だった。会社だった。商売だった。仕事だった。近づけば近づくほど嫌いになっていきそうで、俺はこのサイトを更新することもだんだんと辟易していった。俺はバンドが上手く行かなかったから、上手く行った人たちに夢を見ていた。チャンスもコネも才能も何もない田舎のガキはいつだってそうだ。でも何者でないまま死ぬのはどうしても恐ろしく、なりふり構わず尖って暴れるしかない。良い子にしてたら死ぬだけだ。振り返ってみてもその見立ては大正解だった。でも、気が付いたら、なりたかったかっこいいバンドじゃなくて、なりたいと思ったこともなかった石左という俺になっていた。書いてみなよとペンを持たされて、たまたま結果が出たからそれに甘んじた。夢を下方向に軌道修正して自分を納得させていた。だから許せなかった。バンドが、性欲で人選する音楽業界のカスのジジイが、俺が真剣にみんなにわかってほしい音楽のことじゃなくて有名バンドに二流のジョークを添えた記事の方に軍配の上がる数字が、読者が、そしてそれに甘んじている自分が醜くて陽を見れなかった。自分の斜め後ろにいるうちの親父のようなヤツにずっと馬鹿にされている気がした。だから人に馬鹿にされるとされるに足る理由が思い当って、腹が立って怒っていた。それでも、気が付いたらこのサイトは会社になって、食わせるべきスタッフがいて、最低になって、数字に甘えていかなければいけなかった。</p>
<p>　でも河野は違うなと思った。ヤツは俺と違って賢くない。現実とか数字とかに感情をすり合わせられない真っ直ぐなバカだと思った。少し羨ましかった。だから卑怯な俺は河野に夢を擦り付けようと思った。いや、なんかこんな表現じゃないな、なんだろう、&#8221;人の夢を手伝う良い人&#8221;みたいな体裁の良いポジション気取って俺の屈折した怒りを代わりに吐き出してもらおうとした。だけど河野のことを現実とか数字とかに感情をすり合わせられないバカだと思ったこの見立ては、大きく外れていた。ヤツを死ぬほど苦しめることになってしまった。</p>
<p>　俺は河野みたいな愚直な馬鹿野郎が全部ぶっ壊すのを見たかったし、CRYAMYが少年少女の手に渡ることがその時の現状よりも絶対に正しいと思った。あいつの歌だけは嘘を歌わず美しかったし、レイの突き抜けた馬鹿さも何かをちゃんと破壊して成し遂げるパワーがあると思った。半端に何かポジションとか利権や知恵を持った生きるのが上手いバンドマンたちよりも、放っておいたら死にそうなヤツらの方が美しいと思った。正しさなんてのは人によって違うのは重々わかってはいるけれど、俺の思う正しいはCRYAMYだった。</p>
<p>　でも俺たちにはせいぜいこのサイトぐらいしか切れるカードはなく、知名度も後ろ盾も金もなにもなかったので尖り闘うしかなかった。尊厳という売ったら帰ってこない臓器みたいなもんを売るしかなかった。当初、下北沢という街に「なんか他所（インターネット？）からやってきたやつらだ」と忌み嫌われ、その時のシーンや業界には散々煮湯を飲まされた。</p>
<p>　俺はCRYAMYの前にtetoというバンドにこのサイトのデモ審査で出会っている。良いバンドだと思った。UK projectという俺の大好きなバンドがあまた所属するレーベルと、当時覇権を握っていた残響レコードという会社とうちの三者でデモ審査を公開生放送でやろう！という企画に応募してきていて、俺は一聴して「スゲーいい」と思った。だけれど、UKの社員でその昔は銀杏Boyzのマネージャーだった軽部さんという男に「でもこれ銀杏のパクりじゃん」と言われてしまい結局優勝は別のバンドになった。なんだけど、俺はどうしてもtetoが気になってライブを見に行って客がほぼゼロの新宿JAMで自分の住所（埼玉県戸田市上戸田クレストヒル304/現住所ではない）を叫んでいるボーカルの小池を見て「これだ」と思った。知り合ってお酒を飲んで手伝うようになって、俺は勝手にtetoのことをアツい良い兄貴分だ！信頼できる！と思っていた。信頼とは、自分の身を守る責任を他人に押し付ける体のいい言い訳だというのに。</p>
<p>　知ってるツテにできるだけ声をかけて、方針を相談して、物販を売って、MVも作って、記事を書いて宣伝したらなんとか売れ始めた。そこでUKの軽部さんが現れて「tetoやっぱりすごい良いと思うんだよね」と言い始めた。レコーディングスタジオを用意してくれて、良いイベントにたくさん呼んでくれて、気が付いたら原盤権はUKprojectのものになっていて、UKと契約して、俺はクビになった。デモ審査にも参加してくれた残響レコードの河野さんには「契約には気を付けれよ～」と何度も言われていた。俺が若く、愚かで、社会を知らなかっただけの話だ。UKPは一切法を犯していないしこの件について何も後ろ指をさされる必要はない。</p>
<p>　tetoの時にかなり売り上げに貢献したはずのCDショップにもCRYAMYの取り扱いには難色を示され、数字をまだ持たないバンドに会社は死ぬほど冷たかった。文字通り俺たちは死にそうだったし、殺してやると逆恨みもした。俺はCDショップを立てて、当該CDショップに中指と宣戦布告を打ち立てたりもした。</p>
<p>　でもそんな中で、少しづつ良い付き合いも増えていった。tetoのボーカルとベースが通っていた看護師学校の後輩のガタイカメラマン佐藤瑞樹は、いまだに俺たちの写真を撮ってくれるし、PKやCRYAMYの時もブツブツ文句を言いながら楽しそうにツアーに同行してくれるし、CRYAMYに難色を示した下北沢でDaisyBarの金子だけは俺達を見放さずにいてくれた。レイが「地元でトラッシュノイズってバンドで活動してたヤツなんだけど、このPKshampooってバンドめっちゃええで！」と曲を聴かせてくれて、シーンになれる、ぶつかっていける対バンを、レーベルメイトを探していた俺はすぐに夜行バスに乗って大阪に会いに行った。天満をHue&#8217;sのみずやんとヤマトが案内してくれて、50円ぐらいのハイボールを20杯ほど奢ったら俺の打診をすぐOKしてくれた。さっき名前の挙がったリクをPKのスタッフにして、CRYAMYは俺が受け持つような体制になった。リクは金を盗んでしまうこと以外は本当に愉快で良いやつでリクのお陰で下北沢の住人たちと段々と友達になって行った。金はちょっとだけ返して欲しいけど今俺たちが楽しくやれてるのはリクのおかげがデカいと思ってる。</p>
<p>　バンドを続けるうちにSUPとDaisyBarで対バンしてよく会うようになって、時速36kmもROKIもDaisyBarで仲良くなった。そういえば今プリクラマインドってバンドをやってる石ツもCRYAMYのライブに取り置きのDMをしてきたのをきっかけに仲良くなった。ヤマトが「レーベル立てるならこいつら曲めっちゃええで！名前、ドーテーズやけど」と改名前のオレンジスパイニクラブのイカれ兄弟と知り合って、いとこのSuUタクマと河野が気がついたらよく遊ぶようになって、友達の友達がスタッフになっていった。コロナウイルスという言葉はまだなくて、下北沢にいったら誰かがいて、KOGAさんの事務所の裏で飲んで怒られたりしていた。居場所のなかった世田谷区にいつのまにか居心地のいい場所が増えていった。</p>
<p>　でも、バンドには大体四人と数人のスタッフがいて、俺達一人一人が不安と悩みとワガママを抱える個人であり、各々の選択で今全然別の場所にそれぞれ散っていった。シーンとかいうやつになることを期待されてた気もするし、それも可能だった気がするけど、結果はそうならなかった。ヤマト自体は良いヤツだけどヤマトが連れてくる迷惑なタイプの酔っ払いに辟易したり、あるバンドは解散したり、喧嘩したり、ファンの期待が悪い方向に出ることも少なくなかった。</p>
<p>　河野はもちろんCRYAMYに全力を賭けていて、俺だってそのつもりだったけど、未熟な俺はまだCRYAMYじゃなくて俺の人生を闘いたいという気持ちを割り切れていなかったし、河野も多分それをわかっていた。俺は河野に夢をなすりつけたくせにね。</p>
<p>　売れてきたCRYAMYには良い誘いも増えてきて半ば喧嘩別れもした。河野は普通に医者に統合失調症の診断を出されており、俺の精神病も一個や二個じゃ効かないので当然だと思う。むしろ、ヤツは育ちがヤクザなので俺にだけは必要以上に配慮していてくれたと思うのに。この文章は河野にも見せるつもりだから恥ずかしいが、俺と河野が喧嘩している間にマネージャーっぽいポジションにヌルっと入ってきた會田さんという元UKPの銀杏Boyzのマネージャーの男に原盤権を渡すという河野の判断に、過去のトラウマが刺さってしまった。俺が落ち込んで大酒飲んで急性肝炎になった病室に何度も見舞いにきて「ひでえ話だよ！」と怒ってくれた河野が、tetoと同じことをするのかと激怒してしまった。</p>
<p>　でも今思えば、同じ仕打ちというのは曲解で、喧嘩している運転手不在で彼に頼らざるを得なかったし、別に俺をクビにするとかそういうことでもなかった。違うという説明もたくさんしてくれたのに、感情が乗ってしまった俺はすげーひどいこともたくさん言った。もうお前なんかどうでもいい、と。統合が失調していたのは、俺の方だった。でも、2年後會田さんはクビになって河野の方からちゃんと謝ってくれた。あの時俺は本当に嬉しかった。俺の情が報われた気がして嬉しかった。ありがとう。</p>
<p>　結果的にあの時喧嘩別れしたおかげで、誰か（CRYAMYとかバンド業界とか？）の為にと言い訳して石左で居続ける身動きの取れなかった俺を河野が殺してくれたんだと思う。袂を分つことになったのは、河野のストレスの限界だったとも思うし、俺のストレスの限界だったとも思うし、河野の優しさだった気もするし、俺たちが本当に見たかった未来をみるためだった気もする。最後は俺の口から絶縁宣言をしたわけだし、俺は結局、今更でも俺の人生を頑張りたくなっただけなんだろう。</p>
<p>　こんな話は誰にだってよくあるみたいで、昔の音楽シーンもそうだったみたいだし、浅草キッドを見て芸人とか俳優とかYouTuberも似たようなものなんだなと通り過ぎた今は思う。</p>
<p>　人生に盤石の安定などなく、無名なら無名なりの闘争が、売れたら売れた先での闘争が、戦わずに石を投げる人たちにはそれはそれで彼らのアンチ活動という闘争がある。本人たちにとってはどれも大事な闘争だ。その中でも特に、河野は闘い続けたと思う。名前の上がった誰よりも闘ったと思う。こいつのせいで俺もいまだに闘争から逃れられないほど、ファンや友人やもっと大事な誰かに誠実でいるために闘った男だ。</p>
<p>　音楽業界は嘘だらけだったけど、CRYAMYだけは誠実でいてくれたし、本当に嫌だったあの時のバンドシーンを本当の意味で本当を突き通して壊してほしいって俺の勝手な願いをちゃんと叶えてくれたと思う。</p>
<p>　石左はもう俺にとって他人だし、あと時の俺たちももうどこにもいない。いつも誰かかしらいた浜焼太郎には別の人たちが座っている。でも浜焼太郎の壁には酔ってつけた傷が残っているし、爪痕が音楽に、インターネットに、各々の曖昧な記憶に残っている。</p>
<p>　最後に、地下室TIMESをやろうと誘ってくれた谷澤、関わってくれた人たち、紹介させていただいたバンドのみなさん、俺のエゴに付き合い続けてくれた読者のみなさん、本当にありがとうございました。</p>
<p>　もう書くことはないと思ったこのサイトで、今までのことをやっと文章にすることができたのは、あの時頭を下げてくれた河野と、あんなにROKI全然好きじゃねーって言ってた俺をバンドに誘ってくれた大樹、勇人、あとこのサイトと石左を捨ててゼロから音楽をやってみることを応援してくれた友人たち、みんなのおかげです。俺より河野の方が有名になっちゃって、CRYAMYのことを話すのはなんか人気に乗っかるキツネのようでずっと書けなかったけれど、みんなのおかげで胸張って今までのことを言うことができました。ありがとう。</p>
<p>　石左の名前を使って音楽やんのは卑怯だと思ってずっと言えなかったけど、俺は今とても楽しくバンドをやっています。こことはまた別のインターネットであーでもないこーでもないと闘っています。ありがたいです。何年も感謝を伝えられずにいて申し訳なかったです。ありがとうございました。</p>
<p>　これでもう言い残したことはない。エレキギターが違法になろうが、タバコの税率が8000%になろうが、河野の声帯が壊死しようが、俺がロボトミー手術しようが、形を変えても闘争を俺たちはやめないと思う。世論と俺たちの各々思う正義が同じになることはない以上死ぬまで闘うんでしょう。</p>
<p>　石左から、現在の俺達に。この記事を花として送ります。CRYAMY日比谷野音開催おめでとう。</p><p>The post <a href="https://basement-times.com/kawano/">CRYAMYが売れたから俺はこのクソサイトを辞められたのかも</a> first appeared on <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a>.</p><p>Copyright &copy; 2026 <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
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		<item>
		<title><![CDATA[GRAPEVINEに愛と敬意を込めて]]></title>
		<link>https://basement-times.com/grapevine-almost-there/</link>
		<comments>https://basement-times.com/grapevine-almost-there/#respond</comments>
		<pubDate>Sat, 30 Dec 2023 20:31:27 +0900</pubDate>
		<lastpubDate> Sat, 30 Dec 2023 21:34:31 +0900</lastpubDate>
		<dc:creator><![CDATA[石左]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>
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		<status>1</status>
		<description><![CDATA[<p>　諦めるの「諦」の字って、もうイヤになって放り出すって意味じゃないらしいですよ。</p>
