モジャモジャのソーラーおじさん THEATRE BROOK
THEATRE BROOK(シアターブルック)は1986年に結成された日本のロックバンドだ。ファンクロックとしても良いかもしれない。
「ありったけの愛」がFM各局でパワープレイ、約5年ぶりに出したシングル『裏切りの夕焼け』がアニメ『デュラララ!!』の主題歌に大抜擢。
このバンドを率いる、佐藤タイジという男、カリスマと呼ぶに相応しいと私は思う。
ブルック
シアターブルック。名前を見て気づいた人もいるかもしれない。そう、『ONE PIECE』、ルフィ海賊団ブルックの元ネタである。
骨だとわかりづらいので肉のついているときの画像にしよう。
あ、うん、一緒だね。よく特徴を捉えてるね。
国民的マンガ『ONE PIECE』に、しかもルフィ海賊団の中に彼のキャラがいるということは、佐藤タイジにカリスマ性があってのことであろう。
楽曲
いや、でもねぇ、いかに見た目にインパクトがあってもねぇ。曲が良くなくちゃねぇ。
良い。
頗る良い。
デビューシングル『ありったけの愛』
なんて、ファンキーな曲なんだ。日本人離れという言葉は日本人がしょぼいみたいに聴こえて嫌いだが、彼は日本人離れしている。
こんな純度の濃い演奏、濃いコーラス、濃い顔、めったにいないだろう。
コーラスは金子マリ、彼女の間奏のコーラスが抜群にいい。彼女についてもまたの機会に書かねばいけないな。
歌詞もすごい。
みんなきっと分かってる
責任をなすりつけあう 自分のこと
みんなきっと分かってる
終わることのないはずだった夢のこと
『みんなきっとわかってる』っていうフレーズにはっとさせられる。
ここの歌詞はライブごとに変化があり、原発問題後のライブではそのことに触れる内容になっていた。
彼らは結成30年近くになった今もこの曲を大切にしている。
その上の太陽はありったけの愛だけでできてると思いませんか
というフレーズがある。彼らはその言葉を具現化すべくプロジェクトを立ち上げている。
ソーラーエネルギー
ソーラーエネルギーだけで行う「THE SOLAR BUDOKAN」を実施。
2013年からは100%ソーラーで行う野外フェス「中津川 THE SOLAR BUDOKAN」を実施。
ソーラーレコーディングプロジェクトも進んでいる。
録音~ミックスに至るまで、レコーディングスタジオで消費する電力を太陽光発電でカバーするそうな。
タイトルだが、全くバカにしているわけではない。
みなさん こんにちわ 「モジャモジャのソーラーおじさん」ことロックスター佐藤タイジです。
自分で言うとる。私は悪くない。
カッティング
佐藤タイジはTHEATRE BROOKではボーカルを務めながらも、ギターも凄腕である。
下手なバンドのリードギターなんかよりよっぽどかっこいいギターを弾く。
ジューシーなソロも持ち味ではあるが、やはりカッティングだろう。
カッティング?え?カッターを使うの?っていうやつらのために解説すると『チャキチャキ』してたらそれはカッティングだ。
もうそれだけわかれば明日からドヤ顔していい。
歪ませてもキレッキレである。動画をご覧いただ・・・
あ、一番好きなライブ映像がなくなっている。泣きそうである。
くそう。屋外ライブでタイジがサングラスをかけて『ウェーイ』とか言ってるバージョンのこの曲が一番かっこよかったのに、ない。
見つけたら連絡をくれ。
ん~彼のギターの魅力が詰まってる。なにがいいかって楽しそうなところがいい。
ギターは顔で弾くんや!と散々言われていると思うが、彼は顔で弾いてる。こっちまで楽しくなってくる。
デュラララ!!
『デュラララ!!』 (DURARARA!!) は、成田良悟による日本のライトノベルである。アニメ化もされている。
THEATRE BROOKの影響で本まで買ってしまったが、おもしろい。
非日常な日常で事件が起きて、まぁこれがよく色んな人物の行動が重なってひとつの現象が起きる。作者は頭がいいと思う。
まぁ、それは置いておこう。若者向けのライトノベルのオープニングに抜擢されたのは本当に大きい。
キリンアサヒのCMにピッタリだと思うのは私だけだろうか。
最近の楽曲はわかりやすいリズムの曲も多くなってきた。この楽曲なんかは彼らの中では一番わかりやすい部類に入るだろう。
買うならライブアルバムが最強にオススメである。っていうか買いなさい。
さぁ、最後に私の一番おすすめ曲『お尻をひっぱたけ』を・・・ない!!!どうしたYoutube!!
ぜひ、買って楽しんでもらいたい。ライブアルバムにも入っている。
39秒~が楽曲だ。
音楽業界の心臓を目覚めさせてくれ。THEATRE BROOK。