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邦楽が洋楽に劣っている部分

2016/11/23

02逆に邦楽厨

 突然だが、差別は必要だ。差別も偏見も良くないと人は言うが、僕は必要だと思う。

 僕は三重県の女性が嫌いだ。理由は過去出会ってきた女性で「うわあこの人やだなあ」という人がことごとく三重出身だったから。地域差か、こっちが剣道ぐらいの遠間で会話をしようとしているのにヤツらはボクシング張りのインファイトで殴りかかってくる。「うち三重出身やで」と聞いた瞬間に僕は心の中で肩を丸め、ガードを上げる。そしていつも三重弁で脇腹を殴られるのだ。「ボディえらいガラ空きやんなー」言うて。

 これは免疫機能と同じである。痛い目を見たら、それを学習する。次は痛い目を見ないように警戒をするのだ。

 だからといって、三重県を治外法権にしようとか、経済封鎖しようとか、そういうことは思わない。このサイトも三重からのアクセスを遮断してたりもしない。三重のバンドだからって、それを理由に罵倒したりしない。ただ、三重県と聞くと、一旦警戒態勢を固めるのだ僕は。

 ちゃんと土木作業の現場が工員を募集するにあたって男性を優先するのも、性サービスの店舗ができるだけ外見が好ましい女性の雇用を優先するのも、リスクヘッジとして仕方ないことだ。が、僕は門前払いすることなく実力を審査してから人物を判断したいとも思っている。女性でも、吉田沙保里のような御人であれば一般成人男性14人分の働きをすることだろう。女性よりオーラルテクニックが巧みな男性もいるだろう。偏見はあるが、それだけで人を判断しない。そういうサジ加減で生きている。

 "三重が嫌い"、俺のこれに準ずる何か、みなさんにもあると思う。犬が怖い、アニメアイコンが嫌い、茶髪の女と話が合わない。そういう琴線。そういうのの集合体が人格であり人間だ。人間なんだよ俺らは差別だの偏見だの強い言葉で人間性を封殺しないでくれ。

 というのは前置きで、みなさんもそろそろ忘れかけてたと思うので本題に戻るんですけど「邦楽は洋楽より劣っている」という偏見が僕にはある。みなさんはどうですか?

 こういうことを言うと「音楽に優劣はない」「見識が狭い」「差別主義のレイシストのサイコパス」「育ちが悪い」「息が臭い」などの論理を無視したもっともらしさ勝負の言葉で殴られがちなんだけど、うるせえ。だったらなんだコラ、抱きしめるぞ。

 あくまでも僕からの視点だけれど、邦楽は明確に洋楽に劣っている。

 だとして、なんでこんなモメそうな話をするのか。それは面白いからです。邦楽は洋楽に劣っている、だから面白い。

 プラス、いちいちこのサイト内で邦楽が洋楽に劣っている!というくだりを説明するのが大変なのでこの記事をいちいち引用できるように書こうとおもいました。僕はまるで正論のように聞こえる偏見の暴論を唱えるのがとても得意なので、僕と同じく「邦楽は洋楽の劣化じゃん」みたいなどうでもいいし心の狭いことを思っているみなさんが、周囲に持論を押し通すのにこの記事を是非ご活用ください。それではさっそく。


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邦楽のレベルが低い理由

 いくら「偏見だよ~」と前提を置いたとして、ある程度客観的な論拠がないと、ツイッターで脳が140文字分に委縮したみなさんだとしても簡単には騙して納得させられないと思うので、それっぽい論拠を持ってきた。

 

 日本語が音楽に不利

 これ訊いたことあるでしょう。日本語ってなんか英語より音楽に向いてないらしいよ、ぐらいの感じで。

 でもたぶん訊いたことあるだけで、ほとんどの人がちゃんと理解していないと思われるのでわかりやすい例を挙げて説明したい。

 

 テラスハウスでお馴染み、テイラーのWe Are Never Ever Getting Back Together。これを日本語で歌え。Aメロから、今すぐにだ。歌詞はなんでもいい。「元カノミスID」とか「鍵アカフォロバしろ」とか何でもいい。

 どう?ゴミみたいにならない?

 こんなもんメロディとしては16分で刻んでるだけだから、日本語で歌ってもかっこよくなるわけがない。じゃあ元の歌詞を見てみよう。

I remember when we broke up

 "うちら別れた時さあ"

 出だしから激重。なぜか三重弁で再生されるテイラーの日本語吹き替え。昔のバイト仲間たちと飲みに行ったときに酔っぱらった当時の元カノがこれを言い始めたところを想像するだけで強烈な吐き気がこみあげてくる。何を言うんだ。よせ、俺が「そういえば先月の定期俺が立て替えてたよね」とか言い出した話とかするのか。やめろ。お前結局定期代返してくれなかったし最後に思い出がほしいとかいって別れるの決定してるのに名古屋港水族館行ったじゃん。やっぱり三重県からのアクセス閉鎖しようかな。