<p>　元の語源は仏教だかの由来の言葉でモノを見極める、知る、理解する、真理、真実、そんなニュアンスの文字らしいです。意外とポジティブな意味ですね。じゃあなんでギブアップを意味する「諦める」に「諦」の字が入っているのか？それを説明するのにGRAPEVINEというバンドの話を。</p>
<p>　GRAPEVINEとは！去年夏の終わりにフロントマンの田中が文春に不倫報道をすっぱ抜かれたバンドです！そして俺の最も尊敬するミュージシャンであり、最も憧れている人間です。間違いなく人生で一番聴いたバンドでしょう。日本最高峰のロックバンドです。</p>
<p>　</p>
<p>　一部の方、お久しぶりです。久々に好きな音楽のことについて話したくなりまして筆を取りました。ちょっと年を取りましたねお互いに。忙しかったですか？音楽聴いてました？俺は結局めちゃくちゃ音楽聴いてました！</p>
<p>　</p>
<h3>概説、GRAPEVINE</p>
<h3>
<p>　まず、全くGRAPEVINEのことを知らない人たちの為にWikipediaの来歴欄をChatGPTにぶん投げて要約してもらいました。時代はAI。音楽ライターいらず。便利になりましたね。あ、でも別に読まなくてOKです。</p>
<p>1993年、西原誠と西川弘剛によって大阪で結成されたバンド。田中和将と亀井亨が1993年に加入し、その後大阪を拠点に精力的に活動を展開。1997年にミニアルバム『覚醒』でメジャーデビューし、東京に進出。1999年に4thシングル「スロウ」がヒットし、2ndアルバム『Lifetime』はオリコン初登場3位を獲得。2001年、バンドのリーダーである西原誠がジストニア治療のため一時離脱し、バンドはサポートメンバーを迎えてライブを続けた。西原は2002年に復帰したが、ジストニアの再発のため同年内に再び脱退。バンドは以降、5人編成で活動。2006年と2014年を除き、ほぼ毎年アルバムをリリースし、2012年にはメジャーデビュー15周年を迎えた。2014年にはポニーキャニオンを離れ、SPEEDSTAR RECORDSへレーベル移籍し、SPACE SHOWER MUSICとのマネージメント契約も結んだ。この移籍後、バンドはMVでの演技やメディア露出が増加した。</p>
<p>　えーこれを「一応人間」でお馴染み俺、石左が要約します。</p>
<p>結成4年でさっさとメジャー行って、ちゃんとロックバンドやりながら2年でオリコン3位とったけど、商業商売が嫌んなってミスチルコースを蹴り、マジで自分たちの信じるカッコいい音楽を頑張って、マジでかっこいい音楽が好きな奇特な人間の人気だけで飯食ってきた男たちです。友人のバンドマンに「お父さん、突然会社辞めてきて『俺はもう会社嫌になったからビリヤードの棒作って売ることにした』って言い始めてビリヤードの棒売ってるんだけど、お父さん、ビリヤードの棒業界でブイブイ言わせてるっぽい」というヤツがいるんですが、GRAPEVINEの経歴はマジそんぐらいロック。生き方かっこよすぎ。誇り高すぎ。本当に人生に必要なことわかりすぎ。MVの田中エロすぎ。目真っ直ぐすぎ。任侠（おとこ）すぎ。</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/BI_RiSq5wpQ?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>　音楽性的にはデビューから現在にかけて「良いバンド」から「良い音楽」ってな感じで音楽として良い、聴いて耳心地が良い、作品として素晴らしい、そんな感じで年々型にとらわれなくなっていってます。どの時期もスゲー良いですが、</p>
<p>「普段バンドを好きで聴く！」</p>
<p>　という活きの良い人には</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/MuY6m61yshY?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>　初期のGRAPEVINEを</p>
<p>「良い音楽だったらジャンルなんでも好き」</p>
<p>　という僧のような人には</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/GiE9OwNhh3Y?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>　最新作、Almost thereを、是非聴いてみてください。</p>
<p>　</p>
<p>　</p>
<h3>スキャンダル後の最新作</p>
<h3>
<p>　田中が文春にやられたわけですが、あまり騒ぎになりませんでした。エッセイが国語の教科書に載った時は俺達あんなに喜んだのに。</p>
<p>　本人は本当に沈痛なご様子で反省を示していたのですが、人様のご家庭のことに騒ぐようなのはGRAPEVINEのファンにはほぼおらず、なんなら人生の多忙な時期にGRAPEVINEから離れていた人たちにも「あ、好きだったなそういえば」と名前が届き、静かにひそかに注目状態になっていた最新アルバム。マジでものすごいです。音楽関係の人に「聴いた？」ってしばしばいわれる。アルバムがそんなに話題になること本当にない。だって聴かねえもん、人間はアルバムって。アルバムで音楽楽しむみたいな文化、かなり絶滅危惧。雅楽、ホッキョクグマ、ゲートボールです。俺達、ゲートボーラーです。自覚しましょう。</p>
<p>「アルバムがすげえって何がすげえの？」</p>
<p>　バンドの、ミュージシャンの&#8221;その時期&#8221;が切り取られているし、リストでいろんなミュージシャンの曲ごちゃまぜ！よりは統一感がやっぱりあります。マスタリングつって盤全体のバランスを整える調整も入ってますし、トリコのフルコースみたいなもんですね。対してとにかく捕獲レベルが高い食材を集めて食う！みたい楽しさがプレイリストってとこでしょうか。わかったか小松？</p>
<p>　</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/GiE9OwNhh3Y?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>　最新作から、ミュージックビデオ三作目。</p>
<p>「MVなんかご家族連れの川辺バーベキュー会場で演奏でよかろうよ」ぐらいのスタンスの時期もあったんですが、今作は明らかにミュージックビデオを含めて現代の音楽作品！って感じで気合が入っているし、今回MVを出している数も多い。俺はMV見ながら音楽聴くのスゲー好きなので本当にありがたいです。もちろん昔のMVも大好きですけどね。</p>
<p>　</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/chPOJmp1EoM?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>　このアルバムの先頭曲です。彼らのルーツの音楽性に近いオールドのロックを踏襲した曲です。</p>
<p>　良かったら探して歌詞を調べてみてください。どういう歌だとみなさん思います？抽象的で何の話をしているのかよくわからない？じゃあなぜ、当時から歌詞の芸術性を評され、国語教科書にも文章が乗り、名実ともに文才のある人間の詩がこんなに抽象的なんでしょうか。俺は「物事の真理とかって近づけば近づくほど抽象的になるからじゃね？」と、思ってます。「NARUTOのサクラって人気ねーよな」よりは「ジャンプのヒロインって基本人気ない」の方がより広い範囲に言葉が対応するからです。</p>
<p>　主語をわざと避けたり、何かとは明言せず「彼等」と表現したりして、みんなが人生でどこかで直面する感情に当てはまる詞になっているなと思います。そして歌詞の内容はきっと、その感情に対する田中なりのアンサーが込められているなと俺は思います。</p>
<p>　やりたくない音楽やった方が苦労は少ないかもしれないし、言わない方が良いことそれでも曲げたくなくて言って損するとか、基本的に貫くと損なスタンス。そういう姿勢への賛歌なんじゃないかなと。人間最後は愛が勝つぜ的な、もっと言えば「人間は悪いもんじゃない」ぐらいのクソ怪しいテーマに全財産ベットする博打うちの、マジのラブの歌だと思います。超いい曲です。</p>
<p>　</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/yzJ4wqDtztA?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>　プロデュースに「イサオヒート」こと、長年サポートメンバーを務めるほぼメンバーの高野勲氏が参加し、超現代的最先端の音楽性から繰り出される関西弁の最悪飲んだくれ中年の歌なんかもあります。サビ前だけわざとらしいオートチューンがかかったり、サビはクソでか暴力ギター。最高。マジ感謝。関西弁でなんやかキレられてる謎の音声、毎アルバムある怒りの歌なのか。怒りの歌も年を取ってユーモラスに、なんか妙に癖になる謎バランス感覚が冴えまくってます。</p>
<p>　その他にも、昭和～平成初期再評価の流れに「じゃあこれもアリでしょ？」と最近の音楽時世を見極めたシティポップに思わず「ジジイ！！月9（げつく）かよ！？」とファン絶叫のド直球ラブソング。「去年大変だった時の話か！？」と勘繰るような曲。ガチで言っていいのか？という火力で世の中に中指立てている曲。最後の曲はずばり「SEX」今この時期にこれ行ける勇気あんのマジで田中だけ。一曲目で歌ってることをアルバムで実行してるの任侠（おとこ）すぎる。ロックすぎる。心臓が野武士すぎる。ちなみに内容は愛を持って俺達愚かな人間を許してくれている曲です。</p>
<div class="inyoumodoki">斯様に<br />
そう例えばセックス<br />
LGBTQQIAAPPO2Sは<br />
あなたの願いよ届け届け<br />
バカげた世界に光を光を<br />
一緒に</div>
<p>　ガチで深けえ愛の歌です。許してくれています。諦めてくれています。</p>
<p>　</p>
<p>　諦めるの語原は「物事を明らかにする」の「あきらか」から来てるそうです。理解する、わかるってことですね。</p>
<p>　GRAPEVINEの今作は全体的に「自分より強く理不尽な力に逆らう」というロック精神が強いです。でもただ怒るとかではなく、許したりユーモアにしたりしてより正しい姿勢を見せてくれます。愛という言葉がアルバムの最後の一曲の頭に出てくるように、愛で諦めてくれているような優しい姿勢です。人間やら社会やらというやつに理解を示し、諦めているかっこよさ。GRAPEVINEは諦め続けていてかっこいい。ずっとこのスタンスに一番惚れ込んでいます。</p>
<p>　</p>
<p>　前作の「大人なりの新しい人生」みたいな開けた感じはなく、達人の本気のような煮詰まったアルバムになっています。超最先端の傑作です。マジですごいアルバムですよ。紹介させていただけて大満足という感じです。もう一つもっとごく個人的な記事を書きましたがこれでBASEMENT-TIMESは更新を停止します。今後更新は一切いたしません！ありがとうございました！</p><p>The post <a href="https://basement-times.com/grapevine-almost-there/">GRAPEVINEに愛と敬意を込めて</a> first appeared on <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a>.</p><p>Copyright &copy; 2026 <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
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		<item>
		<title><![CDATA[人造の天才「ずっと真夜中でいいのに。」はどうやって世の中を騙し成功したのか]]></title>
		<link>https://basement-times.com/zutto-mayonakade-iinoni/</link>
		<comments>https://basement-times.com/zutto-mayonakade-iinoni/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 24 May 2019 17:35:04 +0900</pubDate>
		<lastpubDate> Fri, 24 May 2019 18:29:15 +0900</lastpubDate>
		<dc:creator><![CDATA[石左]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[邦楽ロック]]></category>
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		<status>1</status>
		<description><![CDATA[<p>　音楽雑誌を見開くと、1ページあたり3回ぐらい&#8221;天才&#8221;という言葉が使われている。誇張じゃなくて本当だ。今や音楽業界において天才はYouTuberになりたい小学生よりも多い。天才の大安売りである。</p>
<p>　インターネットをくるくるやれば再生数8,000、フォロワー340人の天才たちが、バンドという狭い箱の中でひしめき合っている。これだけ天才ばかりの世界は日本の音楽業界と木の葉隠れの里ぐらいなもんである。いよいよチャクラを練るかファンと寝るかぐらいの差異しかない。全員ロックリーみたいな髪型してるしな、顔面はマイトガイのくせによ。何の話だこの記事は？とにかく天才ばっかなんですよ自称他称含めて。</p>
<p>　まだバンドマンに金を貸したことがない、ピュア音楽キッズのみなさんにここでお役立ち情報なんですけども<strong>「音楽業界に突如現れた正体不明の天才」</strong>みたいな肩書、一番信じちゃいけないぜ。バンドマンの「今日のライブの上がりで金返すから2万だけ…」と同じぐらい信用しちゃいけない。音楽業界には天才は突然現れないし、インディーズバンドのライブの上がりは2万もでない。あとバンドマンがいいねしてるモデル崩れは全員バンドマンと繋がってるこれはマジ。俺の言う事だけ信じろ。マジだから。どんなに世の中がお前らを騙しても俺だけは嘘をつかないし俺こと石左は吉沢亮をもうちょっとかっこよくした感じのシュッとしたイケメンです。マジです。</p>
