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2016/03/05

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猫がバンドだと?!人間がバンドをやる時代は終わった The Rock Cats

バンドマンは猫が好き。
まず最初に思い出すバンプの”K”を始め、フォローしているバンドマンからもチラホラと猫画像がTLに流れて来ることが多い。
完全なる偏見だが、バンドマンは猫を始めとする動物にはとてつもなく優しいが、二股だの借りた金を返さないなどの、同じ動物でも女性には徹底的に優しくないクズが多いのはいかなるものか。そんな優しさを忘れつつあるのは、割に合わないスタジオ練習や、客の入らないライブに疲れ果てているのも一因だろう。心に隙間の空いたバンドマン達の癒しであるはずの猫だが、バンドシーンを脅かす存在になりつつあるという情報を入手した。

取り敢えず観ろ

猫を始めとする小動物がバンドしている。
なんてこった?!
この謎のバンド、アメリカはシカゴを拠点に活動している”The Acro-Cats”という、猫サーカスのメンバーで構成されており、猫サーカスでの最大の見所なのだ。
ちなみに歌唱力に何らかの問題があるらしく、インスト猫バンドである。

猫サーカスってなに?

11705266_10153434468622359_551987976883326134_n気まぐれで言うことを聞かない気分屋で有名な猫だが、しつけ次第ではサーカスが出来るレベルに言うことを聞いてくれるらしい。猫がスケボーに乗ったり、フープの中を空中ジャンプしたり、ロープを登ったり、ショッピング・カートを押したりと、その名の通りアクロバティックな猫達のパフォーマンスが観れるのだ。実際人間顔負けである。
しかしながら、猫サーカスは本番も実に気まぐれではある。
ステージから客席に脱走し、ダイブする事もしばしば。猫好きの観客にはたまらない。
ちなみに、サーカスメンバー猫は全て里親募集や拾い猫から構成されている。

イカれたメンバーを紹介するぜ

バンドメンバーと担当楽器は、その日のコンディションによってメンバー猫が変わる模様。
ここでは主要メンバーと主要担当楽器を紹介

ツナ(猫) ベル、鉄琴、キーボード
11150427_10153237801657359_4748950501835108297_nサーカスでも一番人気の猫。
ちょっとやる気のなさそうな顔がたまらない。
とても頭が悪そうな顔だが、このサーカス猫で一番賢い猫である。
担当楽器は日によって変わる。
ツナのTwitter

ガーフィールド(グラウンドホッグ)銅鑼
Screen Shot 2015-11-01 at 3.01.25 PM日本ではあまり馴染みのないリス科の小動物。
アメリカの田舎では庭なんかにたまに現れたりする。
捕まえようと思っても逃げ足が速いので、どのように捕獲・しつけされたのかが気になるところ。
紐を引っ張って銅鑼を上手に鳴らす。
(分かりにくいので、もう一枚)
Screen Shot 2015-11-01 at 3.00.08 PM

クラック・ノリス(鶏) タンバリン、シンバル
Screen Shot 2015-11-01 at 3.02.37 PMバンドメンバーの中では一番真面目で穏やかな性格。
言われた事をきちんとこなす、とてもお利口な鶏だ。手が使えない(っていうかない)ので、くちばしでリズムを刻む。鶏は猫より頭が悪い生き物と思っていたが、実際そこらの人間より頭が良くてリズム感があり、捻くれていない素直な鶏だ。結婚相手に良さそうなタイプ。

オズ(猫)ギター
10516809_10152589783877359_7591028921633378663_n見た目の可愛さで生きて来たタイプの猫。
ギターの演奏は気分次第、練習しているとは到底思えないギターテクニック。
お前、練習して来いよ!と他メンバーに文句を言われようが、この潤んだ瞳で見つめられたら全て許してしまうのを自分で分かっている模様。ギタリストよりキャバ嬢猫の方が性格に合ってるはず。
オズのTwitter

音楽性

残念ながら音楽性は全く評価できない、辛口ではあるがミュージシャンとしては失格レベル。
上記のMVは編集してあるので物凄く上手に聞こえるが、実際の演奏は酷いものだった。
音楽の質が追いついていない割には演奏もメンバーのその日の気分次第。ドラッグをキメ過ぎて翌日のフェスに出れなくなる洋物バンドより酷いプロ意識だ。
どっかの眉毛が繋がった兄弟は気分次第で途中で帰ったりするものの、音楽は絶品なのでまだ許せる範囲なのだが、素人以下レベルの音楽スキルで演奏はその日の気分次第といった態度はいかなるものか。シンバル・鶏のクラック・ノリス, 銅鑼・グラウンドホッグ、ガーフィールドのみ安定したビートを刻んでいるものの、主旋律を引くギター、ベース、キーボード各猫の演奏が安定しなさすぎていて音楽としては型を成していない。聴きようによってはノイズに聞こえなくもないが、音楽としてのまとまり、起承転結が一切ない。安定した鳴き声を放つボーカル猫を加えて、キーボード猫のTunaの演奏がもう少し安定すれば、それなりの音楽性が期待できそうな気もする。メンバーが猫を中心とするかわいい動物であるという「容姿の良さ」ファクターが9割で集客している印象だ。

ファンサービス旺盛

バンドメンバーの頭を撫でたり、握手を求めるのは厳禁であるが、一緒に写真を撮るのは全く問題ない。勿論ライブ中の写真・動画撮影もオッケーなので、バンドとしてはかなり良心的と思われる。また、バンド猫との触れ合いが出来ない代わりに、触れ合いが出来るサーカス猫を数匹用意してくれているので、猫好きのためにしっかりと配慮されている。しかしながら、可愛さ余って連れて帰ってはいけない。

いかがだっただろう

結論を言うと、猫はかわいくて、その気まぐれさもとても愛おしい。
猫好きの音楽好きにはたまらない案件であろう。猫好きの駆け出しバンドマンは、自分たちの立場を考えるとこの猫バンドのキャッチーさに少し冷や汗が出てしまったのではないか。
この猫サーカス団、全米各所で定期的にツアーを行っている様子だが、残念ながら日本にはまだ進出していない模様。
もし米国に来る機会があれば、是非ともチェックしてみたい猫ライブである。

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