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2017/02/15

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『BECK』と『けいおん』しか知らない?もっと読め、バンドマンガ5選。

けいおん、BECK、ソラニン、DMC、こんなところだろうか。多く話題になるのは。
熱いバンドマンガ、まだまだある。
映画化したものも少なくないが、紹介していこう。全部読破しているやつは私と酒を飲もう。

①日々ロック

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映画化の影響もあって知っている人間も多いかもしれない、アツいバンドマンガである。
本当になにもできない主人公兼いじめられっ子の日々沼拓郎、『ロック愛』だけは人一倍である。そんな彼がバンドを組み、ロックスターを夢見て活動する。
某香水顔負けのポップチューンを歌うアイドルとのすったもんだありのとても汗臭いマンガである。卑怯な話展開を持ってくるが、それもそれでおすすめだ。

映画化の際の音楽のクオリティも非常に高い。
ex.SUPERCARの『いしわたり淳治』が音楽プロデューサーをし、
黒猫チェルシー、滝(9mm)、DECO*27、爆弾ジョニー、忘れらんねえよ 等々
それはもうアツい面子を集めている。
主題歌を紹介するのがスジではあるかと思うが、ダメだ。やはりこれだろう。


犬レイプ - 百姓勃起
主人公のバンドの対バンというかライバルというか戦友のバンド『犬レイプ』。
観てわかると思うが、The SALOVERSである。活動休止が悔やまれる。

タイトルコール時、瞳のマジ加減をみると毎回笑ってしまう。
自身のバンドと同じテンションかそれ以上でやっているのもポイントが高い。
頭に巻いた手ぬぐいの乱れがしれっと巻きなおされているのもじわじわくる。
自ら犬レイプ役を志願したそうな。ハマリ役である。
色々紹介したいが、動画まみれになるので次。

 

②グミ・チョコレート・パイン

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生きることってグミ・チョコレート・パインだと思うの

1980年代の東京を舞台に、冴えない三人のオタク少年たちが悶々としながらもロックバンドを結成する。

マンガも小説もスピード感があり、サクサクと読める。
日本のロックミュージシャン大槻 ケンヂのの半自伝的小説のため、思春期の悶々感がとてもよく出ている。
五千四百七十八回。これは、大橋賢三が生まれてから十七年間の間に行なった、ある行為の数である…。
11歳で目覚めたとして、5478÷(17-11)=913 一日2.5回。


映画「グミ・チョコレート・パイン」よりキャプテン・マンテル・ノーリターン
悶々感、おわかりいただけただろうか。
何のとりえもないくせに『俺は周りの奴とは違う』という変にプライドだけ高いお前にぴったりの作品である。

 

③NANA

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④ハレルヤオーバードライブ!

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画像右、主人公の朝桜小雨が告白した相手がバンドマン好きだったことから、バンド活動を始める。
バンドものではあるがラブコメ寄り。

ギターボーカルである小雨は『スイッチ』が入ると『雨粒のような声』を聞かせることがあり、BECKのコユキばりに会場がどよめく。
この『スイッチ』は、おなごのたわわな二つの膨らみを鷲掴みにしたり、おぱんてぃを見たり、睦言を言われたりするとオンになるというもので、羨まけしからん状態である。

なぜ男はあのふっくらするぐらいしか取り柄のない物質に心惹かれるのであろうか、男の性であろうか。
ラブコメ調ではあるが、画像左のメタルドラマー空次ハルが作曲した楽曲をめぐった群像劇も繰り広げられる。
映像化されていないので今後アニメ化しそうな予感が漂う。

当然参考音源はないわけだが、主人公の先輩バンドにあたる『メタりか』こと『メタルりかちゃん』のライブシーンで私の脳内で鳴っているバンドを紹介しよう。

MyGrain - Trapped In An Hourglass

キャラがライブ中自然にバットを持っていたり、Slipknot的な要素も垣間見えるところもポイントが高い。

 

⑤あじさいタウン

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イチオシである。

平均年齢430歳、男2女1宇宙人1。根暗ポップな地域密着型ロックバンド、その名も「あじさいタウン」

メンバーに宇宙人がいるのである。ヌーリプト・イポダミッソチ1630歳。ヌっさん。
宇宙人?突拍子もないストーリーかよくだらねえ。と思われた方は早漏で候。とてもまじめなバンドマンガだ。

キャラが堅実に自分たちの音をどう届けるか考えて行動している。
そこに宇宙人がいるのが異質なぐらいに、メンバー集め、ライブハウスのブッキング、宣伝方法、人脈の広げ方など、本当に現実的である。
このマンガ不思議なことに映像化されていないのに音源がある。
詳しい情報はわからないが、音源を作っている間マンガの更新が止まることから本人が演奏してるんじゃないか説がある。

 

音楽性、形態から考えても和製ゴリラズといっても過言ではないだろう。
独特のヨレ感にグイグイ惹きこまれる。ギターソロも宇宙人的である。
全楽器に弄りすぎていない質感が残っている。整えられた音楽漬けの耳に響くんじゃなかろうか。

 

 

あじさいタウン - Realism@holic

音がよろしくないが、そこらへんにいるバンドの曲よりよっぽど実験的な要素を感じる。
アルバムも発売しているが、ゴリラズやレディオヘッドの匂いのする楽曲が多く、日本人離れした感覚の持ち主であることが伝わってくる。
しかし、どことなく日本人なのである。ぜひアルバムを購入してほしい。

 

SHIORI EXPERIENCEも紹介したかったが、余計なものを挟んだせいで枠が埋まってしまった。
ジミヘンの霊に「27歳までに伝説を残さないと死ぬ」と言われた英語教師の奮闘記である。これもおススメなので一読をば。
あ~バンドやりたい。

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