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2015/09/07

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[新人発掘]mimitto めちゃくちゃ普通に上手い

自薦より、今回紹介するバンドはmimitto
まず公式ページのプロフィールから。

 1985年生まれ、長野県出身。高校生の時バンドを結成し、甲信越地区のバンドコンテストでは賞を総’ナメ’にする。
東京に拠点を移してからは、自主制作CDを発表しながら渋谷を中心に積極的にLIVE活動をし、開催した自主企画イベントは数十回を数え、常に盛り上がりを見せている。
結成当初はメロコアサウンドをベースにしてきたが、現在ではそれを成熟させた、ヘヴィーであるにもかかわらず風通しが良く、疾走感があるという類いまれなサウンドを確立。
私生活からステージまで暴走傾向にあるボッサムとヒロポンの2人を、リーダーの下島が調教し、まとめている。
ボーカル&ギターのボッサムは、「H ZETT Mプロジェクト」や「チリヌルヲワカ」にギタリストとして過去参加していた経歴を持つ。力強くも優しさ溢れる歌声と、意味不明なライブMCは必聴。mimittoの作詞・作曲担当。
ベース&リーダーの下島哲夫は、サポートベーシスト、トラックメイカーとしても活動。
ステージ上では独自のベースプレイを爆発させる。典型的なA型。mimittoの作詞・作曲・アレンジ担当。
ドラムのヒロポンはバンドのムードメイカー。
彼の人間味溢れるドラムは必聴。打ち上げでは独自のテンションを爆発させる。

毒がない

ではさっそく聴いてみよう

上手い、彼らかなり巧い。
演奏力で言えば今第一線で活躍してるバンド達に勝るとも劣らない。

派手さはないが、適切なところで前に出つつ曲にアクセントを設けるドラム。
ガレージロック調の鋭いカッティングで攻めるギター。
そして特にベース、音作りから支え方暴れ方まで一部の隙もなく上手い。

しかし個人的には"毒"が足りず、どこか物足りなさを感じてしまう。
具体的には前向きな歌詞と上品にまとまった楽曲が、昨今のシーンの音楽性から良くも悪くも離れてしまっているのではないかと思う。
"ポップ"だけど"売れ線ではない"。
素晴らしいバンドだが評価を得るには大変な苦労を要する方向性だと言える。

と思いきや9/6発売のニューアルバム『BACOLORS』
攻めてる。

より現代的にキャッチーに鮮麗されつつ、彼ら独自のやんちゃな勢いやポップさはそのまま生きている。
でもって相変わらずベースがヤバい。

この近年では珍しい、90年代の邦楽バンドのような前向きな匂い、やんちゃさ。
mimittoのこの色が、今後どう評価されるか楽しみだ。

追記

topの写真なのですが、事務所を辞めた際に、頭に耳をつけるのも止めておりまして、最初にお送りしたアーティスト写真に差し替えられませんでしょうか?

というわけでアイキャッチを差し替えた。
あの耳は事務所の意向だったのか、事務所の玄関先で耳を叩きつける三人の姿が目に浮かぶようだ。

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