選りすぐり!相撲を取らせたいバンドマン3選
バンドマンと呼ばれる人種は、基本的に細身だ。
理由はさまざまあるだろう、細身じゃないとギターが似合わないとか、一様に生活が苦しいからだとか、ステージライトの下の演奏が疑似的にサウナでのエアロビ状態を再現しているからだとか、いろいろあるがどれも憶測の域は出ない。一つ確かに言えることがあるとすれば、バンドマンは細い、みーんな細い。
しかしたまにいるんだよ。
「あれ、ここ下北沢GARAGEですよね?両国国技館じゃ、ないですよね」
みたいな、な。
そこで今日は特に相撲に興味がない僕がですね、この春場所で一番相撲を取らせたいバンドマンを紹介しよう。
この記事を読むことで相撲好きな祖父や友人上司に相撲の話題を振られても無理やり音楽の話題~僕らの庭先~に話題をすり替えることが可能だ。こりゃ要チェック。さっそく行ってみよう。
The band apart 原さん
ステージ左手のベースクソ上手い仁王像がそれ、そう、原さん。
ギターの川崎が「原が視界に入ると笑って演奏できなくなる」からステージの外側を向いて演奏するエピソードはあまりにも有名。
原さんと言えばその恵まれ過ぎた体格から発せられる脂の乗った語彙力が魅力。たとえば
汗かいたデブが立ってるだけで面白いでしょ?
デブは一回冷えると冷えっぱなし
汗の向こう側からそちらを見てますよ
などなど。あとライブでは必ず背後に扇風機が設置されている。酢飯か?
Large House Satisfaction 小林賢司
当サイトイチオシのバンドだ。これを聴いて滾らない男、湿らない女は耳に性感帯がないから音楽聴いてても楽しくないだろ。
なぜか矢沢永吉とその実娘しかいないGARURU RECORDSに居座る3人組ロックバンドLHSの漫談担当、小林(兄)。やっぱりベーシストは楽器がデカい分体格が◎
ヒョロガリにはグルーブなんか出せやしないことは外人の著名ミュージシャンのリズム隊には必ず黒人のデブしかいないことから明白。肉の振動がサウンドに大きく影響しているのは確定的に明らかよ。
あとね、プロフィールがまあ良いこと。
LIKE: お金 / アブラ / 鮨 / 女体 /赤ワイン / 井上雄彦 / 常軌を逸している人
HATE: 奈良漬 / ババア
欲望が極めてプリミティブ。スシを魚編に旨で書く漢っぷりよ。炙りサーモンチーズばっかり注文すんなよな。
小林兄の影響かサウンドの温度からかはわからないが、LHSのライブは他のカマホモキノコヘアバンドと見比べても気温が10は違う。灼熱。見終わった後マジで痩せるし満足感も桁違い。ステーキ500g食って痩せるような体験ができる数少ないバンドだ。もう空想委員会は3回も見たから良いだろお前ら、今すぐラージのチケ取りに行け。
スカート
「あれ!あのバンドなんだっけ… あの水色メタボの…」
スカートですね。好きなんですぐわかりましたよ、ええ。
上記2バンドとは違って相撲の、力士の、"やさしさ部分"が魅力なこのバンド。え、PV見てもそんなに土俵やマワシの匂いがしない?いやいや
な。
なんだろう、不思議とスカート澤部はモテそうな雰囲気がある。モテそうなヤーツ。他のただ太り散らしている人たちとは違って腹が整頓されている。そっと、触れてみたい。
変な話だけれど、仮にスカート澤部のルックスが細身でマッシュヘアのイケメンだったらこんなオシャレで優しい音楽は嫌味っぽくて聴けなかったように思える。だし、そういう奴はこういう曲書けねえよ。大衆に迎合したルックスをするような人間は、大衆に迎合したような音楽しかできねえよ。だってそれである程度の結果を得られるもの。
本当にマシュマロのように、やさしい。もうすぐ3drが出るね。先日ライブで聴いたけど良き曲ばかりでした。楽しみ。
ドスコイ!
どうだったでごわすか!ちゃんこ食べたい!
正直最初タイトルに「あつまれデブバンド」って書こうとしました。失礼が過ぎると思い、土俵際で踏みとどまりこのタイトルに落ち着いた次第。ここにて懺悔させてください。ごっつぁん。
他にもサンボマスターとかジャンヌダルクとかPixiesとかね、色々いますけど今回は僕が今聴いてほしいバンド、という指針で選びました。バンアパのこととっくに忘れている人いると思うけどね、今こそいいぞ、アンチェインもいいけどバンアパを今こそだよ。
何かにかこつけなきゃみんな音楽新しく聴いてくれないでしょ!入口なんかルックスの話題性でいいから
「このスカートってバンド恰幅が…」
とかで知人各位に上記のように布教してね。よろしく頼む。
じゃ、今回はこんなところで!ドスコイ!