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年の瀬!2017年バンド振り返り。2017年に流行ったバンドを総括。

 とはタイトルで言ったものの、2017年。バンドにとって無風の年でしたね。

 むしろ歌い手勢やK-POP勢の勢いが凄まじく、特に歌い手に関しては「これバンド、負けたな」と本格的な敗北を感じた初めての年でした。After the Rain、武道館、2デイズですよ。

 かといってもちろん、何もなかったわけじゃありません。むしろ事件はありすぎるぐらいあった。

 2016年の一大ムーブメント、Suchmosが率いるシティポップブームが驚くほど早々に去り、2017年は「これからバンド文化はどうなっていこうか」とミュージシャン側もリスナー側も迷っている年だったなあと。

 そんなわけで今回は年の瀬!2017年バンド振り返り。2017年に流行ったバンドを総括。ということで、過ぎ去る2017年を振り返っていきたいとおもいます。

 ではさっそく。

My Hair is Bad

 端的に言えば、もうマイヘアの年でしたよね。今年は。

 2016年に助走をつけていたマイヘアイズバッドが2017年に大爆発。椎木知仁の一挙手一投足にキャア椎木さん!ひとこと呟けばキャア椎木さん!野田洋次郎からリプライきてキャア椎木さん!FOMAREを見てキャア椎木さん!今年のバンド業界のまさに女子トイレ。俺も大好きなバンド。だってこんなんかっけーじゃん。

 今年のムーブメントは彼らを中心にしたTHE NINTH APOLLO勢ですよね。ナインスのパーカー何枚売れたんだろう。大阪はもちろん、原宿下北もナインス女子であふれかえっていた。むしろ、バンド物販より売れたんじゃないか。

 

yonige

 というわけで、ナインス渡辺が手掛ける別レーベルから、yonigeも。

 マイヘアとセットで売れたのがガールズバンドっていう奇跡。ガールズバンドって普通は別ムーブメントとして流行るのに。

 彼女たちに関してはバンド女子のファッションアイコンと言って差し支えない状態になっている。アメ村行くと牛丸とごっきんのインドネシア製品みたいな女めちゃくちゃいる。

 

おいしくるメロンパン

 ナインスの話は聞き飽きただろ!!お待たせ、悪口の時間だ!!オラッ!!

 バンド好きそうな女がいたときに、カシオレ2杯で抱けるのがおいしくるメロンパンのファン。抱けないのがマイヘアのファンです。どんなバンドが好きか聞く手間が省けるので是非参考にしてください。ちなみにマイヘア好きな女はウーロンハイ7杯で抱けます。

 マイヘアと比べてさらにファン層がメスくさい。バンドの理想形を行くバンド。ある意味ナインスを打倒できる唯一の勇者ともいえる存在。実は応援している。こいつらのCDたぶん薬局の生理用品コーナーに陳列しても売れるぞ。

 

ポルカドットスティングレイ

 あえてこのMVなのは、悪意です。今のMVと比べると映り違いすぎて視神経がおかしくなるマジで。

 今年、わたくしが「良いバンドなのにレーベルのプロモーションがダサい」と記事を書いたらレーベル側から「訴えます。法務部動いてます。記事取り消してください」という電話が入ったいわくつくのバンドです。記事は取り消しませんでした。訴えられても勝訴するので。

「金かけたなあ」

 というのが一番の印象。でも、最近の曲はその分垢抜けてボーカル雫の作る綺麗なメロディラインや、エジマハルシのギターも映える曲が増えてきたと思います。お金掛かった分、本人たちももちろん鮮麗されてかっこよくなっています。

 

ゲスの極み乙女。

 あえて最後はゲスの極み乙女。で締めたいなと。

 2015年のバンドってイメージが強いですけど、あんな事件があって一時は完全に「もうだめだ」と思われていたのに見事に復活しました。もう誰も文句をつけられない。

 今年の仕事量、すさまじく。

・indigo la End
・ゲスの極み乙女。
・DADALAY(休日課長のユニット)
・学生気分(ボカロP)
・BAZOOKA!!!(TV企画)

 完全に躁状態。暴走機関車川谷絵音。次停車するときは死ぬときなんじゃないか?と勝手に心配している。

 とにかく、復活めでたいです。活休前から冴え始めていた音楽性が昨今の楽曲で満開に咲いている。めでたい。よかった。

 

次回、2018年にブレイクを期待するバンドたちに続く

 あれ、あのバンドいないじゃん!と首を傾げたひと、たくさんいると思います。大丈夫です。次回に続きます。きっとあなたが目をかけているあのバンドも並びます。

 それでは!今日は年末なのでこの辺で。よいお年を!

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