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“カッコイイ+カワイイ”トラッシュ・ビート「ケリーマフ」

地下室TIMESの読者は可愛い女の子が好きだろうか?当然好きだろう。

昨今のアイドルブームをはじめ、バンドの女子メンバーが可愛かったり、PVに出演する女の子が可愛かったり、邦楽業界においても、もはや可愛い女の子の標準装備が当たり前である。

だがしかし、このごろ思うことがある。そろそろ可愛い女の子も飽きられてくるのではないか、と。
これだけ可愛いが当たり前になってくると、それは無個性と同じわけで。
いや、個人的に飽き始めているだけかもしれないな……。

と、前置きはこのくらいにして、そんな悶々とした日々を過ごしていた時に出会ったバンドを紹介しよう。

ケリーマフ - 東京湾(LIVE@京都夜想/2015.4.19)

【ケリーマフ】http://thee-kelly-muff.digi2.jp/
2009年結成、東京・高円寺界隈を中心に活動するトラッシュ・ビート・バンド。
Guitar Vocal瑞樹の「シャウト」、というよりも「叫び」に圧倒される。
「Garage Punk , British Beat , Rock’n’ Roll !? This is Trash Beat !!!」というキャッチコピーを掲げ、今日もトラッシュ・ビートでGO!

まずは一曲聴いてみて、いかがだろうか。
可愛いとか可愛くないとか、そんな概念をぶっ飛ばしてくれるかのようなビートを感じないだろうか?

ケリーマフとの出会いは、好きで追いかけているバンドと対バンすることになっていて、事前にYouTubeでチェックしておこうと見たのがこの動画(と下で紹介しているPV)なんだけど……

もうね、ストライクすぎる。

曲がカッコいい(1ストライク!)
Guitar Vocalの瑞樹さんがカッコいい(2ストライク!!)
Guitar. Vocalの瑞樹さんが可愛いらしい(3ストライク!!!)

三振!バッターアウト!ノーチェンジ!

……はっ。そうだ、俺、こういうカッコ可愛い(カッコイイ+カワイイ)女子が好きだったんだ!
ちなみに、「カッコ可愛い女子」のカッコイイとカワイイの黄金比は、カッコイイ:カワイイ=8:2で、可愛いヤンキーとはカテゴリーが違うので要注意だ。

(そして唐突に始まる思い出話)
ライブ当日、薄暗いライブハウスに入ると、真っ黒のワンピースを纏い、背筋をぴんとしてフロアに佇む瑞樹さんの姿を発見。逸る気持ちを押さえ、チラ見しつつ出番を待つ。

そしていよいよ出番。目の前で見るケリーマフは痺れるパフォーマンスで、特徴でもある「叫び」が脳に突き刺さる!YouTubeで見た滴る汗も嘘じゃなかった!
(その後、物販でCDを購入してフロアに現れた瑞樹さんの元に駆け寄って、色々お話させてもらってホクホクしたのは言うまでもない)

と、思い出話はここまでにして、ケリーマフの魅力が詰まった他の動画を紹介していこう。

 

♪ケリーマフ(LIVE@渋谷GARRET/2015.5.23)


もちろん歌い方ってのもあるけど、こんなに本気が伝わってくるボーカルがいたなんて、と熱くならないだろうか。一瞬、本田翼に見えるような気がしなくもないのも高ポイント。
あと、次の動画でもそうだが、Baのクボさんのアクションが予想外。
(冒頭のMCで話しているライブが、上の思い出話に出てくるライブのことだったりする)

 

♪ケリーマフ - イカサマ(LIVE@下北沢Daisy Bar/2013.11.24)


ケリーマフの2013年の自主企画「Cross Beat Party」から。悪態をついてるっぽいが、悪態にとどまらない説得力。そして、誰にも媚びない雰囲気。
瑞樹さんの髪が全体的に長めだけど、三戸なつめよろしく前髪を切りすぎた風(笑)。
Baのクボさんの髪の長さはそれほど変化がない。

 

♪ケリーマフ - 蜘蛛がペット(PV)


アニメーションを用いつつも、昭和っぽい色あせた雰囲気を漂わせる演奏シーンが、ケリーマフの持つ場末感を醸し出している。というか、ケリーマフの曲の世界観が場末的なんだけど。
個人的には一番上の動画の「東京湾」もPVを見てみたい。

 


 
と、ここまで「カッコ可愛い」と言っていても、女子から見たら「カワイイ!」で済まされてしまいそうで不安だが、巷の女子が言う「カワイイ!」ほど信用できないものはなくて。
でも、なぜか女子の言う「カッコ可愛い」ということになると、信用できたりする。
果たして女子読者の目にはケリーマフがどのように映っただろうか。

この記事を通じて、似たような好みを持つ男性だけでなく、女子にこそケリーマフをオススメしたい。
(カッコ可愛い女子のことが好きだったり憧れてる女子って、なんかいいよね?)

ちなみに思い出話で書いた、ケリーマフと対バンした「元々好きで追いかけているバンド」も、カッコ可愛い女子のバンドなので、機会があれば紹介したいと思う。

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