<p>　スマホの見過ぎで脳が萎縮したみなさんにも、泥酔した時の俺ぐらいには判断能力がギリギリあるとおもいますんで、天才呼ばわりされてる全員が全員本当の天才（定義不明だが）とはおもっちゃいないでしょう。が、世の中には人造の天才が多すぎる。造られた天才像というか。カリスマというか。</p>
<p>　その最たる例が最近だとこの</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/GJI4Gv7NbmE?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>「ずっと真夜中でいいのに。」だなと。秒針噛もうとしたら分針とか目にぶっ刺さるだろ。あぶねーからよせよ。</p>
<p><span id="more-29662"></span></p>
<h3>異常なスタートダッシュ</h3>
<p>　たとえばの話なんですけど、俺がマジでみなさんの性癖に直撃するメッチャ良い曲（みなさんにとって）を作ったとします。んで俺本名伊藤っていうんですけど、伊藤の個人ツイッターアカウント（フォロワー30人ぐらい）とかYouTubeチャンネル（おかあさんがチャンネル登録してる）でMV作って宣伝したとします。売れます？</p>
<blockquote><p>2018年6月4日より活動開始。動画投稿サイトYouTubeへユニットの処女作となる「秒針を噛む」のミュージックビデオをアップロード。ボーカロイドクリエイターのぬゆりが作曲（ACAねと共作）・編曲として参加、アニメーターのWabokuが映像を手がけた。全くの新人ながら動画は驚異的な伸びを見せ、およそ1週間で20万再生を記録。リスナーによるファンアート、カバー動画の拡散などでさらなる伸びを見せ、翌年1月時点で1300万回再生を突破した[1]。また、2019年4月17日には2000万回再生を突破した。</p></blockquote>
<p>　<strong>驚異的な伸び、見せます？</strong></p>
<p>　まあ例えが極端すぎるからもうちょっと現実的な例にすると、この秒針を噛むという曲とMVが、仮にあなたの作った作品だったとして、&#8221;驚異的な伸び&#8221;、見せることできそうですか？俺は無理、下準備とか後ろ盾がないと絶対無理。多少広告に金突っ込んだり他のメディアで宣伝したところでここまでの爆発は無理だし、ずっと真夜中はヤバい。太陽光を失った地表は冷え切り草木は枯れ磁場は狂い人々は凍り付いた地上を捨て光のない地下で残り少ない物資を奪い合い不毛な争いをするようになる。ずっと真夜中はヤバい。なんにもよくない。ずっと真夜中はやめろ。秒針は噛むな。見ろ。</p>
<p>　</p>
<h3>計算しつくされたブーム</h3>
<p>　俺は頭の良い人間、実績を叩き出している人間には好き嫌いは置いといて敬意は絶対に持つようにしているんですけども、彼ら「ずっと真夜中でいいのに。」はその類。ちゃんとブームを設計して、計算して、世の中を見事に騙しているなと随所から感じる。頭が良い。いっそ一緒に一族郎党根こそぎ金をむしり取るような宗教とかやりませんか？絶対うまくいく。待ってます。</p>
<p>　まず少なくともこの人たちチームにネット周りが強い人間がいることは間違いなくて、YouTubeのメタタグ<a href="https://basement-times.com/youtube-meta-tag/">（メタタグって？って人はこの記事をどうぞ）</a>のつけかたもそうだし、見間違いじゃなきゃ今見たら前と変わってたし、再生数や人気に応じてちゃんと細かく対応してんなと。</p>
<p>　Twitter上でも、元フォロワーの多いデザイナーを起用したり、各所で力を持ってるアカウントが宣伝してたりで、これに関しては状況証拠なのでなんとも言えないけれども、ちゃんと多くのキッズに届くように効果的に宣伝したなと思います。</p>
<p>　アートワーク自体も、元々覇権を握っていたEveのテイストに意図的に寄せてると俺は思うし、事実ファン層はダダ被りしてる。これを読んでるファンの方、Eve好きでしょう？俺は好きです。</p>
<p>　</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/3iAXclHlTTg?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>　作曲コンセプトもだ。コード進行っていう、なんつったらいいのか、楽曲の雰囲気を決める大枠みたいなもんを、絶対F E Amの進行で作ってるこの人ら。徹底してる。変則系とか挟むけども、軸は執拗にこの進行。</p>
<p>例<br />
<iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/6okxuiiHx2w?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>　おれはこれをずっと椎名林檎進行（椎名林檎が日本に流布したから）と呼んでるんだけど、最近だとあいみょんの愛を伝えたいだとかとか、シャルルとかメーベルだとか、Eveの曲だとか、とにかく使われまくっている。世間に「このコード進行、無敵じゃね？」ってバレ始めたらしい。人々の言う「エモい」の正体は、ただのE7。虫の走光性と大差ない。</p>
<p>まあ、これ構造知らない人からすると無意識に「めちゃ良い曲やんけ」ってなっちゃうわけで、料理でいうウェイパーみたいなもんですね。実際俺もめっちゃ好き。この進行以外で曲作りたくないぐらい好きだし「良い曲やん」つってよくよくコード進行とってみるとこの進行のことがまあまあある。かなり、ある。</p>
<p>　めちゃめちゃ悪い言い方をするなら、楽曲のリードフレーズとかドラム自体もボカロ・歌い手方面の中学生が好きな、細かい刻みのフレーズが多い。俺はこれを「ニコ動イントロ」って呼んでるんだけども、ニコ動イントロ＋椎名林檎進行＋ツイッターの暴力＝売れる。っていう単純だけど確実な方程式に則って徹底した結果がこの成功です。</p>
<p>俺は軽々しく言ってるけど実際この精度でやるのはかなり困難。マジで尊敬する。難癖つけてはいるが、メロディは美しいし構成もいい。編曲家の奴、ヤバいぜ。</p>
<p>ここまでつらつら「そんなやり方卑怯だ騙し討ちだ」と叫んできたけども、商品としての完成度は本当に高いし、こんなもん聴かされた中高生はそら打ちのめされるだろうなと。</p>
<p>伝わらない例えだと思うけど、トヨタ車みたいな音楽だ。音楽的に新しいとか、なにか表現したいことがあるんだろうとか、そういう気配はないけれど、客が満足することに徹底的に重点を置いて商品として創作を徹底しているし、クオリティは文句のつけどころもない。最近の音源なんかは特に。</p>
<p>世の中は、天才に飢えすぎている。冒頭でナルトの話したけども、あれは読んでる側が天才を求めすぎた結果だとおもうし、嘘でも本当でも天才にすがりたいのが消費者なんだろう。</p>
<p>この人たちに天才なんて言うのは失礼だと俺は思いますよ。天に恵まれたものとか時の運で掴んだ成功じゃなくて、頭を使って考えて努力して自分の考えに人生を賭けられる勇気があったから、こその成功なわけだし、露骨に金でプッシュされたアーティストよりよっぽどかっこいい。</p>
<p>まんまと騙された人も騙されたついでにこれを機にいろんな音楽を聴いてほしいです。ずっと真夜中でいいのに。みたいな、音楽を聴く入り口になるようなアーティストの存在は、音楽全体にとってプラスだ。ありがたい話よ。</p>
<p>ずっと真夜中でいいのに。の成功の構造概要、納得していただけましたでしょうか。</p>
<p>それでは。</p><p>The post <a href="https://basement-times.com/zutto-mayonakade-iinoni/">人造の天才「ずっと真夜中でいいのに。」はどうやって世の中を騙し成功したのか</a> first appeared on <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a>.</p><p>Copyright &copy; 2026 <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
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		<item>
		<title><![CDATA[最近の「音楽好きなのにレコード持ってないの？」って風潮に異議を唱えたい]]></title>
		<link>https://basement-times.com/vinal/</link>
		<comments>https://basement-times.com/vinal/#respond</comments>
		<pubDate>Sun, 12 May 2019 18:35:44 +0900</pubDate>
		<lastpubDate> Sun, 12 May 2019 18:35:44 +0900</lastpubDate>
		<dc:creator><![CDATA[谷澤 千尋]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[記事]]></category>
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		<status>1</status>
		<description><![CDATA[<p>　こんにちは。「音楽好きなのにレコード持ってないの？」という圧に負けてレコードを買ってしまったクソ雑魚です。</p>
<p><img loading="lazy" src="https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-1.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="" width="640" height="480" class="alignleft size-large wp-image-29599" srcset="https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-1.jpg?resize=1024%2C768&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-1.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-1.jpg?resize=768%2C576&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-1.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w, https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-1.jpg?w=1920&amp;ssl=1 1920w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" data-recalc-dims="1" /></p>
<p>　DJユースの名機、日本が誇るTechnicsのSL1200mk5を買ってしまった。どうだ！カッコいいだろうー</p>
<p>　とまあ公衆の面前で自慢するのはここまでにしておきまして、昨今のレコードブームと何故かオシャレアイテム的な扱いの風潮、CDよりも音が良くて暖みがあるとの評判。それらに惹かれて買ってしまったのは間違いないのだが、あまりにもべた褒めされていると疑りをいれたくなるのが人の性。</p>
<p>　音質が良いとか言うけど、大枚はたいて買ってしまった手前、みんな引っ込みがつかなくなってるだけじゃないのか。２時間並んで食ったラーメンがマズかったとしても、なんか認められないあの現象と同じことが起きてるだけじゃないのかと思うワケです。</p>
<p>　ということで今回はレコードの良いところ悪いところ、ホントに音は良いのか？とホントに買う価値はあるのかとか、そういう話をしていこうと思います。</p>
<p><span id="more-29572"></span></p>
<h3>こりゃ絶滅寸前まで行くわけだ</h3>
<p>　買う前からある程度予想はついていたが、買ってみると身に染みてよくわかった。レコードは欠点だらけだし、マジで時代に合ってなさすぎる。初代モンハンと同じくらい色々不便。実際に触ってみるとCDにシェアを取られまくり絶滅寸前まで追い込まれた理由がよくわかる。</p>
<p>　ザックリ言えば「高い・デカい・手間が掛かる」の三重苦。負の吉野家。ただ音楽を聴くだけなのにコストが掛かり過ぎる。ということでまずはレコードのダメなところの話をしていこう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>クソ高い</h4>
<p>　クソ高いなんて書くと老害が「それが本来の音楽の価値じゃ」とかほざきだしそうだが、正直言ってアップルミュージック、スポッティファイなどの配信で月1000円聴き放題に慣れてしまった我々にはクソ高い。</p>
<p>　レコード盤が1枚1000円～5000円、レコードプレーヤーが安くて1万～、持ってなければスピーカー＋アンプで２万～、さらにこれに加えて針やカートリッジ、後はフォノイコライザーやケーブル類まで含めると相当な金が掛かる。</p>
<p>　最低限のものだけ揃えたとしても２，３万は余裕で掛かる。Nintendo Switchが買えてしまう。スイッチなら家でも外でも遊べるし友達と一緒にワイワイ出来るのに対して、レコードの方はただ音楽が流れるだけ。20年前のガラケーですらオマケくらいで搭載していた機能しかできない。流石にこれはクソ高いと言わざるを得ないだろう。</p>
