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2015/09/07

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[新人発掘]The fin. 若干22歳 ジャパンインディー

「邦楽ロックは海外と比べて低レベル」
根拠なくそう言われることにもみんな慣れ始めた昨今だが。あれは嘘だ。日本人、マジヤバイ。

今回は関西、兵庫より、若干22歳 The fin.の紹介だ。

日本人のインディー

まず、インディーロックという括りをご存じだろうか。
Wikipediaで君の好きな邦楽ロックバンドを何個か検索してみよう、5割ぐらいの確立でジャンルの欄に"インディーロック"と表記されているはずだ。
この"インディーロック"とか"オルタナティブロック"とかいう表記だが、正直何の意味もない。
「うわ、これ邦楽ロックとしか言いようがないけど、どうにかジャンル分けしなきゃな…。まぁ適当にインディって書いておくか…。」
このぐらいの温度で書かれているとみて間違いないだろう。モンドセレクションぐらい誰にでも表記できるゾ。

じゃあインディーロックって本来どんなもんなんだ。
The fin.の音楽性は完全に本来のインディー・ロック、インディー・ポップのそれだ。
ジャンルを文字で説明しようとすると宗教戦争に発展し兼ねないので、まず聴いて理解して欲しい。

「インディーロックって日本でもそこそこに人気のあるジャンルなはずだけど、日本人でそういうバンドやってる人はあまり見ないなー」
などと思っていた矢先、なにかの思し召しかのように彼らの音楽が耳に飛び込んできた。まさにこれ。こんなバンドを待っていた。


え、これ日本で聴けるの?いいの?
驚いたついでに兵庫まで見に行ってしまうぞ。

まだまだ若いバンドだが、リンゴデススター、STRFKの来日に参加したり、フジロック・ルーキーステージに出演したりと着実に力を蓄えている。
彼らの音楽にグッと来たあなた、大物になってしまうまえに兵庫へ急げ。

The fin.公式

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