これから売れる、アーバンで大人なおすすめ4バンドまとめ
アーバンな感じって一体なんなんでしょうね。世界で一番の都市規模を誇る東京だけど、中心にいけばいくほど胡散臭い連中ばかりになっていくし。
アーバン。
ともかくこのタイトルをクリックして記事を見に来たということは、少なからずアーバンというワードにあなたは惹かれてきたはず。
というわけで今回は、私の独断と偏見でアーバンで大人な4バンドまとめ!ということで都会的でオシャレ、且つ落ち着きのあるバンドを4つピックアップしてみました。
これであなたも今日からアーバン。ではさっそく。
Newspeak
Newspeak - What We Wanted
日本のバンドも海外のバンドもそれぞれ良いところがあると思うんだけど、その二つってなかなか両立しないんですよね。わかりやすいところで言えば今のワンオクと昔のワンオクみたいな。今のワンオクって邦楽らしい部分といえば歌詞に日本語が少し混じるくらいのものだから。
結局のところ日本のバンドが洋楽らしさを取り入れようと思うと、完全にジャパナイズしてしまうか、洋楽をそのままやるかになってしまうのだけど、最近結成されたばかりのNewspeakというバンドがそうではないパターンを見せてくれました。
ざっくりいえばギターと曲の展開が邦楽っぽくてボーカル・ベース・ドラムが洋楽っぽい。というかドラムが外人なので”っぽい”って言うのはアレかもしれないけど。とまあ、この混ざり合ってない感じが凄い面白いなと。
邦楽好きにも洋楽好きにも勧められる稀有なバンドだと思います。
ヘンショクリュウ
ヘンショクリュウ - 新しい踊り方
バンド音楽、とりわけ3ピース編成の音楽のバンドの面白さの一つは音数が限られてしまうことで新しいアプローチの音楽が生まれるところだと思うんだけど、それにしてもまた尖ったのがでてきたなあというのがヘンショクリュウの印象。
バンドを紹介するときって大体の場合は「他と比べてどう違う・凄いのか」ってのを主軸に話すことが多いけれど、今回の場合はもう根っこから全然違うので、そういうのは無理。新しいタイプの音楽です。
注目すべきポイントは亀田誠司のコンテスト、亀田杯で決勝に進出したというフロントマン、ハギワラのベース。リズムにノらせるのがめちゃくちゃ上手いなって思います。
本人らも語っているように、このバンドは歌詞を聴いたりするタイプの音楽じゃなくて、リズムを体で感じて楽しむタイプの音楽。気になった方は是非ライブにて彼らの生のグルーヴを体感してほしいなと思います。
INNOSENT in FORMAL
INNOSENT in FORMAL - One for you
25歳から35歳くらいの人が聴いたら絶対「あーそれそれ!」となるはず。ゴリラズ愛がヒシヒシと伝わるカートゥーンバンドINNOSENT in FORMAL。
一応若い人のために説明すると、今から15年ほど前にロック+ラップという形態の音楽が死ぬほど流行ったんですね。今でも有名なので言えばオレンジレンジとか。当時はメロコアバンドさえラップしてたからな。件のゴリラズもその流れの中心的存在のバンドという感じです。
ただブームが去って後は、流行り過ぎた反動からかそういうバンドがバッタリといなくなってしまったんですね。
僕は以前から最近のヒップホップの流行や、ロックバンドのビートの感じからまたラップロックの時代が来ると言い続けてきたんですが遂に現れたようです。
このバンドは最近デビューしたばかりだけど、かなりクオリティが高くて、何故あの時僕らがラップロックにハマっていたかを感じてもらえるはず。
Pablo
Pablo - aiwana
ここまでは若手とかデビューしたてのバンドばかりだったけど、最後に一つちょっとキャリアが長めなバンドを。
個人的にライブハウスでお酒を飲みながらゆっくり聴きたい音楽ナンバーワンのバンド、Pablo。まあ飲めないんですけどね。
ロゴから始まるMVがオシャレ。トータルデザインが完璧でスキのないバンドって意外と少ないんですよね。
大人の余裕か2017年のシティポップからまた一歩進んで、都会的で音数の少ないより洋楽的なサウンドをしています。個人的には一番好きです。
バンド
バンドと言えばロックバンドばかり取り沙汰されがちですけれども、ストレートなロックアプローチだけがバンドじゃなくて、こういう落ち着きのあるスタイルの音楽もちゃんとバンドミュージックにはあるわけで。
普段ロックばかりであまりそれ以外に目が向かないという人も、良ければ是非この4バンドらへんから新しく音楽を掘っていってくれたらなとおもいます。
ありがとうございました。
それでは。