<p>　因みにCDはデジタルなので、安物の機材で揃えたところでよっぽど問題ないが、レコードはゴリゴリのアナログの物質主義なので積んだお金がダイレクトに質に影響してくる。安物を買うと壊れたりピッチがおかしかったり音が悪かったりとかも少なくないようだ。僕の知り合いは安物ばかり買うせいで始めたばかりなのにもう３代目のプレーヤーを買おうとしてる。南無阿弥陀仏。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>クソデカい</h4>
<p>　とにかくデカい。</p>
<p><img loading="lazy" src="https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-2.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="" width="640" height="480" class="alignleft size-large wp-image-29597" srcset="https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-2.jpg?resize=1024%2C768&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-2.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-2.jpg?resize=768%2C576&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-2.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w, https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-2.jpg?w=1920&amp;ssl=1 1920w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" data-recalc-dims="1" /></p>
<p><img loading="lazy" src="https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-3.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="" width="640" height="480" class="alignleft size-large wp-image-29598" srcset="https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-3.jpg?resize=1024%2C768&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-3.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-3.jpg?resize=768%2C576&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-3.jpg?w=1280&amp;ssl=1 1280w, https://i0.wp.com/basement-times.com/wp-content/uploads/2019/05/vinalman-3.jpg?w=1920&amp;ssl=1 1920w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" data-recalc-dims="1" /></p>
<p>　比較のためにCDを置いたが、伝わるだろうかこのデカさ。ちなみに実際見ると写真でみるよりもさらにデカく見える。</p>
<p>　レコードの盤の方はデカくても飾っといたりできるのでまだ良いが、問題はプレーヤーの方。高さこそないものの電子レンジくらいの大きさがあるし上に物は置けないし、賃貸住みの人間にとってはシャレにならないくらいスペースを圧迫しやがる。</p>
<p>　家の大きさも財布の中身もコンパクト化している今の若者にとっては結構致命的なデカさである。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h4>手間が掛かる</h4>
<p>　スマホで音楽を聴く際は、鼻ほじりながら数タップするだけで流れるが、レコードはそういうわけにもいかない。</p>
<p>　毎回聴くたびに軽く掃除して優しく針を乗せて再生が終わったらイチイチ裏返して、とまあめちゃくちゃ大変というワケでないが地味に手間がかかる。名古屋市のごみの分別と同じくらい面倒くさい。</p>
<p>　この世には手間が掛かるからこそカワイイじゃんというドMも少なからずいるが、しなくていい苦労を買うほど暇じゃないしな。毎日する作業はできるだけ楽な方が良いに決まっている。そういうヤツは一度20年落ちのアルファロメオでも買って、無事に死亡してほしいなと思う。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>レコードの良いところ…？</h3>
<p>　ということでレコードのダメなところの次は、レコードの良いところを…と言いたいのだが、正直なところ良いところなんて音質くらいしかないし、音質に関してもCDの上位互換ってわけでもない。CDより良いところもあるし、悪いところもあるという感じ。割と好みの部分ではある。</p>
<p>　音質以外の部分は、まあせいぜい「自分が持ってる」感が強いことだろうか。所有感というか。</p>
<p>　単純にCDよりもデカいので、それだけで満足感が大きいし、あとCDは一度パソコンに取り込んでしまえば本体は必要なくなるが、レコードの場合は聴くたびに必ずレコードが必要になるところもポイント。</p>
<p>　レコードを聴こうと思うと必ず盤が必要になるので、自分が持ってる感がCDとは段違いなのである。アルバム一枚一枚への思い入れも全く変わってくる。</p>
<p>　特にお気に入りの一枚をレコードで手に入れた時の満足感は、レコードならではのものじゃないだろうか。数少ない長所の一つだが、これに関しては明らかにCDに勝っていると思った。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>レコードの音質</h3>
<p>　ということでいよいよ本題に入りたいと思う。音質に関して。</p>
<p>　先ほども書いたが音質が良いと言われているが、CDの上位互換というワケでは全くない。というか音のクリアさや正確さのような部分は割りと負けてる。よく言えばナチュラルな音だが、悪く言うとローファイな音といった感じだ。</p>
<p>　だがその分レコードの音にはCDにはない、何とも言えない生々しさと妙な説得力がある。これはもう言葉で説明するよりも実際に聴いてもらうしかない部分だと思うが、どことなく生演奏っぽいというか。</p>
<p>　ライブをレストランで食う出来立ての料理だとして、CD、MP3を冷凍食品だとすると、レコードはその中間のテイクアウトといった感じ。マスタリングの違いもあると思うが、CDよりも空間に馴染むし、ホントにこの場にいる感がする。この妙な説得力はレコードならではのものだろう。</p>
<p>　残念な部分としてはレコード特有のプチプチといったノイズも乗ることだろうか。アレも味と言えば味なんだけど、ずっとなり続けたりすると結構ムカついてくるしな。最初のうちはプチプチ言ってても物珍しさで「レコードっぽい！すげー！」となっていたが、慣れてくると若干ウザい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>レコードはCDよりもほんのちょっと良い代わりに膨大なめんどくささと金が掛かる、コスパ極悪の趣味</h3>
<p>　買うか買わないべきかというと正直微妙なライン。というかレコードを買ったおかげで、普段のApple Musicのラクさと有難みが身に染みたし、レコードが廃れた理由が良く分かった。</p>
<p>　流行ってるからとか、オシャレだからといって手を出すにはヤバすぎる趣味だと思う。ハンドドリッパーとか鉄製のフライパンとかメイソンジャーとかがホコリまみれで家にあるようなやつには絶対続かない趣味だ。</p>
<p>　確かにレコードにしかない魅力はある。大好きな一枚をレコードで持っておく満足感は割とマジで他には代えがたいし、親父からもらった古いレコードを鳴らした時には何とも言えない感動があった。音楽が好きなら是非一度体験しておく価値はあると思う。</p>
<p>　あと所有感が凄いという話の延長だが、レコードはプレゼントにも割と最適かと思う。形に残るしもらうと割と本気で嬉しい。</p>
<p>　だがその魅力と「高い・デカい・手間が掛かる」の三重苦を天秤にかけると結構微妙なところなのだ。繰り返しになるが、レコードはCDよりも<strong>ほんのちょっとだけ良い</strong>だけだし、音楽が聴ける以上のことは何もできない。正直コスパは極悪だ。リスクとリターン、ギブとテイクが完全に釣り合っていない。</p>
<p>　是非一度は体験してほしいと思うが、学生とか金がないバンドマンとかが無理して買う必要性は全くないと思う。レコードを買うよりも、そのお金でライブにいったりもっと沢山の音楽を聴いた方が100倍良い。</p>
<p>　社会人になって金が余り始めたら是非足を踏み入れて欲しいなと思います。</p>
<p>　ということで今回はこのあたりで！</p><p>The post <a href="https://basement-times.com/vinal/">最近の「音楽好きなのにレコード持ってないの？」って風潮に異議を唱えたい</a> first appeared on <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a>.</p><p>Copyright &copy; 2026 <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
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		<item>
		<title><![CDATA[カネコアヤノは俺にすら寄り添ってくれる。]]></title>
		<link>https://basement-times.com/kaneko-ayano/</link>
		<comments>https://basement-times.com/kaneko-ayano/#respond</comments>
		<pubDate>Wed, 24 Apr 2019 20:58:38 +0900</pubDate>
		<lastpubDate> Wed, 24 Apr 2019 20:58:38 +0900</lastpubDate>
		<dc:creator><![CDATA[道脇]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[記事]]></category>
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		<status>1</status>
		<description><![CDATA[<p>急に泣きたくなる時って人生で幾度となく訪れる。さぁ、炒飯をたくさん作ってお腹いっぱいの状態でたくさん寝てやるからな！と決意表明をした5分後にガス停められたり、基本的に俺は自分の情けなさに呆れて泣きそうになる。まぁ産声以来泣いた事ないけど俺は。</p>
<p>人の優しさなのかはわからないけれど俺はカネコアヤノを聴いてるとたまにわけもなく泣きたくなる時がある。カネコアヤノは人を選んでない。きっと俺へも歌ってくれている。という事にした。何で良いのかわからない。けれどめちゃくちゃいいんだよ。</p>
<p><span id="more-29579"></span></p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/_qDgLENi2dA?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>&#8220;お腹が痛くなったら、手当てをしてあげる&#8221;</p>
<p>電車やらでお腹痛くなる時って世界で一番身近な絶望かつ神に祈る瞬間だと思ってる。そんな時に手当てをしてくれる人間を優しいと言わずして何と呼ぶ？</p>
<p>ギター1本で歌い上げるこの曲が俺は特にお気に入りで、人に優しくなれそうになる。等身大で、健気で、嘘が無い。この冷凍都市日本で生まれ育った俺たちが生活をする上で灰汁と全く同じタイミングで出てくる不安や悩みを解決してくれる事はないけれどそれに寄り添って支えてくれる優しさや安心がこの人の歌にはある。</p>
<p>　</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/In0-aCxvlkk?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>&#8220;代官山 青山 表参道 銀座 六本木<br />
が似合う大人になりたい<br />
なりたくない<br />
わりと、どっちでもいいや<br />
まだまだ先がみえない&#8221;</p>
<p>　俺は東京でひいひい言いながら行政や周りの人間に迷惑をかけながら生きているけど、活動範囲は専ら中央線。中央線で酒を飲み映画を観て麻雀を打って井の頭公園でまた酒を飲んだ。そういうわけで港区を代表する上記のようなエリアにはほとんど足を踏み入れたことが無い。港区の奴らってチリ産ワインが安いのは現地の人が搾取されているからとかほざきながら大きい皿に乗ってる小さい肉喰いそうだよな、なんて適当な偏見した持ち合わせていない。けれどあぁいった地価が高いエリアはハイセンスで煌びやかで憧れてしまうのはわかる。青山にある魔法障壁なようなガラスで覆われたプラダの横を歩くジジィはスタンド使いのような格好をしていてとても強そうだ。六本木にいる犬に服を着せて連れ歩くババァは何だかスカして見えるけど現代社会の勝者であるように思える。服を着た小型犬。勝利のアイコンだと思う。犬に服を着せるのは好きにすればいいけど、寒さに弱い犬種なの！って反論だけは頂けないな。じゃあこの国に連れて来てはダメだよね。</p>
