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2015/09/14

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間違えているならまだ初心者!スタジオでの音量調整

スタジオでの音量調整は非常に大切

スタジオに入り、さぁこれから楽しい時間の始まりだ!と思ったのに何か自分の音が聴こえない…。耳をすますと他の楽器の音がデカ過ぎてうるさい!こんな思いをしたことはないだろうか?
ここではパート別に音量調整の注意点を見直して解決案を提示したい。

パート別注意点

◼︎ギターの場合

ギターは音が大きいほうが弾いていて気持ちが良いのでデカくなりがち。スタジオが狭くて単純にアンプの前に立っていて小さく聴こえるという落とし穴もある。

なので音を大きくして他のメンバーから耳が悪くなったのかと心配されてしまうだろう。

またエフェクターを踏んで突然音量が大きくなり過ぎてしまうとメンバーの冷たい視線が待っている…

ギターが大きいと他の楽器隊も引っ張られるように大音量にしてしまい、その結果ボーカルが苦労することになってしまう。

ボーカルが嫌な奴で脱退して欲しいなら止めはしないがそうではない場合は注意しよう。

 

解決策
立ち位置を考える
エフェクターを使う場合踏んだ時の音量も確認する

◼︎ベースの場合

ベースは『いなくなって始めて大切さがわかる系楽器』なので音量でもめることはあまりないだろう。基本的に無害なのだ。

チョッパーとかやり出したらペチペチと音が大きくなりうるさい気もするがベースの自己満足なので気の済むまでやってもらおう。

ただしベースは外まで響くことが多い。ライブハウスなどの外でベース音が1番聴こえるという経験をしたことがないだろうか?

ベースが特に注意しなければならないのは自宅下階の住人なのだ。

解決策
自宅で練習する時にベースアンプは台の上にのせよう。

◼︎ドラムの場合

ドラムは他の楽器と違い生音だ。他の楽器はツマミの上げ下げで音量を調節出来るがドラムはそうはいかない。逆にみんながドラムに合わせるようにすればいい感じになるだろう。

ドラムの音を大きくするならその場ですぐに解決するのは難しいだろう。一般的なイメージでドラムとゴールキーパーにポッチャリが多いのはこの辺が関係しているかもしれない。
なのでドラムに音の注文をつける時はきちんと言葉を選ぼう。罵倒しようものならスティックを投げられるのできおつけよう。やつらは武器を持っているのだ。
解決策
俺に合わせろ

 

◼︎ボーカルの場合

ボーカルの音調整は非常に難しい。
ある程度ミキサーのツマミで調整出来るが他の楽器と比べ小さくなりがちだ。
自分の声が聴こえないとただのカラオケになってしまい練習の効果が薄い。逆によく自分の声が聴こえるなら非常に歌いやすい。
某バンドのボーカルは初スタジオで自分の声が聴こえないから聴こえるように歌っていたらああいう歌い方になったと発言している。まさにテレキャスターの真実だ。

自分の声がきこえないからといってマイク音量を上げ過ぎるとスピーカーとハウリングを起こす。
なので他の楽器隊とコミュニケーションをとりバランスの良い音量にしてもらおう。

解決策
歌詞が聴き取れるくらいのバランスを目指す

キチンとした発声を心掛ける

 

◼︎最後に

いかがだったろうか?
バンドは人間の集まりなのでちょっとしたことの積み重ねでヒビが入るかもしれない。音楽をやっているのでなおさらだ。

お互いをきちんと意識して独りよがりにならなければ大丈夫だろう。
もし自分があまりバンド経験がないのならバンドのリーダーなりまとめ役に相談しよう。
自分のスキルが上がり悲しむメンバーはいないのでしっかりコミュニケーションを取り楽しく演奏をしてほしい。

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