BASEMENT-TIMES

読める音楽ウェブマガジン

ホーム
アバウト
人気記事
月別索引
オススメ記事

2016/05/31

レコメンド 人気記事 記事

FACT?? MAN WITH?? 古い古い。 溺れたエビの検死報告書

これ、アーティスト名なんだぜ?

信じられるか?

"節足動物や怪物の動き・形を音で表現する"というコンセプトを持つ大編成の音楽/パフォーマンス集団。

溺れたエビの検死報告書』だ!!!

溺れたエビの検死報告書

頭はエビ、体は人間。正体は謎…。怪人【溺れたエビ・総帥】率いるマルチアート集団。

日本中の多数の音楽家やパフォーマーがエビ人間に改造され参加。不特定多数。ライブによって人数も違う。

ベテランのものすごい演奏家も中にはいるそうだ。ん?中の人などいない。彼らはエビだ。

若手バンドのフジロック登龍門、ルーキー・ア・ゴーゴーに出演。

フジロック帰りに、友人が『エビやべぇ!エビ!!生け贄にされた!!ふひひ!これかっぱえびせん!!』

と、もうヤクでもやってきたんじゃないかと思うテンションで私に話しかけてきた。

日本語に訳してみよう。

・エビやべぇ=溺れたエビの検死報告書というアーティストが素晴らしかった。
・生け贄にされた=生贄の儀式(客席で生贄をワシャワシャする儀式)
・かっぱえびせん=かっぱえびせんの小袋がステージから投げられ、キャッチした。

ちなみに彼らは『ライブ』のことを『報告』というらしい。なにからなにまで凝っている。

フジロックのライブレポートが最高に面白いのでそのまま引用する。

自分が見たルーキー史上、一番であろう盛り上がりを見せたエビは、パフォーマンスを終えた後に一匹また一匹とステージを後にしていくのであった。メンバーが去った後もアンコールがしばらくやまなかったが、エビが人間どもの前に姿を現すことはなかった。

このライター、やりたい放題である。

さぁ、曲を聴こう。

 

曲、かっこいいな。色々なジャンルの演奏家がいて、やりたい邦題ながらもいい具合に混ざり合っている。

アルバムも出ていてかなりいいのだが、CDで聴く音楽じゃない。目で、肌で感じる音楽だ。ライブに行け。

甲殻類アレルギーでも大丈夫だ。安心してくれ。

オススメ記事

記事検索

オススメ記事