声フェチの私があ”ーーー!!!ってなる女性ボーカル曲5選
イギリスのジャーナリスト、ウッドロー・ワイアットはこういった。
男は『目』で恋をし、女は『耳』で恋に落ちる と。
好きな女性ボーカルの顔を検索しようとするが、ブサイクだったらどうしようという葛藤に苛まれながら生きていく男性たち。
極度に美化された自画像に恋心を抱く歌い手好きの女性たち。
そういう面は確かにあるのではないかと思わされる。
しかし、男だって耳で恋に落ちるのである。
自身のフェティシズムを世界に発信することになろうとはつゆほども思っていなかったが、探しにいこう。同志を。
①恋愛サーキュレーション
化物語 撫子スネイク op「恋愛サーキュレーション」
せーのっ あ”ーーー!!!
ロリコンではないはずなんだ。お姉さんが好きなんだ。でもこの曲はあかん。
作曲:神前暁、歌:花澤香菜
神前暁。アイドルマスター、涼宮ハルヒの憂鬱、らき☆すた、化物語(これ)等、多数の作品で劇伴やアニソン・キャラソンの作曲を手がけている。
超有名どころだとGod knowsだろう。初めてアニソンでこのクオリティである。感服。
花澤香菜については何も言うまい、天使だ。
②LOVE & ROLL
Supercell - LOVE & ROLL
あ”ーーー!!!お姉さん。お姉さんの歌や。メロメロです。
作曲は言わずと知れたSupercell、裏拍を強調をした上物のシンセが隙間を縫うようにメロ感を演出していて非常に聴き良い。
おそらくこのランダムっぽいシンセがなければこの楽曲はつまらなかったと思う。
歌が表拍っぽいメロなので非常に映える。
ゲストボーカルとして参加しているのが、やなぎなぎ。
ニコニコ動画から一気に認知された所謂歌い手から歌手へというやつだが、別格だ。
私は歌い手というものに少々懐疑的だが、しかし、ウィスパーがかった彼女の声にはフルテンでノックアウトである。
自身名義のアルバムで作曲もこなしていて、編曲の妙は当然あるだろうがクオリティが高い。
歌い手時代と名前を変えてしれっと歌手デビューしたのにも、実力で上がっていこうという決意を感じる。
③上海ベイベ
YEN TOWN BAND - 上海ベイベ
作曲:CHARA、編曲:小林武
CHARAの歌声は好き嫌い激しく分かれること山の如しであると思うが、私は好きだ。大好きだ。
メルティングポッド的な映画の内容に合わせてか、『うぉーあいにーあいあいま』している。
強いて言うのであれば、ピアノは高価な楽器なのでベッドにして遊ぶのはよくないということぐらいだろう。
小林武編曲だが、彼っぽいゴージャスなアレンジではないことに好感が持てる。エレピの音が超絶気持ちいい。
世界の小林の作品にアレコレいうのは忍びないが、サビのストリングス系のシンセ、ちょっと大きくないだろうか。
良い意味で平坦な楽曲なのでサビ感を出すために重要な音だとは思うが、どうなのだろう。どう思う?
④Double Dolphins On The Nickel
Mice Parade - Double Dolphins On The Nickel
急にマイナーになり、洋楽になったので当惑しているであろう読者を置き去りにして先へ進もう。
ニューヨーク出身のAdam Pierceというイケメンのソロプロジェクト、Mice Paradeだ。
合法ロリボイスを堪能してほしい。
楽曲のもつノスタルジー+ロリボイス=あ”ーーー!!!という方程式な成り立つもの無理からぬ話である。
イケメンボイスが入ることによってロリボイスが1.3倍映えている。
⑤Swimmer
Caroline - Swimmer
イチオシ。
父親がアメリカ人で母親が日本人のハーフ、そして沖縄出身のアーティストCaroline。
先述したMice Paradeとも交流が深い。マニア向けに書いておくとJ-POPシンガーOLIVIAの実妹である。
Swimmerの名の通りイヤフォンで聴いていると水の中にいるような感覚に陥る楽曲である。
寝る前にかなりの頻度で聴いているが、脳が犯される。色んなものがアディオスする。
同志、いただろうか。
それではアディオス。