生臭い!!さかな尽くし!!名前に「さかな」が含まれるバンド7選
タイトルの通りです。それにしても魚関係のバンド名多すぎる。バンド業界はまさに空前の磯丸水産状態。
今回ザっと並べただけでも総勢6バンド。6バンドもいればまあまあ長尺のイベントが開催できる。築地とかでやってほしい(解散してるバンドいるけど)
そんなわけで今回は「サカナ」関係の名前のバンドをまとめてご紹介。いけすのようなプレイリストになりましたが、奇しくも良いバンドが揃ってしまったので是非チェックしてください。それではさっそく。
サカナクション
サカナ、といえばまずこの人たち。たぶんアルファベットにするとsakanaction。すでに名詞である「さかな」に名詞変換の末尾ぶっかけちゃうこのカンジ。山口一郎のセンス!ってネーミング。
覚えやすいし、インパクトもある、けど奇をてらっていない。めちゃめちゃ良いバンド名だと思います。
このバンドに関してはこれ以上の説明不要でしょう。エレクトロを取り入れたロックバンド最大の成功者。1stから目まぐるしく進化していっている追いかけ甲斐のあるバンドです。これを期にアルバムを持ってないという人はレンタルでもいいので是非聴いてみてはいかがでしょうか。
SAKANAMON
漢字で書くと肴者、らしいです。
2010年代初頭にヒットをカマしたバンドのひとつで、当時若干22才、3ピースとは思えない編曲の妙と、真っすぐな歌声、実直な歌詞、とにかく非凡で完成度の高い3ピースバンド。
このバンドも初期から現在に至って変化・進化を繰り返すナイスなバンド。出世魚バンドです。まずは1stから聴いてみてください。
アナログフィッシュ
本当にただただ良い曲。
もしも自分がバンドやるならこんな名前が良いな、ってバンド名。かわいくてやさしくてシンプル。
NARUTOのテーマを歌っていたので、男子は知らぬうちに聴いているかも。
初期は骨太で爽快なロックチューンが多かったんだけど、歳を取るにつれてミドルテンポからローテンポの、夜道を散歩してるときに、酷い目に遭った日に、好きな子といるときに聴きたくなるような、アンニュイでステキで気さくな楽曲が多くなっている。魚で言うなら、寒ブリですね。
アルバム"NEWCLEAR"はマジの名盤。迷わず聴いて。
フィッシュライフ
こいつ本当にギターどうなってんだ。
このバンドも3ピース。バンドは3人になると逆に音楽性が尖る。
完全なハヌマーンフォロワー、ハヌマーンのギターをもっと危なくして声をバカ正直にしたようなバンドだったんだけど、最近の楽曲はまた一歩垢ぬけて「ロックバンド感」を残しつつ、長く付き合って聴ける「ポップソング感」も加わってきている。脂、乗ってきてます。
漁獲するなら今。名前のわりに長寿なバンドです。
SHISHAMO
オイ!!朝子!!紅白おめでとう!!美容師になんつって切ってもらってんだよその髪型!!
マジで良い曲を書くようになったこのバンド。いや好きなんだけど、1stアルバム良い意味でマジで大したことなかったんですよね。ああ、若い女の子のバンドだぁ~って感じのバンドだった。最近の朝子はヤバイ。メロディの神様に愛され始めた。
人気に出方も初速からすごかったよね。滝登り。急上昇。
紅白にも出ます。これからも俺たちの朝子が見逃せない。
ポルカドットスティングレイ
オイ!!!お前もよく考えたら… 魚だな!!!
なんかポルカドットスティングレイっていうエイの仲間がいるらしいです。白黒のかわいいやつ。
タイアップとかCMとか、ごり押しがすごくって「売り方がきたねえよ」とよくこのバンドに憤慨してるんですけど、バンド自体はメキメキ良くなってると思います。
出始めから「あ、最近いないタイプの」と思ってはいたんですけど、良くも悪くもゴチャゴチャしてた感じがメジャーに行ってからは上手くまとまってインパクトのあるポップチューンを聴かせるバンドになったなと。
今回の記事の中では一番若いバンド。稚魚です。これからユニバーサルミュージックで養殖されてどんな風に成長するのか楽しみなバンドです。
フィッシュマンズ
最後はフィッシュマンズ。
好きすぎて言う事がない。生きてたら、まだ現役だったのかな。
僕はVo佐藤伸治が死んでしまった後にこのバンドを知ったクチなので、当時どんなバンドだったのか詳しくはないんですけど、まったく世代じゃない僕にも「あ」と、立ち止まらせる魅力のある本当に美しいバンドです。
だから、今の中学生・高校生にも良い音楽っていうのは時代を超えて通用するはずだし、フィッシュマンズはそれができる貴重なバンドだと思います。
ありがとうございました。
知ってるバンドも、知らないバンドもあったと思います。
今回は「サカナ」って名前についてる。なんて冗談みたいなくくりで紹介しましたけど、きっかけはなんであれ好きなバンドが一つでも増えたら幸いです。
それでは!