[邦楽ロックファン洗脳計画] KEYTALKファンをJOY DIVISIONファンへ…
ごく個人的な話だが、細くて髪が長ければブサイクでもワキガでも
「バンドやってるんですか?音楽好きなんですか?」
と可愛い女の子に言ったりしてもらえることがある
しかし大抵、大抵の場合だ、ここで
「あ…、何でも聴くけど…UKロックとか…うん…好きだよ…(ていうか君のことが好きだよ)」
と言うと女子は
「へー、そうなんだ。すごいね(何だコイツ)」
こうだ
これでは僕らはただのブサイクのワキガ止まりである
かたやTシャツにディッキーズのハーフパンツのイケメンが
「なんでも聴くけどKEYTALKとか最近ハマってる!」
と言えば女子は
「えー!うそ私もすきー!(ていうかイケメンが好き)」
こうだ
世直しだ
世直しが必要だろ、これは
と、血の悔し涙を飲みながら
などと検索していたが、実家で暮らす両親の顔を思い出し踏みとどまった所だ
なので今回はもうすこし平和的、合法的に
邦楽ロックファンの女の子にもう少し洋楽に興味を持ってもらい、相対的に自分のモテカーストを向上させようと筆を取った次第
なので男性諸君は見なくても良い、ツイッターで面白画像でもRTしてろ
というわけで
今回はKEYTALKのファンの皆さんを洗脳しようと思う
ゴールはなんでも良かったが、流しやすい方向ということでJOY DIVISIONをゴールに設定したいと思う、なので一切知らない人でも全然かまわない、むしろ可愛い女の子だったらもうそれで構わない
この記事を読んだ後、もうJOY DIVISIONの話しかしないくらい洗脳したいと思う
スタートとゴール
まずはスタート地点、KEYTALKだ
かっこいいぜチクショウ
キャッチーでノリの良いギターダンスロックと
邦楽ならではの調の短長を掴みづらい浮遊感のあるコード進行が特徴だろう
そしてゴールだ
無理だろこれは
あまりに遠くにゴールを設定しすぎて一瞬気が遠くなったが
まずKEYTALKのダンスロック感からUKロックに横流ししてみたいと思う
Two Door Cinema Club
ここ数年欧州界隈ではダンスロックバンドがキている
その中でも日本への露出の多い若手ダンスロック、Two Door Cinema Clubを推す
これでまず英語アレルギーを治そう
曲全体のアプローチに共通点を多く見出だせるし、構成も邦楽よりシンプルでわかりやすいだろう
The Cinematics
同じシネマだから聴けるだろう、聴けろ
だいぶJOY DIVISIONに近づいた
ポップさもありながらニューウェーブリバイバルに寄った形だ
なんかよくわからん、っていう人はわかるまで聴いてくれ、ついでにその売れ線バンドマンみたいな彼氏と即座に別れてくれ
THE STILLS
JOY DIVISIONのアルバム名とほぼ同じバンド名、Stillsだ
だいぶ雰囲気が陰鬱になってきた
このあたりでツイッターで無暗に「死にたい」などとツイートしたり手首を切ってみたい衝動に駆られる人も出てくるだろうが、必要に応じて通院しながら聴いてほしいバンドだ
これでJOY DIVISIONのやたら鬱屈とした雰囲気を受け入れられる態勢が整っただろう
他のバンドのカバーを聴いてみる
最終的な問題として、まぁやたら古いので録音環境の関係で音圧がなくペラペラなサウンドに感じられてしまう所が挙げられるだろう
なのでまずはカバーを聴いてみよう
Future IdiotsのDisorder
The KillersのShadow Play
両方とも映像はJOY DIVISIONをテーマにした映画"CONTROL"の映像だが
ボーカルのイアン役の俳優が瓜二つなので、彼の顔とイアンダンス両方に慣れることができる
洗脳完了
ここまでYoutubeを追ってくれた人は、最初に戻ってもう一度JOY DIVISIONを聴いてくれたら
「うん、やっぱりよくわからん」
となってくれるだろう
うん、そうだよね…
モテてえ