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谷澤 千尋

2016/01/22

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バークリー出身の高偏差値ポップ THE CHARM PARK

凄く良いアーティストがいるとのタレコミをいただいた。
その名はTHE CHARM PARK、つい最近ファーストミニアルバムを出したばかりらしい。
そして調べてみると最大手CD店のあのタワーレコードのプッシュ枠、タワレコメンで推されているとのこと。タワレコメンと言えば、そこに選出されるだけで圧倒的なプロモーション効果、歴代のアーティストには相対性理論をはじめ、ズットズレテルズ、クリープハイプ、ゲスの極み乙女。ハルカトミユキと錚々たるメンツ。
どこか他で推されているアーティストを紹介するのは気が引けてしまうところがあるが、良い音楽は良い音楽であることには変わりない。
ということで今回はハイクオリティなその音楽性と優しい世界観、そして近いうちに高確率でブレイクするであろう期待のアーティスト、THE CHARM PARKを紹介しよう。

異常にクオリティが高いと思ったら・・・


THE CHARM PARK - Holding Hands

正直悪いクセなのだが私は”ファーストアルバム”、”デビューしたばかり”、”新人アーティスト”などのタグのついた音楽を聴くときに、恐らく無意識であるのだが上げ底してしまうのだ。例えばみなさんも甲子園をみてる時とかあると思う。プロ野球だと140キロの玉はまあそこそこという感じだが甲子園だと「結構やるやん」となるあの感じだ。(最近は甲子園でも150キロとかザラにいてそれはそれでビビるけど)
ということで今回のTHE CHARM PARK、最初は完全に油断して聴いてました。すんませんでした!

ということでTHE CHARM PARK、聴いていただければわかると思うが、楽曲構成、メロディの運び方、サウンドのクオリティ、演奏技術、音楽を客観的に聴いたときに判断する様々な要素、どこを切り口にしても非常に質の高い音楽である。
PVには手作り感というか、低予算感があるが、少なくとも音楽に関しては完全にガチ。

 
ここでネタバラシ、というか彼の出自を紹介しよう。

THE CHARM PARKは1987年にソウルで生まれたアメリカ系韓国人Charm(チャーム)によるユニット。マサチューセッツ州ボストンのバークリー音楽大学でギターを専攻、同大学で出会ったメンバー4人で2011年11月にソニー・ミュージックよりロックバンドHemenway(ヘメンウェイ)で、メジャーデビューした。その後メンバー間における音楽の方向性の違いなどもあり昨年3月にバンドを解散、その後はTHE CHARM PARKとして活動、

http://www.popsicleclip.com/2015/09/09/news005/より引用

なるほどそりゃあスゲぇわけだ。
メジャーデビュー時のことは取りあえず置いといて、あのバークリー出身とは・・・。
バークリー音楽大学のギター専攻といえばスティーヴ・ヴァイ、ジョン・メイヤー、ジョン・スコフィールドまで現代の三大ギタリストからミュージシャンからのアツい支持を集めるミュージシャンズ・ミュージシャンまで、古今東西偉大なミュージシャンを輩出している。大体みんなエゲつない演奏力と、油断すると人知を超える異常なテクニックをもっているのが特徴だ。あとフレーズがインテリジェンス。

あと彼は基本英語詞がメインだが、日本語の歌詞も混じってくることや日本に在住していることから日本人だと思っていたが、アメリカ系韓国人らしい。
恐らく彼の以前のバンド、Hemenwayが日本での活動だったためそのまま日本での活動となったのだろう。
CDも邦楽コーナーにおいてあるぞ!

 

今までなかなかなかった世界観


THE CHARM PARK - Don't Stop

田舎っぽいのどやかさ、カントリーぽっさというのだろうか。ジャンルのカントリーというよりCHARMのファッションのようなオーガニックさがある雰囲気。それと洗練されたメロディ、都会っぽさすら感じる。ギターソロのジャズっぽさを含め音楽偏差値の高いメロディといえよう。その二つの組み合わせがこれまでになかった独特の世界観を生み出しているのではないだろうか。

 

「〈こういう音楽もありますよ〉ということは言いたいですね。でも、リスナーはちゃんと求めているのに、どちらかというと業界が自分の首を絞めている感じがします。メジャーのアーティストへの曲提供や録音にギターで参加する機会もあるんですけど、どの会社も求めてくる音がみんな同じだったりするんですよ。そのことに気付いた時〈それはあまり良くないな〉と。そういうことも経験したから、『A LETTER』のサウンドに出た部分も何かあると思います。まあ、これが出たところで世の中に変化が起きるかはわからないですけど。〈僕はがんばっているよ〉ということは伝えたい」

インタビュー THE CHARM PARK、画一化した日本の音楽シーンに一石投じるウェルメイドなポップソング集『A LETTER』を語る より抜粋

音楽に対する捉え方、取り組み方も非常に興味深い。
上のインタビューの話も確かにそうであると思うし、閉塞感の漂う今の音楽シーンに求められているのは彼のようなサウンドなのだと思う。

さていかがだっただろうかTHE CHARM PARK。
クオリティはもちろん、その世界観や考え方まで含めて今後非常に楽しみなアーティストだ。
あとずっと気になっているのがCHARM氏のファッション。恐らく音楽の世界観を反映したものだとは思うのだが、どうもコテコテ過ぎてコスプレに見えるのが、なんというか・・・まあ音楽カッコいいしいいか・・。

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