<p> 何の話してるの？</p>
<p>　</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/W8wzHOVnU3E?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>　カネコアヤノの歌は&#8221;今&#8221;を歌ってる。それは&#8221;現在&#8221;でもいいし&#8221;NOW&#8221;でもいいし、&#8221;刹那&#8221;でもいい。何言ってるかわかる？俺はわからない。評論家ってすげぇよな。マジでお前さっきから何言ってんのかわからないんですけど笑って時が沢山ある。俺が馬鹿なのが悪い。でも日々の生活は変わっていくし、今は楽しいかもしれないけれどこれからはそうなるかはわからない。そんな危うさを楽曲から感じる。わかるだろ。</p>
<p>　</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/Kf5tQKM9qvk?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>　下北沢の小さなライブハウスで大きな声で楽しそうに揺れながら歌うカネコアヤノを観た。俺は今までアコースティックギターを抱えて歌う女性の音楽を好きになる事はほとんどなかった。その反動かはわからないけど生で観て以来とっても好きな音楽になりました。別に新しい音楽とは思わない。本人も思っていないだろう。2019年に鳴る音楽ではないかもしれない。評論家の人達からもカタカナと画数の多い言葉を使ってたくさん褒められてるわけでもないように思える。でもなぜか感じる圧倒的なオリジナリティ！なんで？ 俺はこの人間の生活に寄り添ってくれるような音楽が好きだ。そしてみんなにも好きになって欲しい。何の予定もない晴れた日にカネコアヤノを聴きながら散歩をして欲しい。</p><p>The post <a href="https://basement-times.com/kaneko-ayano/">カネコアヤノは俺にすら寄り添ってくれる。</a> first appeared on <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a>.</p><p>Copyright &copy; 2026 <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
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		<title><![CDATA[みんな、これから知らん音楽の話してくる奴いたら絶対に逆ギレしよう。負けんじゃねえよ。]]></title>
		<link>https://basement-times.com/shiran-music/</link>
		<comments>https://basement-times.com/shiran-music/#respond</comments>
		<pubDate>Tue, 23 Apr 2019 20:36:41 +0900</pubDate>
		<lastpubDate> Tue, 23 Apr 2019 20:44:45 +0900</lastpubDate>
		<dc:creator><![CDATA[石左]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[記事]]></category>
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		<status>1</status>
		<description><![CDATA[<p>　こんにちは典型的な日本人のみなさん。苦笑い、今日もしてますでしょうか。</p>
<p>　自分は人の顔色なんか全部いっしょにみえてしまうので、失礼があってはいけない… と知らん人と話してる間ずーっと苦笑いしてるんですけどそれを良いことにずっと自分のペースのトークで俺たちを振り回してくる奴いないですか。ほらB型の奴とか「ひょっとしてB型？」とかよく人に言われる奴、気を付けろや。あれ褒められてねーから。<br />
「え、O型なんだけどよく言われるわ笑」<br />
じゃねえんだよ。自己中心の半サイコ野郎をオブラートに包むとそういう味になるだけだから。ゴリラ全員B型だから。遠まわしに「コミュ力、ゴリラですか？」って訊いてるんだからなこっちはよ。</p>
<p>「B型ですか？」なんてのは俺たちができる唯一の、ささやかな抵抗であって、実際のシーンでは延々とそいつのペースで知らん話をされて苦笑いし続けるんですけど、こんなのは自分も苦しいばかりか相手にも失礼なんじゃないかと最近思い始めたんですよ。やめようもう。鼻毛が出てる奴を野放しにするのが優しさだとは思わない俺は。社会は俺たちのお母さんじゃない。一歩外に出れば他人なんかわざわざ誰も注意はしてくれないんですよ。欠点は野放しにされ、周囲に内心で蔑まれるだけなんですよ。寂しい。最寄りのコンビニの店員に「ボーボボ今日も鼻毛真拳撃ってたよ笑」ってバックヤードで言われるだけ。でもそんなのは寂しいじゃないですか。</p>
<p>　だから俺は、俺だけはちゃんとみなさんに言ってやろうと思うんです。</p>
<p>「そんなバンド知ってるわけねえだろ、鼻毛出てるぞ」</p>
<p>　と。</p>
<p><span id="more-29559"></span></p>
<p>　本題なんですけど、いや急に「こんぐらいは知ってて当然」みたいなトーンでマイナーな音楽の話大声で始めるやついるじゃないですか。まあ俺なんですけど。そういう奴にはきちんと「知らねえよ」「通夜の最中だぞ」「鼻毛しまえ」と間違ってる点を指摘したほうがいいです。ちなみにこれらは、ギリ伝わると思って祖母の出棺中に「水中、それは苦しいのミュージックビデオみたいになっとるな」と口走った俺が親族に注意された実例です。親族でよかった。外だったら「あ、名前は知ってる…」と苦笑いされるばかりか鼻毛も出たまんまだった。</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/zCu2uSOqUrA?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>　</p>
<p>　人間は、特に日本人は、まったく知りもしないし世に広く知られていないものでも「当然このぐらいは知ってるよね」みたいなトーンで話を進められると、気圧されて知らない自分が恥ずかしい申し訳ないみたいな様子になってしまう。人に嫌われることを恐れすぎている。俺たち敗戦国は。GHQに心の強さまで規制されてしまった。</p>
<p>　俺も人の子、気持ちはよくわかるし、人生の様々なシーンでそういう人々の苦笑いを見かけてきた。でももうやめにしませんか？ と。アメリカ人がそんな弱気なコミュニケーションしますか？しなさそうですよねヤツら。アメリカ人の知り合いそんなにおらんから知らないですけどたぶんしない。俺たちも心の中にアメリカ人を飼う時が来た。それが今。今飼ってください。名前も決めろ。</p>
<p>　これからはどんなに同調圧力を帯びたトーンで知らないことを言われても、胸のアメリカ人に「What?」と言わせろ。keep your self。想像するアメリカ人はできるだけ筋肉があってステーキ毎日食ってるようなやつがいいです。素でちょっと日本人バカにしてる感じのヤツ。一瞬でいいからそれになれ。「知らない」と、言うんだ。</p>
<p>　</p>
<h3>知らない話、つらすぎる</h3>
<p>　小見出しにするほどのことじゃないんですけど、知らない話をうんうん聞いてるの本当にツラいんですよ俺は。</p>
<p>　その知らん話する人に悪気がある場合もない場合もあるけれどどちらにせよ、その話、知らんわけで。しかも知らん話を「お前も知ってるよな」っていうテンションで話されるとき、その不快指数は湿度100%の部屋で和紙で千羽鶴を折るのに匹敵すると言われてるとか。本当に苦しい。</p>
<p>　相手に悪気がない場合は、相手もかわいそうでしょう。ピエロですよ。向こうだけ「盛り上がってる！楽しい！」ってなってるわけですからね。自分が嫌われたくないからって人をピエロにしちゃいけない。自らの心の弱さが自分ばかりか他人を愚弄していいわけがない。</p>
<p>　知らないなら苦笑いしてないでちゃんと「知らない」と言えば、説明してくれるし知らない人に合わせたトーンで話してくれるはず。それを「知らない」と言えないとその日ずっと心に「なんであそこで見栄を張ってしまったんだ…」と胸につかえて家への帰り道が自己嫌悪で足取り重くなる。俺はなる。心のアメリカ人も呆れ顔にもなりますわな。</p>
<p>　ちゃんと「知らない」と言える勇気さえあれば、そんなことにはならないのです。ちょっと自分を強く持つだけ。知らない話を「ああ、なんとなくわかってますよ」みたいな顔して乗り切るより全然簡単。</p>
<p>　</p>
<p>　逆になんですけど、世の中には最悪なヤローも一定数いて、別に自分がその曲作ったわけでもなしに音楽で偉そうにしたいヤツがいるわけですよ。想像しただけでウゼー。鼓膜ビリビリになる呪いとかかからんかな。</p>
<p>　人間なんて自分が詳しいこと以外知らないんだから無知はなんにも悪いことじゃないのに、それを弱気なシャイボーイたちの罪悪感に付け込んで優位に立とうとする浅ましさ、許せん。</p>
<p>　そういう手合いに知らん音楽の話をされたら</p>
<p>「Vulfpeck？あーAngeberの元メンがやってるやつでしょ？」</p>
<p>とか言っておけば</p>
<p>『Angeberきいたことあるわ、そうなんだ』</p>
<p>　みたいなこと言ってくるので</p>
<p>「そんなバンドいねーよシャバゾウが。ちなみにAngeberはドイツ語で見栄っ張りって意味な。お前の事だよマウント猿が」</p>
<p>　つって死なせましょう。そいつの悪い部分を死なせましょう。あなたが殺すことで、これからそいつと話すハメになるやつらやそいつ自身を救うことになる。しっかり葬れ。</p>
<p>　</p>
<p>　せっかくお互いに好きな音楽があるならせめて楽しく話題にしたいもんですね。そのために、誠実に会話に臨む勇気を持ってくれればなと。</p>
<p>　それでは。</p>
<p>　</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/ayq8rXnVE6U?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p><p>The post <a href="https://basement-times.com/shiran-music/">みんな、これから知らん音楽の話してくる奴いたら絶対に逆ギレしよう。負けんじゃねえよ。</a> first appeared on <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a>.</p><p>Copyright &copy; 2026 <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
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		<item>
		<title><![CDATA[NUMBER GIRL実は3曲くらいしか知らなくてとりあえず祝福した君達へ……。]]></title>
		<link>https://basement-times.com/number-girl-shiran-yatsu/</link>
		<comments>https://basement-times.com/number-girl-shiran-yatsu/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 19 Apr 2019 18:37:28 +0900</pubDate>
		<lastpubDate> Fri, 19 Apr 2019 18:37:47 +0900</lastpubDate>
		<dc:creator><![CDATA[道脇]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[記事]]></category>
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		<status>1</status>
		<description><![CDATA[<p>　俺個人の感覚で言えば、初めて聴いた時に大して気に入らなかった音楽は後になって自分の中で大きな位置を占めている事が少なからずあるように思う。Radiohead、andymori,ハヌマーン、そしてNUMBER GIRLも。初めて彼等の音楽を目にしたのは多分中学生の頃だったと思う、スペースシャワーTVで放送されていた「復活してほしいバンドTOP20」的な名前のコーナーだった。その2位(1位はELLEGARDEN、じゃあ今の1位って何？)の発表でNUMBER GIRLの透明少女のPVが流れる。</p>
<p>　</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/WUYACnZNkvM?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>　カッコいいバンド名だな、という印象以外は特になかった。</p>
<p>　俺は実家に住んでいた頃に兄や弟のCDを部屋から盗み出して勝手に聴く、という悪癖があったのでその日もいつも通りに弟の部屋から知らないCDを盗んだ。その中にはNUMBER GIRLのベスト盤があり、その日から俺はNUMBER GIRL原理主義者。思春期真っ最中の俺はまさかアジカンよりカッコいいバンドが日本にあるとは思っていなかった。</p>
<p>　</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/s4TKmWtSFZ8?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>メジャー1stアルバムから。</p>
