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谷澤 千尋

2015/09/21

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日本から世界の最先端を mouse on the keys

音楽の最先端とは。一番新しいことをやっているアーティストは誰なのか?

答えが個人の主観にゆだねられる限り、こういった類の疑問の答えは存在しない。考え方によっては今黄金時代顔負けのコテコテハードロックをやったとしても”ある意味新しい”と思う人もいるだろう。

今回紹介するmouse on the keysの音楽は完全に私個人の主観によるが、ポストロックというジャンルに冠している”ポスト”という単語を体現しているアーティストであると思う。

2006年、川崎昭(ドラム)と清田敦(ピアノ、キーボード)によりmouse on the keys結成。2007年、toeのレーベルMachupicchu Industriasより1st mini album「sezession」リリース。2008年、「sezession」リリース・ツアーより新留大介(ピアノ、キーボード)加入。現在の3人編成が形成される。

mouse on the keys公式サイトより引用

ドラムとキーボード、ピアノが二人。その後プロジェクションで池田啓介氏が参加し、現在は4人編成となっている。

ああいい編成だ。

mouse on the keys - 最後の晩餐

異様に手数が多いドラム、完全にポストロックのそれだ。ドラムが歌っている。やはり、ドラムは良い楽器だと再認識させてくれる。感情を表現する方法としてはかなりプリミティブであるが、ドラムの奏法としてはプログレッシブである。

ピアノも様々なジャンルのおいしいポイントを上手に溶け込ませ、彼らのサウンドとしている。初期の代表曲である”最後の晩餐”でもアンビエントのような雰囲気から突如シーケンス的なフレーズにギターのパワーコードを髣髴とさせる重たい音を混ぜてくる。その後はもはや彼らの独壇場だ。

mouse on the keys - spectres de mouse

そろそろ彼らのような音楽を聴いて育った世代のバンドが出てくるぐらいになったかもしれない。こういったところから音楽が進化していくものだと思う。

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