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苦楽瓢

2016/01/22

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これは受けない。絶対に日本で受けない。Kotiteollisuus

タイトルからして失礼だが、もう受ける気が一切しないのだから仕方がない。
せめて今回紹介するバンド、フィンランドはラッペーンランタ出身のハードロックバンドKotiteollisuusのことを頭の片隅に置いてもらうだけでいいと思っている。

このバンド、地下室Livesにも出演が決定しているHelsinki lambda Clubのギターボーカル橋本氏が先日執筆された記事
「なんで売れねえんだ!許せねえ!なぜか日本人が見向きもしない海外のスターバンドたち」
にバッチリあてはまっているバンドだ。
そんな受けないバンドを様々な観点からご確認いただこう。

読めない

少なからず関心を持ってこのページ開いてくれた諸氏にご教示いただきたい。
バンド名、スムーズに読めたか?
英語の名前とかならかろうじて認識できるが、読めないってもんじゃない。
単純な名前のバンドなら検索にひっかかりにくいと言う問題もあるが、認識しやすければいいというものでもない。

そして、バンド名が長く、略すことが出来ない。
この観点においては、まさに上記の橋本氏の記事の記載にあるように日本で受ける香りが一切しない。
キャッチーな略し方どころの問題ではないのだ。
「こ、、、なんとかの音源いいよね!」
といってうまく返せる人間がいるだろうか?(いやいない)
出身地からしてすぐには認識できない土地なのだが、のっけから躓いている。受けるはずがない。

 

歌詞がわからない

バンドを評価する軸の一つとして歌詞がある。
ここで二曲ほど聴いてみよう。歌詞を聴くだけだからフルでなくて良い。


当然日本語じゃないのだが、英語でもない。。。リスニングできない。。。
バンド名が読めないこともさることながら、歌詞も認識できない。これは受けない。

彼らは母国語であるフィンランド語を大切にするバンドだ。
そして、少々専門的な話になるが、フィンランド語は近隣のスウェーデンやノルウェーといった他の北欧諸国と言語体系が異なり、英語系の言語ではない。
こういった事情もありとっつきづらさもUPしている。
歌詞がいいんだよ!歌詞カードよく読めよ!と言うにも少々ハードルが高い。
良いも悪いも評価ができないのだから。

 

メンバーのビジュアルに一貫性がない

ここは画像を見よう。
kotiteollisuus

original
特に意味も無く私のPCのフォルダにあった一時期のflumpoolと比べてみれば一目瞭然だ。
統一感がない。
なんだこのビジュアルセンスは。

 

でも、母国での人気はある

散々こき下ろしておいてなんだが、彼らの母国フィンランドのチャートでは新譜を出せば彼らの名前が上位に顔を出す。
フィンランドは人口に対して世界的に著名な音楽家やバンドも多く、世界の音楽界を席巻する音楽大国のひとつ。
その音楽大国で一定の評価を受けているのである。
なのに日本で受けない!受ける気なんて一切しない。来日もしないだろう。私はとっくの昔に諦めた。

 

改めて歌を聴こう。かっこいいぜ!

でも、そんな受ける受けないが音楽だろうか?
かっこよければいいじゃん!
感動できればいいじゃん!
ノれればいいじゃん!
というわけで私のオススメ曲を二曲紹介してこの項を終わりにしたい。


Rammsteinなどのインダストリアルメタルバンドやニューメタルジャンルの影響を受けつつ、北欧系バンドらしい叙情的なサビが印象的である。


優しいメロディから一転、畳み込むようなサビの展開が素晴らしい彼らの代表曲のひとつだ。
彼らの持ち味であるフィンランド語の語感を活かしたメロディラインとベーシックな点をしっかり抑えたメタリックなリフが融和した名曲である。

 
われわれ日本人にとっては英語ですらとっつきにくい。母国語ではないのだから仕方がない。
その状況で、更なる異国に踏み込むのは確かに勇気がいる。
だが、音楽に国境は無いのだ。音楽を聴く貴方がいいと思ったら、それでいい。それでいいのだ。
そして、今回の記事をきっかけにこのこ。。。Kotiteollisuusに興味を持ってくれれば幸いだ!
日本盤どころか日本での情報収集すらほぼ期待できない茨の道だが、こんな世界も楽しいぞ。

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