「行けたら行くわ」に泣かされてるバンドマン必見!ライブのチケット管理&告知サービスを使って集客する方法
地下室Timesの記事を読んでいると意外にバンドのマーケティングに関する記事が人気があるのが分かる。
音楽を聞くのが好きな人は自身も音楽をやってるケースが非常に多いのでだろうが、バンドのマーケティングはなかなか皆、苦戦しているというのが実情だろう。
大手の音楽業界の人達だって今の業界の変化に手探りでなんとか必死に食らいついているのだ。
大手ですらこの調子なので、個人なんてもっと苦戦しているのではないだろうか?
ということで雑食音楽リスナーの僕だが、本業はWEBマーケッターなので便利で役立つサービスを今回はご紹介しようとおもう。
個人メディアの方でセミナーを開催する時に役立つ集客方法と決済方法まとめという記事を書いたが、これをほぼそのままバンドマン向けにアレンジしたバージョンでお届けする。
それでは早速いってみよう。
事前購入チケットで「行けたら行くわ」を封殺できるPeatix
Peatix | 簡単イベント管理、チケット販売サイト(ピーティックス) | Peatix
「3人のワークショップから3万人のフェスまで」
という魅力的なキャッチコピーが印象的だが、このサービスは痒い所に手が届く素晴らしいサービス。
具体的に何ができるのか?を箇条書きするとこのような機能が利用出来る事が分かる。
- イベントページの作成(画像・動画もOK)
- チケットの管理&販売
- 各種決済対応(コンビニ・カード・ATM・PayPal)
- SNSでシェア等での割引機能
- スポンサーマッチング
- スマホ表示完全対応
このような機能が無料で使えて、なおかつ決済手数料は2.9% + 70円/注文と格安。
これを活用しない手はないだろう。
イベント作成ページの編集も簡単で出来上がりの見栄えが良いのに加えて、前払いのチケットの販売や管理ができるのは非常に使い勝手がいい。
こいつを使えば魔法の言葉である「行けたら行くわ」を封殺できてしまうのだ。
よくイベント告知などでFacebookのイベント機能などを使っている人をよく見るが、あれは地味に使いづらい要素が多い。
Facebookをやってないユーザーは見えないし、参加ボタンを皆気軽に押したりするが押した本人がイベントの事を忘れてしまうこともしばしばある。
だがPeatixはチケット購入までの動線が引けるのでチケットを購入した人はよっぽどの事情が無ければ参加するだろう。
チケット料金に関しては事前購入のほうがお得になるように値段設定をしておくのが良いだろう。
「行けたら行くわ」に悩まされているバンドマンやイベンターには是非活用してもらえたら幸いだ。
さて、このPeatixでチケット販売までの動線を引いたとして、Peatixで作った告知ページをどのように露出していくのがいいだろうか?
これについては実に様々な方法があるので、いくつか紹介しておこう。
無料でイベント集客を考えるなら
SNSによる告知
今、アーティスト活動をしていて全くSNSを活用していないという事はないと思うので、なにかしらのSNSは活用している前提で書いていくが、まずは自分のフォロワーに告知をしよう。
告知のタイミング的にはイベントが決まって告知ページを作成してすぐ行う。そして近づくにつれて複数回に分けて行おう。
よく見かける失敗としては告知頻度が少なすぎるケースやイベントギリギリでの告知になっている場合が多い。
著名人ですら複数回の告知を行っている現状を考えると、無名の個人の場合ならばある程度頻繁に告知しないと記憶には残らないだろう。
それにSNSの場合は日々情報が流れていくため、時間帯によってリーチできる人も違ってくる。
複数回告知する場合は時間をずらして行うと効果的である。
普段からSNSで繋がりが強固であればあるほど効果がでるのでファンとの交流はしっかりとっておこう。
それがあなたにとって強力な武器になる日がくるだろう。
TwiPla
こちらはTwitterの関連サービスだが、普段ファンとTwitterを中心に交流を取っている場合は非常に便利なので活用してみて欲しい。
イベント告知とフォロワー宛のDM一括送信機能が無料で利用できる。
使い方としてはPeatixで作成した告知ページを元にTwiPlaで告知ページを作成し、チケットを事前購入したい人にはPeatixのチケットページへ飛んでもらうのがスムーズで良いだろう。
集客費用を使えるならSNSで広告をだしてみる手もあり
例えばFacebook広告をご存知だろうか?
普段Facebookを使っている人は何気なく目にしていると思うが、これは実は非常に使い勝手がよく効果的な広告だったりする。
広告を表示させるユーザーをFacebookの登録データを利用し、ターゲットを細かく指定して広告を打つ事が可能だ。
例えば住んでる地域(市町村単位)、性別、年齢、興味の対象など実に詳細に絞り込める。
バンド単体で使うケースは今の所見た事がないが動画なども広告できるので、やりようによっては新規開拓も出来るだろうし、イベンターの人は是非使ってみて欲しい。
予算も1日いくらまでとか、トータルで1万円になるように広告を打つなど調整が可能なので気軽に試す事が可能となっている。
TwitterやYouTubeなども似たような感じでターゲットを絞り込み予算を設定して広告が使用できるので集客や新規ファンの開拓に悩んでいる人は利用してみてはいかがだろうか?
音楽も表現方法の一種である以上触れてもらわなければ評価を貰う事もできない。
このあたりはあなたの音楽、身内以外に聴いてくれる人いるの?で散々書かれている内容なので割愛させていただくが、キッカケを作る手段としてこういった方法もあると知っていれば活動して行く中で悩んだ時の活路が見出せるかもしれないだろう。
ぶっちゃけ今は個人規模でも昔では考えれないほど多種多様なプロモーションが可能になっているので活用する事によって、自ら道を開拓することも可能な時代だと思う。
今回の記事が「行けたら行くわ」を封殺するキッカケになったり、集客に悩んでノルマ地獄に泣かされているバンドマンにとって参考になれば幸いだ。