"Algernon Cadwallader" 変態タッピングギター3ピースエモバンド
今回紹介するのはアメリカフィラデルフィア出身の3ピースバンド
"Algernon Cadwallader"(アルジャーノン・キャドワラダー)だ。
このバンドはいわゆる90'sエモリバイバル系と呼ばれるバンドの火付け役になったバンドだと言ってまず間違いないと思う。
エモリバイバルとは90年代にシカゴ周辺のアンダーグラウンドなシーンで人気だった
いわゆる初期エモと呼ばれるバンド(Cap'n'jazz,BRAID,Texas is the reasonなど)の
音楽を現代のバンドがそれぞれのオリジナリティを加えて復活(リバイバル)させたものである。(と自分は解釈している)
アメリカの連続殺人犯の名前をそのままバンド名に持ってきているようだ。
早速このバンドの音楽に触れて欲しい。
どうだろうか。
ハンサムではあるが汚いヒゲをたくわえた写真の男が、泣きわめいているようなヘナヘナな声で叫んでいる中
裏で聞こえるクリーンな音でタッピングを多用する変態なギターに自分はやられてしまった。
このバンドのギターは、Ghosts and Vodkaやティム・キンセラなどのギターから影響を受けていると思う。(個人的に)
ライブ映像を見ていただいてもわかるようにこのバンドは
アンダーグラウンドなシーンでかなりの人気があったようだが、奇しくも解散してしまっている。
ベースボーカルのPeterは"Business Models"という新バンド
他のメンバーはApe Up!という新バンドをやっているようなので、そちらも是非チェックしてもらいたい。