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2015/09/07

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RO69JACK優勝バンドLAMP IN TERREN

RO69JACK 2015(アールオーロック・ジャック ニセンジュウゴ)は、ロッキング・オンが主催するアマチュア・アーティストのコンテストです。
優勝したアーティストは、2015年8月1日(土)・2日(日)・8日(土)・9日(日)、国営ひたち海浜公園にて開催する「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」に、出演することができます。また、RO69が音源制作費100万円を提供し、RO69のインディー・レーベル、JACKMAN RECORDSからCDをリリースすることができます。入賞したアーティストは、RO69が音源制作費20万円を提供し、RO69のインディー・レーベル、JACKMAN RECORDSからリリースするコンピレーションに参加することができます。

引用は2015年度の概要だが、毎年概ね同じなので特に問題ないだろう。
要するにロッキオン主催のバンドコンテストである。

読者の中にもバンドで一旗揚げることを夢見て応募した経験がある人もいるだろう。だがこのコンテスト、毎年優勝アーティストがいまいちパッとしないのである。
色物臭がキツすぎるバンドや、日本各所のライブハウスで売れずにくすぶっているバンドと演奏力ぐらいしか大差を感じないバンド、売れ線になり切れず半端なバンド、と何というか「このまま一気に売れるな!」みたいなバンドがいないのである。存外に良いバンドは世の中になく、良いバンドはみんなちゃんと評価され売れる世の中なのかもしれない。

そんな中で唯一グッと来たバンドが今日紹介するLAMP IN TERRENだ。

ふつう

これが彼らの代表曲だが、MVをつくってYoutubeにアップロードし自分たちの代表曲として広告する曲にしては、強いインパクトがあるわけでもなく、一度聴いただけでは耳に残りにくいありそうと言えばありそうな曲だ。
しかし逆に言えば、あえてこの曲で勝負する。勝負できる所が彼らの秀でた点だ。

新人バンドはそりゃ星の数ほどいるし、そのどれもがお互いを出し抜くためにより強いインパクトの一曲を名刺代わりに押し出してくるが、LAMP IN TERRENのように聴き込んでこそ良さがわかるような曲を持ってこれるバンドはなかなかいない。そもそもそんな曲を作れるバンドが現在は稀に思える。

 

ふつうと言うと凡庸であるように聴こえるが、言いようによっては正統派とも言えるだろう。
抜けきらない声と邦楽ロックバンドの基本をしっかり押さえた曲調が心地よいし、個性とインパクトばかりを気にした他のバンドより自然に耳に入ってくるバンドだ。

せっかくここまで読んでくれたのなら、普通のバンドか、と通り過ぎてしまわずに一度足を止めてゆっくり聴いてみて欲しい。

LIFE PROBE
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LAMP IN TERREN
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