BASEMENT-TIMES

読める音楽ウェブマガジン

ホーム
アバウト
人気記事
月別索引
オススメ記事

「ギタリスト格付けチェック」己の耳を頼りに、100万超えのギターと田んぼから拾ったゴミギターを探せ

みなさんこんにちは。

やたらギターの音について語るやつが周りにいないだろうか
むしろ語っていないだろうか

『いや~、やっぱアルダーだと音が乾くわ~』
『ビンテージは違うわ~、音に深みがあるわ~』
『ハンドワイアードだから倍音が豊かだわ~』
『ラッカー塗装は鳴りがいいわ~』

一字一句合っていなくともいるだろう。こういうやつ。ほんとにわかるんだろうか?
本当に”良い音”というものをわかっているのだろうか。
というか、”良い音”ってなんだろうか?

ということで、今回はみなさんの耳を試すため、あと単純に自分達の好奇心のため、

ビンテージ(約140万円)のギターと
近所の田んぼで捨てられていたのを拾ったゴミギター、それと普通くらいのランクのギターを2本用意した。

ルールは簡単。
それぞれ演奏される4本のギターの中から、音だけを頼りにゴミのギターと100万のギターを探しあてるだけだ!

今回の企画は己の耳を試すツール、あとギターの音について薀蓄ばっかりたれるやつを屠るツールとして使っていただければ幸いである。

ルール確認、参加ギターを軽く紹介してから、始めたいと思う。

使用ギター紹介

・64年製フェンダーストラトキャスター
ビンテージのストラトキャスターだ。(約140万)今回の当たりギターだ。

・田んぼで拾ったゴミギター
田んぼで拾ったゴミギター ネチョネチョしている
一応ロゴとシリアルナンバーをみたところ、90年台製のフェンダージャパンみたいである。

・Vanzandt TLV R-2
ビンテージ志向の国産ブランド。 定価26万円

・PRS Mira
上位機種と下位機種の中間 器用貧乏 定価20万円

 
アンプシミュレーター
ダウンロード (3)
・Fractal Audio Systems - Axe-Fx II Preamp
値が張る・デカイ・重たいの三拍子だが、他のアンプシミュレーターとは一線を画する音のクオリティを誇る。
とにかく音だけはめちゃくちゃ良い。ホントに生アンプと変わらない音が出る。

その他ミックスマスタリング等の作業では、ギターの音色が変わらないよう、最小限のエフェクトに留めています。

 

ということで前置きが長くなったが、そろそろ始めようか。
それぞれのギターにも得意分野、不得意分野があり、一曲だけではわからないと思うので、
今回はブルース編、クリーンギター編、ディストーション編と全部で3つ用意した。

答え合わせをする前にツイッターかなんかで、自分の答えを宣言しておくのも面白いかもしれない。

 

~ブルース編~

寿司で最初に頼むのは玉子・・・玉子が一番、店の技術を確かめるのに向いているからだ。
じゃあギターで最初に聴くのは、そうブルース。スタンダードだからこそ、ギター本来の音がわかりやすい?
ギターにもその話が通用するのかわからないが、とりあえずスタンダードっぽいということで用意した。
スタンダードなブルースだ。


~ブルース出題編~

答えあわせ編はコチラ
 

~クリーンギター編~

素材本来の味を楽しむためには、そう塩。
多分ギターに置き換えるとクリーンだと思う。多分。
では素材本来の味をどうぞ。


~クリーンギター出題編~

答えあわせ編はコチラ
 

~ディストーションギター編~

やっぱりエレキギターの真骨頂は歪みだ!ディストーションだ!
歪んでいた方がキャラクターが前にでる。
ということで歪んだギター編をどうぞ。


~ディストーションギター出題編~

答えあわせ編はコチラ
 

いかがだっただろうか

いかがだっただろうか諸君。
私はある程度耳には自信があったし、使用ギターも何度も触ったことがあったので、簡単に答えられると思っていたのだが、
これが意外と難しいモノで、正直全然わからなかった。(撮影・録音するまでは、私もビンテージの音について薀蓄をたれていましたが、今後は控えようと思います。)
あと演奏してくれた柘植氏本人もわからなかったみたいだ。

今回の企画は、単純な好奇心と、半分は面白ゲームみたいな側面がある。
実際に自分でそれぞれのギターを弾いてみるとそれぞれ全く別物なのである。
最もシンプルな形で言えば、単純にビンテージのギターを弾いていると思うだけで心持が全然違ってくるものだ。

ということで、ここまで付き合ってくれてありがとう。
明日から今回の動画を使って、ギターの音にグチグチうるさい先輩の鼻をガンガンへし折っていこう!

クレジット

ギター:柘植達博
ダウンロード (2)
ギタリスト
2014年LAに渡りプラチナディスクなどを手掛けた‘‘Andy Kravitz”のもとレコーディング。
2014年関西のギターコンテストでグランプリを受賞。
三浦 央と出会い、ストリートライブに魅了され、自らのストリートインストゥルメンタルバンド「doos」としても活動中

twitter

オススメ記事

記事検索

オススメ記事