地下室TIMESを丸パクリしてるレーベルがあるんだけど、所属アーティストが可哀想だから今すぐやめて。
スマホの普及でネットが身近になった今、タイムラインに流れてくるままに記事タイトルをタップし電車内、授業中、仕事中、と時間を見つけては読みふける僕等だが、よくよく考えてみれば配信元=著者であるケースは結構少ない。
2chまとめ・NAVERまとめなんかはその筆頭だし、まとめを禁止されたサイトはツイッターをそのまま拾ってきて掲載。大手メディアは販売側が書いたプレスリリースを受け取りそのまま掲載している。
なぜみんな記事を書かないのか?
労力に見合わないのである。そもそもの観覧数を稼げないとウェブメディアは全くお金にならない。仕事で、金儲けでやる以上一つの記事に大きな労力を割くことができないのだ。
地下室TIMESみたく
「まだ売れてないんですけど…こんな良いバンドがね…フフ…」
と2時間も3時間もかけ2500字の記事を書き呼びかけるよりも
「ワンオクがライブやりましたー盛り上がりましたーウェイw」
とそれだけの何でもない記事を10行そこら書いたほうがよほど人が見るのである。無常。
頼むから読んでくれ…良いバンドいっぱいおるんやで…いやでもワンオクも、お仕事頑張ってるウェブメディア各所も、なにも悪くないんやで…悪いのは大人、そう全部大人と政治とワイドショーが悪いんや…
このサイトよろしく、いちいち記事を書く人間がいたとしたらそれはもう趣味の人たちがほとんどである。文章を書くのが好き。作文中毒。人と上手く話せないから文を書く、キシシ…。そんな病的なやつらか、高知県で消耗おじさんぐらいなもんである。
さてそろそろ本題に入りたい。
先日読者の方から
「なんか地下室TIMESを丸パクリにしているサイトがありますよ!」
とタレこみがあった。ホホウ!どれ拝見しよう…今までいろんな記事を転載されてきた…文末表現だけ変えてオリジナル風に改ざんしたものもあった…
さて今回はどんな小細工を…
オイ、100%生絞りかよ。
「このままだとパクりってバレバレだからちょっとだけ口調変えて書こう…」
「勝手にNAVER乗せちゃうけど…サイト側も観覧数増えるし、いいよね…?」
「末尾にサイトへのリンクを小さく貼っておけばセーフセーフ…」
こんな今までの奴らは正直いってザコ。心が弱いと言わざるを得ない。
「全部feedで引っ張ってきてそのまま貼ろ」
野武士かお前は。道徳の授業全部欠席して育ったんか。
あまりネガティブに広まっても悪いので名前は伏せるが、どうやらとある音楽レーベルの公式サイトらしい。が、この人間界の常識が通用しそうにない面構え。言葉通じぬ獣のような前のめりの姿勢。強い奴ってのは膂力に長けた者でも知能に優れた者でもない。覚悟が決まってる奴だ。
当サイトに限っては、パクりや無断転載などを取り沙汰す必要はないと僕は考えている。
別に誰かが損するわけでもなし、なら別に良し。そのくらいだ。
しかし、曲がりなりにも音楽レーベルがこういうことをやるのは、見過ごせない。所属アーティストのみなさんの名誉のためにいちいち名前は上げないが、2006年から始まりそこそこの数のバンドが所属しているようだ。尚更なんでだよどうしたんだよ悩みがあるなら訊くから言えよ…
しかもだ、このサイト調べたとこによると全然観覧数がないのである。
頼むからやめてくれ…僕が知らんところで僕をスベらさないでくれ。
当サイトでは再三になるが、ウェブの発達でバンドの宣伝方法は以前よりもより多岐に渡るようになった。地下室TIMESもその一端だろう。
記事でサイトを宣伝してアーティストを売り込もうという考えは、面白いとも言えなくはないが所詮記事に関連しないアーティストを記事の横に沿えたところで大多数の人は見向きもしない。リスナーは音楽を提供されることに飽きているのだ。わざわざ地下室TIMESを読んでまで音楽を聴こうなんて物好きは、そう居やしないのである。
記事を書くなら書くで、うちからこそこそ引っ張ってこないで自分たちで書くか、何なら書いた記事をこのサイトに寄稿してくれても構わない。バンドを現役でやっている人間の声が前に出てくることは意外に少ない。以前投稿してくれたHelsinki lambda Clubの橋本くんよろしくそういう試みも面白いと思っている。
feedで引っ張られているので、きっとサイトを運営しているあなたの目にもこの記事が届くだろう。
考え直してください。宜しくお願いします。