ジャケ買いのススメ イツエ
今回は『イツエ』を紹介しよう。 4人組のロックバンドだ。
彼女らの音楽に触れるきっかけとなったのは、CDジャケットだ。
所謂ジャケ買いだ。
ジャケ買いをあまりよく思わないやつも多いかもしれないが、私は大好きだ。
良い出逢いをしたと思っている。
CDは、ジャケット込みで作品だと思っている。
音楽って最終的に感性のものだ。感性に合うか合わないかだ。
だからジャケット見て『びびっ!』ときたら、
その時点で『良い』と思う感性が似てるんだと私は思っている。先入観で音楽を美化するのはダメだと思うがな。
さて、今回紹介する『イツエ』。ジャケットがいい。タイトルがいい。そしてボーカルかわいい。
ボーカルがジャケットをデザインしているらしい。
彼らのオリジナル音源は、記事投稿日現在、デモ3枚、アルバム1枚、シングル1枚が出ている。
デモは所持していない。欲しい。
ジャケットとタイトルを公式から引用していこう。
1st demo あの小鳥はいつ泣くの
2nd demo 全部嘘だよ。
3rd demo すべての朝へ
1st Mini Album いくつもの絵
1st Single 優しい四季たち
私は1st Mini Album いくつもの絵のジャケットを見て胸キュンしたのだが、いかがだろうか。
そろそろ楽曲にいこう。私的オススメは『言葉は嘘をつく』だ。もうタイトルがやばい。
タイトルというのはものすごく重要だと私は思っている。言葉ひとつひとつに張り付いて意味を付加するイメージだ。
私はタイトルだけで、嘘をついてるのは人間じゃなくて、言葉そのものかもしれない。とか、
むしろ良い言葉であってもそんなもの嘘っぱちなのかもしれない。とか色々考えてしまった。
楽曲もいい。ピンボーカルなので、ギターが薄くなりがちな編成だが、薄くならないように工夫されている。
心地よいクリーンギターから、ガツンとくる歪みへの変化がとても気持ちいい。
ボーカルも力強い。でも優しさもある。とても魅力のある声だ。
ライブで聴くと、イマイチなボーカルも多い中、
厚いバンドサウンドに埋もれず、これだけしっかり歌えるやつは少ないんじゃないだろうか。
『エンドオブソロウ』という曲が一番好きだが、Youtubeにない。悔しい。
『海へ還る』もいいのでこちらを聴いてくれ。
若手の部類に入るのだろうか、今後も楽しみなバンドである。
『海へ還る』が入っている。とても聴きやすい。
リード曲、『言葉は嘘をつく』と私の大好きな『エンドオブソロウ』が入っているミニアルバム。おすすめだ。