Vance Joy 海外では40,000,000再生なのに
今日紹介するのはVance Joy(バンス・ジョイ)
ジェームス・ケオ名義でも活動しているオーストラリア出身のフォークシンガーだ。
先日紹介したIron & Wineと同じくインディーフォークと呼ばれるジャンルに種別させる音楽を主に作っている。
フォークと言っても彼の場合はメジャーシーンを牽引するようなキャッチーなもので
2013年に発表された1stアルバムからいきなりオーストラリアのチャート首位を飾っている。
そんなバンスジョイだが、なぜだか日本での知名度が全くない。おいどうしたサブカルども、もっと騒げ。ひけらかせ。
バンスジョイと海外と日本
これが彼のキャリアのスタートであると同時に彼を一躍スターダムへと押し上げた傑作、Riptide。
アコースティック楽器によるクラーベのようなリズムの楽曲だ。ラテン調とでもいうのだろうか。
回るように繰り返すサビと刻み続けるパーカッションが耳を奪って離さない。なるほど売れるな、と納得してしまうような曲だ。
さきほども述べたように、シーンに突如現れオーストラリアのてっぺんを取ったVance Joy。
音楽に手を付ける前はフットボールに傾倒していたらしく、国内の公式リーグで優勝、ベストプレイヤー賞まで受賞している。おい、なにもんだよ。
話題性と1stの完成度からか一気に世界中に名を知らしめた彼だがなぜか日本では全く知名度がない。
ネットをあされども彼に関する日本語のニュースは皆無で、アマゾンのレビューは1件のみ。
確かに身の回りで彼の話題が上ったことはない。
良いか悪いかはさておき、言語と国土を囲う海のせいで現代も半分鎖国が続く日本には音楽に限らずこういった現象が多々ある。
彼の場合はたまたま耳にしただけで、震えがくるほどにかっこいい音楽をやっていて海外では有名でも日本では無名、探して聴かねば知らないまま一生聴くことはない音楽がきっとたくさん存在するはずだ。
残念だなと思う反面、まだまだ知らない音楽がたくさんあるんだな、とうれしくも思ってしまう。
みんなが知らない、あなただけが知るナイスな曲たち。
あるのなら是非教えて欲しい。
地下室TIMESに記事を寄稿してくれてもいいし、ツイッターからリプライを送ってくれてもいい。
首を長くして待っている。
それではまた次の記事で。
Atlantic (2014-08-07)
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