<p>　17歳の頃、特に気に入っていて繰り返し聴いていた。タイトルとは違い俺は三島由紀夫に「童貞は何をやってもダメ」と言われて書籍を壁に叩きつけて「苦しみながら死ね！」となどと言いながら彼の事調べて猛省していたりしていたが、今聴いても情緒的な気分にさせてくれる。NUMBER GIRL再結成。何が1番驚いたってNUMBER GIRL好きな奴らこの国にこんなに居たのかよ、という事。俺が通ってた高校にNUMBER GIRLが好きな奴らは本当に1人もいなかった。軽音楽部に溢れんばかりの期待を片手に入部し女子部員から言われた「道脇くん、シドって知ってる？シドやらない？」もちろん知らなかったけれどとりあえず聴いてみる事にした。いやむっず笑。弾けるかこんなもん！嘘じゃん弾けたら。茜色の空を観る前に俺の軽音楽部生活は終わり告げた。</p>
<p>　俺だけ。俺だけなんだよこういうの聴いてんのはよ。弟の部屋から盗んだ癖にそうやってプライドを保っていました。</p>
<p>　</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/JhIjb98dD1A?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>　メジャー2ndアルバムから。</p>
<p>　思春期の鬱屈とした退屈で退屈でとにかく退屈な教室は野球部の笑い声がいちいち癪に触るし、クラスでお前最早憎まれてるだろ、女子にキモいメール送った？と言えるくらいのイジられキャラがしょうもないイジりを受けてるを見るのも不愉快だった。携帯を没収されるのが嫌で教師と格闘してる馬鹿女を見るのだけはちょっとおもしろかったけれど。</p>
<p>　授業中に触ってんのバレたんだから取られるだろそりゃ。「嫌だ！」の一言だけで闘う奴はなかなか天晴れと言わざるを得ない。この地獄にいる愉快な仲間の一員として俺の出来ることは遮音性抜群のイヤホンでNUMBER GIRLを聴く事とガキ使のフリートークを見る事だけでした。この曲を聴いてる間は全部どうでも良くなりますよ。</p>
<p>　</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/5kUgJMU4gfQ?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>　メジャー3rdアルバムから。</p>
<p>　NUMBER GIRLよりカッコイイ、と自信持って言えるバンドが俺の中には無くて。そう思ってる奴等はたくさんいるんだろうけどもっと増えて欲しいなと思いドンドン勧めて行くぜ。</p>
<p>　今聴いても色褪せない、って文句をたまに目にするけれど、それはThe Beatlesに対しても思うし良い音楽っていうのは永遠に残り続けるんじゃねぇのか、って思う。NUMBER GIRLで俺が1番好きな所はやっぱり向井のシャウトになる。このシャウトが唯一無二の音を盤石にしている。</p>
<p>　</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/-TTN3TeKqGg?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>　代表的な曲が1番好き、ってもうNUMBER GIRLと後はジャミロクワイくらいだと思う。おれはききOMOIDE IN MY HEADができるくらいこの曲が好きなんだけど、上記のOMOIDE IN MY HEADが断トツで好きで今までの人生で1番観たYouTubeの動画であることはもう間違いない。</p>
<p>　夏にNUMBER GIRLが復活する。今でも疑ってるし俺が日比谷野音に行けることも疑っている。どいつもこいつもこのバンドはLiveバンドだって言いやがる。知った時には解散してんだから観れるわけねぇだろボケがよ、といつも舌打ちしたい気分だったがこの夏観れちゃいます。友達くらいなら殺してでも行っちゃいます。</p>
<p>　NUMBER GIRLを詳しく知らない人達が俺と同じ原理派になってくれたら嬉しく思います。</p>
<p>　向井の俺抑えのコードを&#8221;ひとり暮らし感&#8221;って呼ぶのいいよな。</p><p>The post <a href="https://basement-times.com/number-girl-shiran-yatsu/">NUMBER GIRL実は3曲くらいしか知らなくてとりあえず祝福した君達へ……。</a> first appeared on <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a>.</p><p>Copyright &copy; 2026 <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
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		<title><![CDATA[Suchmosの新アルバム&quot;ANYMAL&quot;がサイケデリックロック過ぎてファンが悲鳴を上げている]]></title>
		<link>https://basement-times.com/suchmos-anymal/</link>
		<comments>https://basement-times.com/suchmos-anymal/#respond</comments>
		<pubDate>Mon, 01 Apr 2019 17:39:42 +0900</pubDate>
		<lastpubDate> Mon, 01 Apr 2019 17:39:42 +0900</lastpubDate>
		<dc:creator><![CDATA[谷澤 千尋]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[記事]]></category>
		<category><![CDATA[邦楽ロック]]></category>
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		<status>1</status>
		<description><![CDATA[<p>　聴こえる！聴こえるぞ！サチモスの新譜を聴いて悲鳴を上げているTHE KIDSたちの叫びが…！</p>
<p>　Suchmosの新譜が大変なことになってると話題ですね。まだ聞いてない人は</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/piczssa7wlA?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe><br />
Suchmos &#8211; In The Zoo</p>
<p>　この曲を聴いてもらえればバッチリです。アルバムは12曲入ってるけど11曲はこんな感じ。一曲だけ申し訳程度にオシャレなR&#038;Bテイストの曲が入ってるけど、後は全部ドサイケ。</p>
<p>　ちなみにコメント欄を見てもらえればSTAY TUNEで目覚めたファンたちの阿鼻叫喚が見られます。みんな「周りに流されずに自分たちのやりたいことをやってるから！」と必死に言い聞かせてるけど、こんな”可愛かった女子大生がアメリカに留学に行って渡辺直美みたいになって帰ってきた”みたいな変わり様に動揺が隠しきれないのがにじみ出ていて面白いです。</p>
<p>　聴いていただいたとおりブラックミュージックのブの字は当然のようにないし、全然オシャレじゃないし、おまけにポップさも全くない。というか思いっきりサイケデリックロックになっております。圧倒的な60年代の香り。ベトナム戦争の真っ只中、ヒッピー文化とドラッグとインドの匂い、あの空気感がそこにはある。</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/IWQFZ7Lx-rg?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe></p>
<p>　こちらはサイケデリックロックで最も有名なバンドの一つ、グレイトフルデッド。黙って聴かせれたらサチモスと違いがわからないだろう。国民的オシャレバンドが急にグレイトフルデッドになったらそりゃファンは混乱するよな。</p>
<p>　しかし何故こうなった。マリファナに命でも救われたりしたのか？女子高生、女子大生なら付き合ったカレシの影響で～とかで音楽の趣味が変わるのは、まあわかる。だが二十歳を過ぎた男に音楽趣味の変化が訪れるのは非常に稀だ。</p>
<p>　というかよく一人もメンバー脱退しなかったな。６人もいるしここまで急激に音楽性の変化があると一人くらいついてこれないヤツがいてもおかしくないのに。やっぱりバンド関係なしに普段から仲が良いのか？</p>
<p>　<span id="more-29501"></span></p>
<h3>確かに予兆はあったけど</h3>
<p>　今思えば伏線は沢山あった。</p>
<p>　例えば自主レーベルとか。発表当時は後輩バンドとかをレーベルで囲うつもりなのかと思ってたけど全然見当はずれだったみたいで、マジで自分たちのやりたいことをやるためにレーベルを立ち上げたってことみたいだだ。このアルバムは自主じゃなかったら絶対に出せなかった。</p>
<p>　ちなみに『レーベル名は「First Choice Last Stance」の頭文字を繋げたもので、「この先何があろうとも、オレたちは最初の頃から何も変わらないSuchmosであり続ける」という決意が込められている。』らしいが…。まあいいや。</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/zOZOCpSCdf4?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe><br />
Suchmos &#8211; VOLT-AGE</p>
<p>　こちらが世間がサチモスに「おや？」と思い始めた一曲。ワールドカップの曲なのにめちゃくちゃノリづらく盛り上がらない曲ということで、人質でも取られてるんじゃないかと話題になった。</p>
<p>　当時は「オシャレが過ぎた結果サイケっぽくなった」のだと思っていたが、これもミスリーディン。これも今回のアルバムに繋がる一つのピースだったわけだ。</p>
<p>　他にも前回のミニアルバムにもサイケっぽい曲があったし、今年初めのシングルカットも思いっきりサイケだった。</p>
<p>　とまあ今思えば以前からサインは沢山出ていたのである。確かにかなり極端ではあるが、ちゃんと段階を踏んでのリリースだといえる。</p>
<p>　というかむしろリスナーのほうで「こうあって欲しい」という気持ちが先行した結果、サインが出ていても無視していたというか「今回はたまたま」くらいに思い込んでいたのではないだろうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>完成度はめちゃくちゃ高い</h3>
<p>　結局のところ今回ヤバいのは、サイケに寄ってきたところというよりも、その寄り方が急すぎるし極端すぎるからだと思う。</p>
<p>　最近は国内だとTempalayとか海外だとPortugal the manやTame Impala邦楽でも洋楽でもサイケの流れが来ているが、どのバンドもド直球ではなくて。</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/pBkHHoOIIn8?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe><br />
Portugal. The Man &#8211; Feel It Still</p>
<p>　それぞれアプローチは違うけど、今っぽいビートに乗せてみたりとか、サイケのフィールは取り入れているがベースは現代的だったりとか。サイケデリックロックってそもそも今の若者ウケが最悪なので、そのまま原液のままでは出さずに飲みやすくして出しているわけです。</p>
<p>　ところがサチモスはというと、そういう配慮一切ナシ。二十歳のお酒覚えたての子に無言でテキーラやスピリタスのショットを差し出してくるようなやり方。もちろん現代的なところがないわけではないけど、基本的には60～70年代のルーツのものがベースになっている。平たくいってしまえば玄人向けの音楽なのである。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　ただ、一般ウケしない、ファンが期待していたアルバムではない、というのは明らかだがそれダメであるとは限らない。というかむしろ個人的には今回のアルバム、めちゃくちゃ良作だと思っている。</p>
<p>　今までのサチモス的な価値観で言えば何とも言えないところだが、単純に一つのサイケバンドとして聴けばめちゃくちゃ完成度が高いアルバムだと思う。もとから高かった演奏技術もさらに磨きが掛かってるし、一般ウケという意味でも”ポップさ”はないけど、持ち前のポップセンスはいまだ健在。</p>
<p>　あとキャリア的に今ちょうど脂が乗っている時期だと思うのだ。どのバンドでも割と当てはまるが、このくらいの時期はちょうど音楽の技術が上がってきて、かつまだまだ新しいことにチャレンジするというタイミングで割と名盤がでやすいころなのである。</p>
<p>　なので今までサイケに興味がなかったけど、今回のでピンと来た人はもちろん、何か違うと思ってる人も、是非しばらく聞いてみて欲しいなと思う。新しい何かをこじ開けられるパワーを持ったアルバムだと思う。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　ちなみに「聴くと眠くなる」はサイケには誉め言葉。半分起きてて半分寝てる状態をキープできるようになればサイケの悦楽がわかってくるはず。</p>
<p>　あとインタビューでも言っていたし音楽性的にもそうだけど、恐らくライブではかなりの長尺のアドリブパートをやると思うが、それも一音一音噛みしめるように聴く、というよりはダラっと半分聴いてて半分聴いてないような感じで酩酊感を楽しむのがサイケ流でございます。</p>
<p>　あとサイケをディグるなら、個人的にはゆらゆら帝国とゾンビーズとビートルズの中期のアルバム、リボルバーとサージェントペッパーが超おススメ。あとさっきも出たけどPortugal the manもマジでおススメ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>正直言ってめちゃくちゃワクワクしている</h3>
