日本生まれのフランス語バンド mondialito
mondialito(モンディアリート)は二人組みの日本発ユニットだ。
ボーカルのjunkoはフランス在住であり、本人による歌詞の殆どがフランス語である。英語もいける。
作曲担当が日本在住であり、日本ーフランス間の連絡によって曲を作ることがあるそうな。
アジア圏での人気が高いため、日本ではあまり知られていないが、知名度を☆2とした。
雰囲気モノ
雰囲気イケメンという言葉があるだろう。私はそれはもうイケメンじゃないのかと思う。
彼女らの音楽は、そんなイメージだ。徹頭徹尾雰囲気重視だと思う。
音楽家、小西 康陽(こにしやすはる)がこんな言葉を残している。
そもそも音楽は雰囲気で聴くものだ。
私は作曲を嗜む者として、分析を大切にしているが、どんな凝ったコードを使っていようと、難しい理論を使っていようと結局は響きが全てである。
そういう視点で考えると彼女らの音はとても音楽的なのではないかと私は思う。
lavande 、日本語にすると『呼格』インド‐ヨーロッパ語にある格の一つ。呼びかけに用いる形。まぁ、よくわからん!
この雰囲気、どう表現したらいいんだろうか。私の愛するトイトロニカに近いものを感じる。
私はフランス語の発音がうんたらかんたらはよくわからんが、この雰囲気を出すのには必要な要素であると思う。
海外で評価されるアーティスト
彼女らはワールドカップのコンピレーションへの参加
スウェーデン大使館主催のイベントswedish styleへの参加
2ndアルバム『avand a pluie』の香港・韓国でのリリース
フランスのラジオ局の出演
香港ワンマンライブ
台湾formaz festival 韓国-東京のツアー
これだけ見ると評価されているようだが、第二の本国である日本での評価はあまりにも少ない。
FACTなんかがいい例だと思う。アメリカ・日本同時メジャーデビューという形で日本でも絶大な人気をほこっている。
しかし、mondialito、知っているやつが知っているレベルだ。
こういうアーティストを私は押したい。
気持ちよくないだろうか。
ライブ版、気持ちよくないだろうか。
夜、まどろみの中で聴いて脳内フランスへ旅立ってくれ。