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2015/09/07

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Street Sweeper Social Club、反社会組織としてのロック

ご存じ、バンドの皮をかぶった反社会ゲリラ組織Rage against the machineの
自由過激組織の家庭生まれ、ハーバード大学卒業
激左・激赤政治思想でスキンヘッドとキャップがトレードマークのギタリスト、トム・モレロが
これまた反社会アフロラッパー、ブーツライリーをボーカルに引き入れ結成された
レイジに勝るとも劣らぬ反社会ミクスチャーラップロックバンド
それが今回紹介するStreet Sweeper Social Clubだ

ロックの本質

サウンドとしてのロックと言えば、歪んだギターにボーカルの絶叫とドラムベースの刻み、とまぁだいたいそんな感じだろう
それは今も少しずつ変化を遂げながら脈々と受け継がれている
そっちではなく今回取り沙汰したいのはロックの精神の面だ


トムモレロの狂ったギターサウンドに目を奪われがちだが、よりフォーカスしたいのは歌詞だ
わざわざ洋楽の歌詞の意味を把握するのはネイティブでもない限り骨が折れるし、無視してしまいがちだが
彼らの歌詞はその労力に見合う価値がある。むしろ歌詞を解せず聞き流すには惜しい程だ
スラングだらけでわかりづらいが概ね

"貧困層の生活は想像を絶する劣悪さで、国家権力は君たちを一人また一人と殺してゆく
そうとも気づかずまだ奴らに笑顔を振りまくのか
安全だと思って君があるいてるその遊歩道は本当に安全なのか?
あの事件はビンラディン一人が引き起こしたものだとまだ思っているのか?
政治は君たちの生活を改善したか?自分の身は自分で守れよ"

ぐらいの内容だろう、原文はもう少し過激なことを言っているが暗喩とスラングだらけで訳に自信がないので、きになる人はネイティブの友人か誰かに読んでもらってくれ。
しかし英語がわからない人でも黒人のライリーの口から吐き出されるサビ終わりの

My skin is black My star is red

の一節から彼らの激しい怒りが伝わってくるだろう
アメリカの国内状況ならではの歌詞だ、怒りだ
この体制や文化社会構造への怒りこそがロックの源流

次回は日本の"怒り"をもった邦楽に触れてゆきたい。

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