<p>　今回のアルバム、ツイッターとかの反応を見ていると、音楽性がガラっと変わったことでファンは戸惑ってるけど、それとは裏腹に業界人とか感度の高い人たちから凄い反応があったみたいだし、そういう意味でも面白いなと思う。</p>
<p>　一度売れるところまで売れてミーハーなファンが沢山つくと、本人達の意思にかかわらず”大衆のもの”となってしまうものけど、今回のアルバムでもう一度大衆のものから”最前線のもの”に戻ったなと思うワケです。</p>
<p>　これは服の流行りとかと似ていて、例えばちょっと前に流行ったMA-1とか思い浮かべてもらうとわかりやすいと思う。まだ流行る前、みんながマネして着始める前にMA-1を着てたらオシャレだけど、流行りまくって誰もがMA-1を着るようになると逆にオシャレじゃないというか。今頃着てたらちょっと遅れてるくらいの感じになってるじゃないですか。</p>
<p>　音楽も同じように、流行りまくって大衆に行き渡った時点でもう最前線ではなくなるのである。本人達がどこまで意図していたかはわからないが、とにかく一度売れるところまで売れて後は落ちていくだけのところから、もう一度上に向かって進んでいくような、感度の高い人が注目するようなポジションに戻ったなと思う。</p>
<p>　あと音楽的にも昨今で一番成功したバンドが、こういうアルバムを出した後に音楽シーン全体がどういう反応を示すかも気になる。</p>
<p>　それに音楽云々を抜きにして単純に「せっかく掴んだ大成功を明後日の方向へぶん投げた男達」という意味でも面白いなとも思う。一度掴んだ天下に胡坐をかかないそのスタンスも漢気があってマジで応援したくなる。</p>
<p>　正直言うと僕はこのアルバムが出るまでしばらくSuchmosのことに注目してなかったけど、もう一回要注目のバンドになったし、ここからどうなるのかワクワクしている。</p>
<p>　ということで今回はこのあたりで！</p><p>The post <a href="https://basement-times.com/suchmos-anymal/">Suchmosの新アルバム"ANYMAL"がサイケデリックロック過ぎてファンが悲鳴を上げている</a> first appeared on <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a>.</p><p>Copyright &copy; 2026 <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
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		<item>
		<title><![CDATA[お前らが知らないうちに邦楽バンドでヒップホップが流行ってる]]></title>
		<link>https://basement-times.com/band-hiphop/</link>
		<comments>https://basement-times.com/band-hiphop/#respond</comments>
		<pubDate>Mon, 11 Feb 2019 20:00:17 +0900</pubDate>
		<lastpubDate> Sun, 10 Feb 2019 18:37:41 +0900</lastpubDate>
		<dc:creator><![CDATA[谷澤 千尋]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[記事]]></category>
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		<status>2</status>
		<description><![CDATA[<p>　みなさんまだ４つ打ち聴いてますか？</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/PCp2iXA1uLE?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe><br />
フレデリック &#8211; オドループ</p>
<p>　音楽用語に詳しくない人でもこれを聴けばすぐわかるはず。この手のノリの良いビートが４つ打ち。いわゆるダンスビートというヤツです。あまりに使い勝手がいいのでウチのサイトでは昔、卑怯ドラムなんて呼んでました。あと、一応説明しておくと、キック（ドッドッドッドッという音の低いドラム）が等間隔でなるリズムパターンが４つ打ちね。</p>
<p>　みなさんも身に覚えがあると思うけど、最近までどのバンドも、プライドとかオリジナリティはないのかよってくらいこのビートばかりだった。ホントに。</p>
<p>　確かにめちゃくちゃ優秀なビートだとは思う。使うだけで問答無用で客をノらせれるし、曲を作るのも簡単。序盤で手に入って終盤までずっと使えるチート級に強い武器みたいなもん。ダークソウル３のダークソード。音楽の世界はゲームバランスがクソ。</p>
<p>　そんなこともあって元々ダンス寄りのバンドはもちろん、硬派なロック、オシャレなやつもオシャレじゃないやつも、みんな４つ打ちだった。というのが去年ぐらいまでの話。</p>
<p>　そう、最近になってようやく４つ打ちブームの終わりが見えてきました。このブーム始まりが9mmとか時雨辺りだったとすれば、もう軽く10年以上経っててホントに凄い流行り様だったなと思うけど、ようやく落ち着いてきた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　ということで本題に入りましょう。４つ打ちブームが去った後の次のトレンド、というのが今回の記事のテーマでございます。</p>
<p>　次に流行るのは、タイトルにも書いたけどヒップホップ。まだ本格的にブームというほどではないけど、かなり来ている。時間の問題という感じ。</p>
<p>　とまあ、こう書いてはみたんだけど”ヒップホップ”って言われてもピンと来てない人が少なくないと思う。多分ヒップホップ＝ラップって思ってると僕が意味不明なこと言ってるように見えると思う。</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/Agl1TgVfls0?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe><br />
J Dilla &#8211; Life</p>
<p>　これとかを聴いてもらえれば、わかりやすいと思う。この曲はラップはないけど、ノリがヒップホップでしょ？</p>
<p>　このヒップホップ特有のリズム感やループの中で曲を展開してくようなやり方を取り入れるのが邦楽バンドのトレンドになっていくんじゃないのか、という話でございます。</p>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/NyddMMiViZc?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe><br />
くるり &#8211; 琥珀色の街、上海蟹の朝</p>
<p>　例えばコレとかね。くるりはくるりなんだけど、以前のくるりのソリッドな感じのビートとは違って、かなりゆったり。あとこの曲はラップもしてるからさらにヒップホップ感が強いしな。</p>
<p>　ここまで書けばわかってもらえたはず。多分みなさんの知ってるものの中でも、今っぽいとか、オシャレ、と思う曲はこんな感じの曲調になってるはず。</p>
<p>　今ちょうど、もともとヒップホップ色の強かったバンドはもちろん、今まであまりヒップホップと縁がなかったようなバンドまで、様々な方面からこちらの方に向かってきている状態。</p>
<p>　ということで後半は、目前に迫ったヒップホップブームの中で重要になってくるんじゃないかと思うバンドを紹介してきたいと思います。</p>
<p><span id="more-29305"></span></p>
<h3>King Gnu</h3>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/JBmzU_qn_G8?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe><br />
King Gnu &#8211; It&#8217;s a small world</p>
<p>　もう既に最重要バンドだけど、この話をするならKing Gnuについて触れないわけにはいかない。今回書いてるヒップホップブームのターニングポイントになるバンドだと思う。</p>
<p>　音楽性は歌メロは超がつくほどJ-pop的だし、本人達もJ-popを作ってると語ってはいるが、ビートなんかはかなりヒップホップだし、スクラッチが入ったりラップが入ったりしていてかなりヒップホップだ。「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイルバンド」という肩書通りの音楽性といえる。</p>
<p>　今回の邦楽バンドのヒップホップブーム、という文脈の中でKing Gnuが重要なのは、このバンドがちゃんと”ロックバンド”なところ。</p>
<p>　最近の流れでヒップホップを取り入れていたバンドはKing Gnu以前にもいたんだけど、ほぼ全部オシャレ系のバンドだったんですよね。この頃のロック系は結構保守的なので今までは全然いなかった。</p>
<p>　その中でヒップホップやその他沢山の音楽の要素をふんだんに取り入れながらも、ロック的なカッコよさを持って、さらにめちゃくちゃ売れた、というところがポイントなワケです。</p>
<p>　彼らを皮切りにロック色の強いバンドにもヒップホップの流れがくるはず。多分来年ごろには、今まで全くそんな兆候がなかったバンドが突然ラップしたりヒップホップビートをやり始めて、アレ？ってなることが増えると思う。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>Tempalay</h3>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/orD2e82ao5c?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe><br />
Tempalay &#8211; 革命前夜</p>
<p>　Tempalayの音楽性をジャンルでいうならサイケデリックに分類されると思うんだけど、このバンドも最近かなりヒップホップ的な要素を取り入れるようになってきた。</p>
<p>　上の曲はかなりそういう感じだし、アルバム曲の中にはトラップ（不良っぽいヒップホップ）を取り入れた曲があったり、かなり積極的。洋楽シーンからの影響も強いバンドだと思うので、その辺もあるのかもしれない。</p>
<p>　Tempalayみたいな若者の支持を集めるトレンドのバンドが、ヒップホップを取り入れ始めると、いよいよ本格的にブームが巻き起こるなと思います。地盤が固まってきてる。</p>
<p>　あと余談だけど、サイケとヒップホップの組み合わせってめちゃくちゃ良いんですよね。どっちのジャンルもループが重要なポイントだし。ビートルズの名曲の一つに、ミスチルの元ネタになった<a href="https://youtu.be/pHNbHn3i9S4" rel="noopener" target="_blank">Tomorrow Never Knows</a>という曲があるんだけど、これも今聴くと完全にヒップホップ＋サイケだしな。そういうのもあって、彼らがヒップホップに寄ってきてるのは自然な流れったのかなと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>INNOSENT in FORMAL</h3>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/YUN1QCDnXQc?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe><br />
INNOSENT in FORMAL &#8211; Highway</p>
<p>　上の二つはもう結構な知名度だったけど、是非チェックしておいて欲しいのがこのバンドINNOSENT in FORMAL。</p>
<p>　聴いてもらえればわかるけど、最近では珍しくかなりガッツリラップをする。ラップを取り入れたバンドというとAメロとかはラップでサビは歌うってパターンが多いが、イノセントは割と全編ラップで通す曲が多い。そういう意味でもかなりヒップホップ色の強いバンドといえる。あと<a href="https://youtu.be/MosQbidvTMo" rel="noopener" target="_blank">この曲</a>とか、ヒップホップのサンプリングの手法を取り入れていて面白いなと思う。他のバンドは全然やらないけど、ヒップホップの３大要素はラップ、ビート、サンプリングだからな。その辺りもしっかり押さえててグッド。</p>
<p>　注目のポイントはラップの部分で、言われてみるとピンとくると思うけど、ラップが日本語ラップ、nobody knows+とかあの辺の雰囲気が強い。バックの演奏や見た感じは洋楽指向な感じだけど、芯の部分が邦楽的。</p>
<p>　勘の良い人は気づいたかと思うけど、King Gnuと同じパターンなんですよね。アレもバックは洋楽的だけど歌メロは超J-pop。</p>
<p>　結局のところ日本人がグッとくる部分ってのはそういう邦楽的なところなワケで。INNOSENT in FORMALはKing Gnuと同じくその匙加減が上手いなと思います。</p>
<p>　これからのヒップホップ＋バンド音楽の中で、重要なポジションになっていくバンドだと思います。要チェック。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>Nulbarich</h3>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/qOJs1JCymII?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe><br />
