変なバンドは沢山いるけど、何故”最終少女ひかさ”は話題をかっさらえるのか?【地下室LIVES出演】
こんにちは。
先日のことだ、ここ地下室TIMESにて私ではない別の寄稿者の方が書いた記事にて、彼ら”最終少女ひかさ”のことを知ることになった。
やりたい放題ロックがクソかっこいい『最終少女ひかさ』
彼らがどんなバンドなのかは、この記事を呼んでいただければ、わかりやすくまとまっていると思う。
正直、初めて聴いたときの私の感想は「うわーまたアグレッシブなバンドがでてきたなー」と言ったものだった。
それと同時に強烈に私の頭に残ったことを覚えている。
だが、強烈な印象を植え付けられたのは私だけではなかった。
そう、読者のみなさん(最初に記事を書いた尾方さんを含めて)、彼らのことを目撃した、かなりの人が相当な衝撃を受けているようだ。
実際に、まだまだ売り出し中の若手バンドながら、その記事だけでも軽く100リツイートを超え、その後のタイムラインも彼らの話題でもちきりだった。
ということで今回は、彼らが何故そんなに人を引き付けることができるのか考えつつ、彼らの魅力を再確認していきたいと思う。
奇行種ひかさ、いつもギリギリでやらかし続ける
いつの世、どこの場所でも変なバンドというものは一定数いるものだ。奇行種とでも呼ぼうか。
あえて書く必要があるかわからないが、彼ら最終少女ひかさも思いっきり奇行種だ。
古くはギターに火をつけたり、たわわなイチモツを靴下で包む以外全裸でライブやったり、
最近だとアレだ。映画スターと人間をやめた上で、ステージ上からピザを配ったりピザについて歌ったり、
みんな思い思い、斜め上の方からの奇行をブチかましてくる。
では最終少女ひかさの奇行はどのようなものだろうか、
最終少女ひかさ - あーりんわっしょい
散らかしますねー
歌詞にきゃりーぱみゅぱみゅやエビ中、でんぱ組がでてきたりと色々やばい曲。
やばすぎて全国流通できなかったのか「いぎありわっしょい」というタイトルになって、歌詞もマイルドになって再登場した。
ステージ上からはみ出さんばかりの激しいパフォーマンスと思いきや、
映像の最後の方では実際に客席にドラムまで降ろしてみんなで踊っている。
暴れ散らかすだけが彼らのパフォーマンスではない。
こちらの曲ではバンドマン界隈の「みんなが言いにくいこと」を思いっきり言いまくる。
最終少女ひかさ - 商業音楽
ワンドリンク付きで1500円
来札バンドありで2000円か2500円チーズバーガー単品で150円
牛丼並盛で280円
みよしのセット470円
ウエスタンのバイキング1890円
俺達のライブで腹いっぱいにさせてやる最終少女ひかさ 「商業音楽」歌詞より引用
ビックリするかもしれないが、上のが歌詞だ。
特に日本人が話しにするのを嫌がる「お金の話」をかなり具体的に歌っている。
もうやめてくれ、と言いそうになるほどストレートに語りかけてくる。
他人事の音楽じゃないのが「最終少女ひかさ」
話は最初に戻るが、何故最終少女ひかさは僕達にここまでのインパクトを与えることが出来るのかだ、
僕が思うのは、彼らの音楽、パフォーマンスを含めて、
「イヤホンやスピーカー越しに起きてる何か」ではなく「自分の目の前で起きている事件」であるからなのではないだろうか。
見る側と見られる側の垣根を飛び越して、こちら側まで迫ってくる。
それだけのパワーを秘めたパフォーマンスである。
圧倒的な存在感で一瞬にして僕らの話題をかっさらった彼ら、
我々もその話題性に便乗しようと、「地下室LIVES」へ、出演のオファーを出したところ、なんと出演オッケーをいただいた!わっしょい!
彼らが何をしでかしてくれるかは予想がつかないが、「地下室LIVES」を忘れられない夜にしてくれるのは間違いないだろう。