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2017/09/12

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バンド名が終わってる。TOKYO POLICE CLUB

 バンド名の定番と言えば ビートルズに代表されるように「The ~s」このフォーム。だったが最近ではどうやらもう「ナントカズ」は古いらしい。ヨーロッパ圏ではいまだに根強い人気のあるネーミングのようだが、邦楽ではめっきり見なくなってしまった。
 簡潔で好感が持てるのだがライバルの多い邦楽ロック界隈ではそんなパンチの無いネーミングでは生き残れないのかもしれない。名前を[]で囲ったりしなきゃシャンパーニュ協会に訴えられるほど有名にはなれないのだろう。

 そんな中で俄かにブームになりつつあるネーミングがある。
〇〇△△クラブというやつだ。

 Teenage Fanclubからきているのか、このネーミングを背負ったバンドは彼らのような肩の力の抜けた自然体カッコイイ音楽をやっているバンドばかりだ。

 例に挙げると
・Bombay Bicycle Club
・Two Door Cinema Club
・Awesome City Club
・Pelican Fanclub
・Helsinki Lambda Club
こんな風か。

 〇〇△△クラブの並びであれば、何を当てはめてもそこそこかっこいいハズ。が、そんなバイアスを全否定するかのようなバンドを見つけた。

 TOKYO POLICE CLUB。海外のバンドだ。子供の名前なら保健所が通さない程のダサさ。米米CLUBがかっこよく見える。

でも曲はかっこいいんよ

 楽器一本一本の録音の解像度がめちゃくちゃ悪い。90年代の音源を聴かされているかのようだ。が、こういうバンドの魅力はこのラフさそのものだろう。ババアが分量図らずに砂糖ブチ込んだクソ甘い玉子焼きのような魅力。ともすれば商業ロックは試食試験を繰り返し消費者のニーズに合わせ工場生産されたセブンイレブンの玉子焼き。僕はどっちも好きだ。セブンイレブンは何食ってもウマい。

 音楽性としてもべたべたのインディーロック。キーボードがたまに入るからポストパンクか?ぐらいのインディー・オルタナ。緩急と生楽器の勢いでリスナーを楽しませてくれるタイプの良いバンドだ。

 

話は戻って名前

「これ以上ダサいバンド名はないだろうと思って決めた」と公式声明が出ている

 確信犯かよ。
 確かに日本の警官の制服ってダサいよね。白人が着てやっと似合うような、そうユニクロのようなデザインの穴がある。日本人らしく新撰組みたいな制服とかにしてはどうだろうか。

 ちなみに全く親日家でもないらしく、Tokyo police club自体は日本との関わりが一切ない。チクショウ。
 

 しかし洋楽インディー界隈では結構な有名バンド。自他ともに認めるダサい名前を掲げてここまで成功できるのだ。

 バンド名は本来なんだっていいのかもしれない。
 
 

 
 

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