Nulbarich – Sweet and Sour</p>
<p>　出自も音楽性も超商業主義なバンドNulbarich。</p>
<p>　海外だとMaroon 5と同じポジションだと思うんだけど、両者とも共通して売れるためなら手段は問わないそのスタンスのおかげで、巷で流行ってる音楽の写し鏡になるんですよね。Maroon 5なんて20年近くやっているので、年代順に曲を並べて聴くと、どの時代にどんな音楽が流行ったか如実にわかる。</p>
<p>　で、件のNulbarichはデビュー時はSuchmosがブレイクしや直後だったので割とそれっぽい傾向で、2ndはポップ路線、そして最近出た3rdアルバムは、そうかなりヒップホップに寄ってきてました。前まで４つ打ちばっかやってたのに急に全体的にメロウになった。このバンドがヒップホップに足を突っ込むならヒップホップブームもいよいよ、と言えるでしょう。</p>
<p>　ちなみにフロントマンのJQがNulbarichになる前、ヒップホップのトラック提供とかもしていたみたいなのでクオリティはめちゃくちゃ高いです。Ring Ring Ringって曲とかビートがめちゃくちゃカッコいい。バンドのスタンスはあんまり好きになれないけど、音楽はホントに良いなと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>WONK</h3>
<p><iframe class='youtube-player' width='640' height='360' src='https://www.youtube.com/embed/RCc_ly3vBfM?version=3&#038;rel=1&#038;showsearch=0&#038;showinfo=1&#038;iv_load_policy=1&#038;fs=1&#038;hl=ja&#038;autohide=2&#038;wmode=transparent' allowfullscreen='true' style='border:0;' sandbox='allow-scripts allow-same-origin allow-popups allow-presentation'></iframe><br />
WONK &#8211; Midnight Cruise</p>
<p>　先ほど、ヒップホップを取り入れるのはオシャレ系の音楽のバンドの方が早かった、と書いたけどWONKはそっち側の方。</p>
<p>　洋楽では以前からヒップホップが流行りまくっていて。　一見ヒップホップから遠そうに見えるジャズなんかもヒップホップを取り入れて”新世代ジャズ”なんて呼ばれて一世を風靡しました。</p>
<p>　WONKはその辺りのシーンの感覚を日本に持ち込んだバンドだと思う。新世代ジャズの重要人物の一人Jose Jamesと交流があったりするし。</p>
<p>　演奏も実力も本場の人たちに引けを取らないほどのクオリティだし、あと本場のヒップホップシーンの中でもかなり先進的なことをやっているFlying Lotusってのがいるんだけど、それっぽいアプローチの曲もかなりあるし、クオリティの高さと音楽的な面白さを両立できてる稀有なバンドだと思います。</p>
<p>　単純にカッコいいのでそれだけで超おススメなんだけど、今海外のシーンの一番面白い部分とリアルタイムで同期してるバンド、としても是非チェックしておくべきだなと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>いかがだったでしょうか</h3>
<p>　以上要チェックのバンドと個人的なおススメでした。</p>
<p>　ヒップホップの流行りの兆しは数年前からあったとはいえ、まだまだ最近の流れなので、現状だと普段はロックっぽい曲をやっているバンドが曲単位でヒップホップを取り入れたりすることも結構多かったりする。</p>
<p>　でも今回紹介したバンドもそうだけど、確実にヒップホップの流れは来てます。時代を先取りしたいなら、是非ヒップホップに注目して聴いてみてください。</p>
<p>　ということで今回はこのあたりで。</p><p>The post <a href="https://basement-times.com/band-hiphop/">お前らが知らないうちに邦楽バンドでヒップホップが流行ってる</a> first appeared on <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a>.</p><p>Copyright &copy; 2026 <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
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		<item>
		<title><![CDATA[ぼくのりりっくのぼうよみ、絶対引退しない説]]></title>
		<link>https://basement-times.com/bokunoririkkunobouyomi-osoushiki/</link>
		<comments>https://basement-times.com/bokunoririkkunobouyomi-osoushiki/#respond</comments>
		<pubDate>Tue, 29 Jan 2019 16:09:37 +0900</pubDate>
		<lastpubDate> Tue, 29 Jan 2019 16:42:57 +0900</lastpubDate>
		<dc:creator><![CDATA[石左]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[記事]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://basement-times.com/?p=29387</guid>
		<status>1</status>
		<description><![CDATA[<p>　大学に入学した時、近くの駅に閉店セールをやってるABCマートがあったんですけど、最近行ったらまだ閉店セールやってました。</p>
<p>　まさにそれよ、最近のぼくのりりっくのぼうよみくんは。</p>
<p>　彼、絶対引退しないと思うんですよ。絶対しない何賭けてもいいマジで。この場にいない花京院の魂も賭けていい。</p>
<p>　あんなね、計算高くて頭も回る人間が引退するにしてもタダで引き下がるわけがないんですよ。</p>
<p>　じゃあ一体この引退群像劇は何なのか？今日はそういったことをのたまいたいと思います。</p>
<p><span id="more-29387"></span></p>
<p>　「引退商法」という言葉でこの件について語る人かいるんですけども、引退商法ってのは</p>
<p>　「やめるからせっかくだし、最後の最後にファンから絞れるだけ絞ったるぞ！」</p>
<p>　ってやつ。</p>
<p>　最近だと安室奈美恵が引退するにあたって膨大な種別のグッズを展開し、しまいには安室奈美恵フィギュアを2万円で5種販売。人間FGOみたいな状態になって一部ファンから怒りを買ってたんですけども、あくまでそいつは「引退」が先にあっての商売なんですよ。</p>
<p>　今回のぼくりり御大のお葬式はね、そんな甘っちょろいもんじゃなくてかなり計画的な犯行というか、この「引退」自体が商売の一環というか。</p>
<p>「ぼくのりりっくのぼうよみという名前を捨てるついでに大騒ぎして知名度稼いで華々しく再スタート切ったろう」</p>
<p>　つまるところ、こういうことだと思います。散るなら派手に、肉を切らせて骨を断つ。野武士の発想ですね。</p>
<p>　</p>
<h3>タレント活動に不利すぎるネーミング</h3>
<p>　前にインタビューした時も音楽活動にこだわることはないと言っていて、最近じゃユーチューバーやってみたり、テレビ出てみたり、ツイッターでおばさん殴ったり、幅広く活動されてますし、マルチタレントをやりたいんだろうなってのは誰が見てもだと思います。</p>
<p>　ぼくのりりっくのぼうよみ、というネーミングはインパクトとおぼえやすさから、実際のところ今の彼の人気にかなり貢献したんだけれども、俳優業とか、コメンテーターとか、各種タレント業をやるのにはマジで邪魔。</p>
<p>　ニュース番組とかで名前表示するのにも長すぎてスタッフとかめちゃめちゃ困るだろうし。格好つかない場面も多々あるだろうし。<br />
だからば、不要な名前とミュージシャンというパブリックイメージを捨てるついでに、デカい祭りを起こして次の活動に繋げたろ！ってことだろうと。</p>
<p>　</p>
<h3>やめたいのは本当だと思う</h3>
<p>　かといって、やめたいってのも嘘じゃないと思うんですよ。というか、当初はマジでやめたそうだったし。</p>
<p>　インタビューで語っている「ぼくりりは失敗だった」とか、ツイッターで言ってたように「天才を演じるのがしんどい」とか、それらは多分嘘じゃなくって、最近だと崎山くんとか、ちょっと前だとあいみょんとかもそうだけど、実態を置き去りにして会社側が一方的に「若き天才現る！」みたいなイメージ押し付けて客からもそれを求められ、強制的にそれを演じさせられるようなやり方は実際演者側はかなりキツいし。人道的に厳しい、人の精神を壊すやり方だと思います。よくないよ。</p>
<p>　それで飛んだりおかしくなったりする人たくさんいるしね。死ななくて良かったよ本当に。</p>
<p>　引退宣言をした頃、本人にとってもかなりマズい発言を繰り返してて、それまで賢くキャラクターを演じてきた彼がそういうこと口走るってことは本当に精神的にキてるんだな…  と勝手に見てたんですけども、意外と世間はそれにすら厳しくて。</p>
<p>　結構一方的なこと言う人とかネタにする人とかわんさか出てきてマジか、と。精神が参ってる人をオモチャにするなよと、俺はちょっと怒ってたんですよ。けど途中（竹田くんが出てきたあたり）から</p>
<p>「これ、ぼくりりくん完全に面白がってんな」</p>
<p>と。</p>
<p>　どこからか、恐らく当人も意図しないうちにさっき言ったような知名度を稼いで再デビューするような方向にシフトチェンジしていったんじゃないでしょうか。</p>
<p>　</p>
<h3>本当にやめたいなら静かに辞職してるはず。</h3>
<p>　そもそも論なんですけども、本当にやめたい人ってスパッと引退するし、街で声とかかけられたくないからできるだけ目立たないように辞めるんですよ。それこそ飛ぶなりなんなりで。タレントでいることにうんざりしてるならそれこそ悪目立ちするようなことしない。</p>
<p>　それに、10代からこういう生活をおぼえた身でメンタリティを一般人に戻せた人間を俺は見たことがない。</p>
<p>　童貞よりもセカンド童貞（交際経験はあるが、その後何年も異性と関わりがない状態の方）の方が、なまじ女との幸せをリアリティとして知ってる分ツラいと言うように、蜜の味を知った人間はそう簡単に蜜を諦めれない。瀬戸内寂聴みたいに出家したって生臭坊主やりますよ人間は。</p>
<p>　</p>
<h3>天才、辞職します。</h3>
<p>　本人は、天才かどうか、しきりにファンに問うていましたけども、俺は彼は本物の天才だと思います。</p>
<p>　ただ、ファンが、レーベルが、求めるような「天才ミュージシャン」というようなものじゃなくて、なんというか、人として気が狂ってる点。その一点。</p>
<p>　音楽業としては、事務所の力や画策、彼の声や名前タレント性とか行動力みたいなもんが彼の地位を確立していて。音楽的にはむしろ曲をつくってるトラックメーカーや編曲家を賞賛すべきだと思います。作品としてすごく良いものを作ったけど、それはぼくりりくんの才能とは全く別の部分だなと。</p>
<p>　演じていた、天才少年の像もなんか違くて、クラウドファンディングで開始した意識高いインタビューとか、著名人との絡みとか、あんなもん本人と会社のオジさんたちが喜んでただけで、ファンは全くついていけてなかったし。みんな「何見せられてんだこれ」ってなってたと思います。</p>
<p>　ただ、例えば今回の件のように炎上の勢いで人気をブーストしたり、ファンの感情を恣意的に揺さぶったり、リテラシーの低い人間を手篭めにする能力は本当に異様だと思う。まぎれもなく天才。</p>
<p>　普通、人気が伸び悩んで、たしかに再スタート切ったり別の方法を講じた方がいいような状況に陥っても、そう簡単に現状を見限ったりできないんですよ人間は。</p>
<p>　ただぼくりりくんはそういう行動力が異常に高い。人間感情ないんか？ってぐらい、見切り発車気味に判断して行動に出てる。イカれです。生き方として普通に危ない。</p>
<p>　カリスマは、イカれてる奴にしか宿らない。彼はまぎれもなく天才だしカリスマ。思ってもないことガンガン言えるのも、アホなファン転がして遊ぶ悪辣さも、行動の異様なスピード感も、全て旗手の素質。</p>
<p>　大学とか大変だと思いますけども、落ち着いたらでいいから思う分野でこれからも暴れてください。ほら出資めちゃくちゃ集められそうだし、起業家とかいいかも。<br />
本当に応援してます。</p>
<p>　</p>
<p>2019/01/29 ぼくのりりっくのぼうよみ、葬式に捧ぐ。</p><p>The post <a href="https://basement-times.com/bokunoririkkunobouyomi-osoushiki/">ぼくのりりっくのぼうよみ、絶対引退しない説</a> first appeared on <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a>.</p><p>Copyright &copy; 2026 <a href="https://basement-times.com">BASEMENT-TIMES</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
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