ジャスティンビーバーの新アルバムがカッコいい
”ベイビーベイビーオールライッ”のアイツ。
アイドル的な側面というかミーハー感というか、リア充のための音楽というか。
メインストリームとは逆の日陰のような存在である我々にとって最も遠い存在、それがジャスティンビーバー。
どうにもこうにも「俺には関係ない音楽」と思い敬遠していたというか、全く興味なかったのだが、
「色々思うことはあるかもしれんが、その辺は置いといて音楽的にはマジでカッコいいから取りあえず聴いてみろ」と友人からのアツいレコメンドがあり聴いてみたところマジでかっこよかった。。
ということで今回は(当サイトの読者にとっては)知られざるジャスティンビーバーの音楽について迫っていきたいと思う。
ジャスティン君意外と落ち着いてるんだな・・・(音楽的には)
今一番金を稼いでる中の一人EDM界のスターSkrillexがプロデュースに関わっているアルバムのリードトラック"Sorry"。
金の臭いというか、「こうすりゃファンは喜ぶんだろホラ!」みたいな思惑と言うか色々邪推してしまうが・・・
Justin Bieber - Sorry
どうすか・・・カッコよくないすか・・・?
EDMをベースとした曲構成になっているが、EDMの糖分マックス感というか、取りあえず盛り上がれればあとはどうでもいいみたいなアメリカン感とは間逆の”踊れるけどちゃんと聴かせる曲”に仕上がっている。
流石は世界で最も売れている二人のコラボといったところか、曲のクオリティが尋常じゃない。
ジャスティン君めちゃくちゃ歌上手いし、Aメロの歌のリズム感も素晴らしい。
トラックもビート、大まかな構成から細部のディテールまで全く隙がない。
ちなみにこの曲のビデオは幾つかバージョンがあるのだが、こちらのバージョンは非常に下品な女が踊りまくるという非常に脳に悪そうな内容なので注意していただきたい。なんかこれを見てるとやっぱり”異文化”って感じするな・・・
やっぱ売れてるとクオリティ上がるんだよな
Justin Bieber - Love Yourself
個人的にピンときたのが、優しいサウンドでアルバムの中でいわゆる”箸休め”的な役割があるこの一曲。
21歳の落ち着き方じゃねえなコレ・・・
バリバリ活動してきたミュージシャンが30代になって「たまにはちょっと落ち着いた感じの曲を」みたいな感じでアルバムに入れてくるタイプの曲だと思う。
ギタリストならきっとわかってもらえるが、ギターの音が素晴らしい。
甘くてウォームなエレキギターの一番美味しい音、いわゆるスイートスポットをガン攻めしてくる素晴らしいギター演奏。
またシンプルさを極めたようなこの曲で最後まで飽きさせず4分間聴かせられるだけの間の取り方。
ジャスティンの音楽的な懐の広さや小細工無しで勝負できる実力の高さなどが伺える。
いかがだっただろうか・・・
アルバム全体を通すとなんだかんだイメージどおりのチャラい曲とか色々あるが、上に紹介したようなイイ感じの曲があるのも事実。ティーン的にはこういうのはどうなんだろうな。
たまには毛嫌いせずに自分のテリトリーの外にある音楽を聴いてみるのと色々な発見があって面白いんじゃないだろうか。
あとアルバムのタイトル曲"Purpose"も落ち着いててカッコいいので紹介しておこう。
Justin Bieber - Purpose
ということで今回はこの辺りで!