なぜ音楽の聴き方は男女でこうも違うのか。
ジェンダーの話をすると、田島陽子氏のような男勝りのフェミニストたちにヒス起こされてこのサイト丸ごと焼き払われかねない。と、積極的に性差の話は避けてきたが、今回はどちらかを貶めるでも蔑むでもなく、ただ傾向の話だ。ジェンダーヤクザの諸兄には一旦水でも飲んで日課のヤフー知恵袋の巡回でも済ませてからスヤり寝て欲しい。つまり読むな田島陽子。
またこういうフンワリとした傾向の話をすると
「俺は該当しませーん!!嘘記事ー!!大変不快です記事削除お願いしまーす!!」
みたいなテクニカルなボタニカルな怒り方する人がいるが、大丈夫です。あなたは人とは違った特別な人間ですから該当しないのです。有能なあなたとはまるきり違う凡夫の方々においての話です。ですからこんな下賤な文章を読むことにあなたの貴重な30代を消費せず、母ちゃんの飯食って2ちゃんねるで持論を展開することにその稀有な才能を発揮していてくれ。つまり読むな攻撃型オタク。
よし、これで僕の言った事を鵜呑みにしてくれる素直な読者しかいなくなったハズだ。今日もそれらしい論法でデタラメ並べて無理やり納得させていく所存だ。脳の皺を伸ばして読んでほしい。
音楽の窓口は万人に開けている。誰が何聴こうが自由。うちの母がカーステレオでチルボド聴きながら買い物に出かけるのを咎めていいのは、車内に同席しがちなうちのイヌ(コーギー13歳)のみだ。
しかし、考えてもみよう。うちの母がメタルを聴いてると言うと違和感がすごいが、父だったらば「あーお父さんメタル好きなんだねー」で済むのでは、ないだろうか。みなさんの心のうちに潜む違和感、そこには既に音楽における性差が息づいている。
たとえば、邦楽のインディーズバンドのライブに足を運ぶとその客層は9割が女性である。ちなみに残りの1割は友達のバンドマンとか関係者の方とかだ。「邦楽ロック」からバンドの内容が離れれば離れるほど男性の割合は高くなるが、それでもせいぜい6:4。と思いきやフェスで良い舞台を用意してもらえるようなバンドになってくると男女比はドンドン半々に肉薄していったりもする。やはり傾向というのは存在するのだ。
男の場合
男代表石左です。よろしくお願いします。
おそらく、音楽に傾倒するやつしないやつの割合は男女でそう変わらないだろう。音楽に特にこだわりない人たちは男女間で聴く音楽に大きな差異はない。ウェイのみなさんはEXILE TRIBE、西野カナとかを主軸にクラブ好きな人はDJ KAORI聴いたり、夜関係の人間はV系とかyasu聴いたり。オタクのみなさんは各種担当しているカルチャーの音楽を聴いてる。V系だけちょっと特殊なのでまた今度取り上げたいと思うが、まぁ概ねそんな感じ。あくまで概ねだからね!!
問題は音楽に傾倒するヤツら。みなさんの事だ。男はどうしてか音楽をあれこれ聴きだすと洋楽に趣味が流れがちである。フォーリミからメロコアに入ってディッキーズとキャップを装備しだしたと思ったらオフスプ、グリーンデイからレッチリに行って、気が付いたらフォトジェニックのギター初心者セットみたいなの買ってる。これに当てはまる知人は1ダースじゃ収まらない。男は洋楽に行きがち、そしてギター買って挫折して年食ってからキャバクラとかで「昔はバンドとかやってたんだよ」とか言いがち。
そもそも"ガールズバンド"という言葉が平然と立ち並ぶのも、そうだ。行間を読むならば女性がバンドをやることへの物珍しさが言葉に寄り添っている。メンズバンドつってもな、生焼け半熟卵みたいなもんだよな。
男性の何がそうさせるのか、それは果たしてわからないが、自然に考えて楽器を弾くのも洋楽を聴くのも、ハードルが高い行為だ。
楽器を弾く、の方は説明せずとも一回ギターでも握って見てもらえればわかるが、明らかに人体力学を無視した構造をしている。道具が人間に合わせるのではなく、人間が道具に合わせて進化する貴重な例だ。ギターを二年も弾いてると目をつむっても5fから12fにスライドできるようになる。曲芸だよ良く考えれば楽器なんか。
洋楽を聴く、も無理ある行為だ。サビに重きを置いた邦楽の畑で育っていきなり洋楽に飛び込んでも楽しみ方がわからないこと多々。自然に考えれば邦楽追いかけてた方が耳が楽だ。
結論から言えば、モテたい。俺たちはね、モテたいの。かわいい女の子に「素敵!」って言われたいの。言われないの。
10年程試した僕が言うので間違いないんですが、モテないからやめた方がいいよ。バンドやってるからモテるんじゃなくて、モテるやつじゃないとバンドなんか上手くいかないってだけだよ。
女性の場合
乙女心もバッチリ、石左です。クリーム玄米ブランとか毎日食べてます。よろしくお願いします。
アイドル、と言うとAKBみたいな女性が歌い踊るソレを連想するが、男のドルオタは絵面が汚いからインパクトがあるだけで女性の方が圧倒的にアイドルを信仰する率が高い。女性アイドルのライブに行ってもかなりの数の女性ファンがいるし、男性声優や若手俳優、歌い手、Youtuber、もうあげりゃキリがないが「アイドル」と銘打たれてないだけでこれらの中身はアイドルである。そしてバンドもその例外に漏れない。
(みなさん若手俳優さんらしいです)
バンド業界なんかは貢ぎ、の要素が薄いので匂い薄めだが、その信仰っぷりを見るにアイドル的な楽しみ方をしている人は少なくない、とおもわれる。まだ売れてないバンドに足繁く通うファンなんかもう思いっきりそう。そう思うと売れてないガールズバンドってどうやって這い上がるんだ…?気になる所だ。
女性で洋楽をガンガンに聴く人いますけどね、その多くのジャンルはチルアウト・ドリームポップ・インディー、オールドのロックを好き好んで聴く女性は少ない。これはね、僕なりに考えてある程度統計を取ってみたんですけどね、完全に元カレの影響ですね。
メンがヘラってる人はちょっと前の邦楽ロックなんかが好きだったりするし、そういう音楽が好きな黒髪マッシュのバンドマン崩れクソ男が大好き。ちなみに僕も該当してるんで好いてください。髪切ろう。思春期の大事な時期にそういう将来性のない男となし崩し的に交際し、音楽の趣味がそっちに…、というのが一連の流れ。BEACH FOSSILS好きなんですーとか聴いた瞬間にそこまで想像がつく。今回の記事で一番信頼性の高い統計だ。是非覚えておいてくれ。
でもなければ基本的に邦楽、サブカル!と流れていき、フェスとか行くようになって若手バンド追っかけて、角度を変えて岡村靖幸とか聴くようになったり、売れないバンドマンにつかまったり、そんな感じ。
あまりに記事が長くなってきたので今回はここいらでやめにしておこう。つまり何が良いたいか、というと別に特に言いたいことはない。高校の授業で科学の実験をして、その結果を眺めている時こんな気持ちだった。ワアー不思議ー!みたいな。酸性の液体に青色リトマス紙は赤く反応を示す、なんて知っていても何の役にも立ちはしないが、純粋に不思議でおもしろいじゃん。今回の内容はそういう内容だ。実生活には何の役にも当てはまらないが知人の実例を当てはめてみたりして「ほー」とか思ってくれたら幸い。
ではまた次の記事で。