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おいしくるメロンパンが嫌いな人とお友達になりたいな

2017/04/15

 「おいしくるメロンパン」というバンド名を聞いた瞬間にもう「嫌いだ」と思った。

 ネーミングセンスにはその人間の人間性が詰まっている。どういう語感、単語をカッコイイ、カワイイと思うかが剥き出しになるのだから。

 たとえば犬にモカとかショコラ、みたいな名前つける女は95%キャバクラで勤務経験があるし犬種はトイプードル。整形しててもセンスはブス。ネーミング一つにも情報が詰め込まれている。

 

 バンド名や曲名にも似たようなことが言える。邦楽ロック女子に的を絞っているバンドは何かと「ガール」ってつけがちだし、ヘンなバンド名のバンドは名前からすらもインパクトとか話題性を作ろうとする人がやっているワケだから、必ず不思議ちゃん枠の女メンバーが一人いたりする。

 名は体を表す。そう考えた時に「おいしくるメロンパン」っていうバンド名をつけるようなヤツは、絶対男のくせに萌え袖してるし前髪長いしパン類は両手で掴んでリスのような食べ方をして可愛さアピールするし「女の子みたいだね」「中性的だね」って言われると喜ぶしヒゲはしっかり生える。いたでしょ、そういうヤツ。鍵アカでフォローしてくるヤツ。

 でもまあ、聴きもせずに嫌い嫌い言ってても仕方ないので調べて聴いてみたんですけど

 

 無理。

 オイ萌え袖と前髪とヒゲ当たってんじゃねえか。こんなもん残りも全部当たってるだろ。無理です。聴いてるとアレルギーで扁桃腺腫れてくるマジで。

 バンドなんていうのは曲から歌詞からルックス、アートワークまで、トータルしてセンス勝負みたいなもんで、好きな音楽と異性の好みみたいなもんはピッタリと当てはまるのだ。

 こういう音楽を、ルックスを、キャラクター性を愛せてしまう女はマジで一生男の趣味が悪い。いつまでもフクザワの絵かおやすみプンプンの愛子ちゃんをアイコンにしてるし「菅田将暉を飼いてえ」みたいな百万回言われ尽くしたことを面白いと思って言っとる。いい年こいて黒髪ボブだしな、工場生産されてんのかお前ら。

 それは27くらいになって「年下が好き」とか言い出す女のセンス。それ、年下が好きなんじゃなくて自分の言うことを訊いてくれそうな意思のない未熟な少年みたいなのしか相手してくれないだけでしょう。結婚詐欺のニーズはこういうところから生まれてくる。

 おいしくるメロンパンのファンはDM送ったら抱ける。絶対抱ける。あいつら黒髪マッシュでカメラとかスマホとかで口元隠したアイコンの男ならだれにでも返事するし会う。

 僕なんか育ちが良くてお上品ですから、こんなこと言いたくはないんですけどね。言葉選ばないでいいならもうSNSの公衆便所ですよ。あなた方は。SNSに渦巻く男性性欲を一手に引き受けるSNSオナホール。デジタル膣だよ。マジで。

 別に何が悪いとか、そういう話じゃない。ただ、僕はダメです。ひねくれ者たちこの指止ーまれ。って感じ。

 もう一回張るけど、YouTubeのコメント欄地獄みたいになってるね。語彙力壊死地獄。義務教育とテレビ番組以外で知った語彙以外を使うと鬼に後頭部ぶん殴られる的な。

 ボロクソに言ってはいるけど、正直なところ他の有象無象なバンドより良いと思う。

 歌のメロディわかりやすいし、クリーンギターの一点張りも新鮮だし、ドラムで無理矢理盛り上げる感じもドタバタしてて楽しい。アイデア的には新しくてとっても面白い。キャリアが短いが故の力業感もハマってるし。

 ちょっとバンドが好きな若者だったら何となく新しい感じを感じ取って飛びつきそうなのもわかる。デモとか送られてきたらたぶん僕も「売れんじゃない?」と言うと思う。

 ただもうそれを差し引いても応援できない感じがすごい。キツいです。「売れそう」と「好き」はまったく別物。ここで言う売れそうは「ああ、いっぱいいる俺の嫌いなヤツらが飛びつきそうだね」っていう意味になる。ウワ、これめっちゃ臭いね!外置いといたらゴキブリのくろだかりになりそう!ぐらいな意味。

 このバンド今ROCKIN'ON JAPANが激推ししてて、付録CDに収録したり、ロックインジャパンフェスティバルとかCDJとか、関連イベントに出場させたりでゴリゴリに商売かけてるコンテンツの一つ。彼らはアホを踊らせるのが本当に達者。見習いたいです。あのくらいプライド捨てたい。マジで。

 

 若い子には真新しく映るんじゃない?とは言ったものの

 

 僕らはプレンティで5年前に見たぞこのパターン。デジャブです。

 

 与えられた材料でどこまで物事を判断できるか、その予測能力こそが人間の性能だと僕は思う。

 バーテンをやってた頃、耳にできたタコで寿司握れるくらいに女の恋愛相談を聞いてきたけれど、一部の方々は本当に若年性アルツハイマーなんじゃないかってぐらい男を見る目がない。

「すごい誠実でイケメンで面白くてリードしてくれる感じでめっちゃ良い人なんだけど、一回会ったきりあんまり既読とかつけてくれなくて…」

『それどこで知り合ったの?』

「出会い系」

 みたいな。1+1=2なのに、ずっと「この1は本当に1か…?」みたいなこと言ってる、女は。本当に。

 おいしくるメロンパンなんかはもう見たまんま「あ、こいつ中性的っていう武器で女に取り入ろうとしてんな」と全てが物語っているじゃん。

 人間が人を騙すとき、騙してるヤツと騙されてるヤツはハッピーで気持ちが良いんだけれど、そのやり取りを傍から見てるヤツはメチャクチャ気分悪い。単純に、それだけのことである。他人様にこう思われたい!好かれたい!お前らこういうの好きだろ!っていう音楽とか文化は、それが受け手にバレた瞬間に途端に気持ちの悪いものへと変貌する。

 彼らの音楽はちょっと意地の悪いヤツなら一発で見抜けるうすら寒さがある。

 僕はそういう意地の悪いヤツが好きだし願わくばそういうヤツとだけ居たい。優しいアホは、見てて悲しい。

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