 話が逸れた。お分かりの通り、英語で歌うと日本語よりも子音の発音が増えたり、前後の母音とくっついたりで、音が跳ねたり複雑になったりする。また別の例を挙げると

 

 このカバーめっちゃ好きなんだけど、元曲のメロディをなぞっているのに字詰めが細かくよりメロディアスに聴こえる。

this is not a lie, there is no double side

偽りはない 虚飾などない

 アジカンの方も良いんだけど、比較すると英語の有利部分が目立つ。

 歌詞をつけるにあたっても、英語の方が1単語の長さが1拍~2拍のものが多いのに比べて日本語は出だしの"偽り"から4音節。小回りが利いて歌詞をつけやすいのだ。

 しかもIとかtheとかisとか、歌う側の都合で除外できたり、ライブでアクセントとして歌ったり、英詞便利すぎる。

 かといって、日本人が英語で歌っても多くの場合日本語的な英語詰めになってしまい、英詞の良いところ全殺しの「ならもう日本語で歌ってよ」なメロディに落ち着くことが多い。

 がんばってるけど死んどる。いや母国語じゃないんだからキツい。仕方ない。

 

 制約が多い

 邦楽、特にヒットソングポップソングは要求される必須要素が多すぎる。

 DNAからくるものか、幼少期にテレビとかから聴こえる音楽から無意識に影響を受けてか、日本人はサビが大好きすぎる。

 実家に住んでいたころ、家で洋楽を聴いていると母が「それ、どこがサビ…?」としきりに訊いてきたおぼえがある。好奇心旺盛で実にキュート。逃げ恥見てな。

 

 洋楽はサビにこだわらない。サビー!!みたいな曲もあるけど、そればかりでもない。なんか、盛り上がりポイントがあればなんでもいいっぽい。楽器とかでもいい。別に歌謡曲じゃなくても売れるのだ。ポップスはここ最近ずっとEDM気味なんだけれど、それを差し引いてもそう。英国は特にそう。

 あとジャスティンビーバーの歌、海外の人死ぬほどバカにしてるけど日本人の歌手より全然上手いんだよね。そうおもうと仲居の存在すら黙認する日本は優しい国なのかもしれない。

 

 日本人が音楽に向いてない

 これは完全に偏見と言いがかりだけど日本人は完全に音楽に向いてない。海外の人全員指ドラムクソみたいに上手いの何なんだろう。

 ジャスティンビーバーVS仲居の構図もそうだし、洋楽のヒットチャートを見てると「え、こんなにポップさのかけらもない音楽が!?」みたいなのが頻出している。絶対日本じゃ「それ、どこがサビ…?」つって聴いてもらえない。逃げ恥見てな。

 ところでイギリスって、クソみたいに飯マズいんだよ。三食マッシュポテト。それにケチャップつけたりして食ってる。日本人がイギリスにホームステイして普通レベルの料理をすると

「お前、ロンドンで店構える気はないか…?」

 みたいになる。マジで。マジであいつら料理の才能がない。下味をつけるとかそういう発想が一切ない。鶏肉をパッサパサになるまで煮てケチャップかけて食ってる。生きてて楽しいのか。

 そういうレベルで、日本には音楽の神が住んでいない。弁天、あいつはダメ。女だからなやっぱ。絶対三重出身だわあいつも。

 たまーに日本人離れしたヤツが出てきてすげえかっこいい音楽やってたりするんだけど、問題は客の大半が耳の味覚音痴だということ。そういう人は海外行ったり国内で細々やったり。

 

劣っているとはいったものの

 曙がスモウからK-1に転向して、ボブサップにボッコボコにされたじゃないですか。でも、スモウのルールで戦ったら絶対曙が勝ってるんだよ。

 なんで急に2世代前の外国人力士の肩を持ち始めたかと言うと、邦楽と洋楽はそういうことだと僕は考えている。

 洋楽のリングは蹴り殴りアリのフリーファイトだけど、邦楽の土俵の上ではそうはいかない、制約が多くある。

 その制約の中でノウハウがあり、技術があり、個々の特色がある。なので邦楽と洋楽を比べるのは、スモウレスラーをK-1のリングに引っ張り出すようなもので「純粋な戦闘能力ならK-1かもしれないけど、そういう話でやってないんだよこっちは」というのが僕の観点だ。ルールがあって制約があるからこそ面白い。そういうことも往々にしてある。これは僕を含めたうちのサイトで記事を書いてる人に向けて言いたい。やっぱり音楽が好きだとどうしても自由さとか多様性を求めて洋楽に行きがちだ。でも邦楽も文化として面白い部分があるぞ。ルールの中でヤバいことやってる奴いんぞ。そう思うのだ。

 だけど純粋に音楽としてやらかしてるのは洋楽。ルールないんだもん、強えよ。

 相撲に飽きたらK-1を観たらいいし、また相撲が恋しくなったら帰ってきたらいいと思います。

 洋楽は強いし、邦楽は弱いし面白い。というわけでまとまったでしょうか。それでは。

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