退屈なら一緒にOK Goの最高にバカなMVを見ようよ
スマホ片手に暇を持て余してる皆さんこんにちは。
とても現代的ですね。
毎日そこかしこで生まれるちょっとしたヒマを潰すためにゲームアプリをダウンロードしたり、進まないタイムラインをスワイプしたり、「遠い知人が知らない人と食事した」なんて告知ばかりのフェイスブックに辟易したり、毎日あの手この手でヒマを潰してまわっている僕、及びみなさんだけれど
今日は栄えある皆さんのヒマつぶしのお相手としてこの記事と地下室TIMESを選んでくれてありがとうございます。いつも見てくれている人はもっとありがとうございます。感激です。シェイシェイ。
そんなわけで今日紹介するのはOK Go
最高にバカ。
今日の退屈の相手は是非OK Goに任せて欲しい。
ノーカットバカ
まず一番有名なヤツを。
ランニングマシーン界隈に明るくない僕だが、彼らよりランニングマシーンを使いこなしてる人はいないだろう。
この低予算な出来、ノーカット、振付、ここから想像されるバックグラウンドが全て面白い。
何なら曲作ってる時間よりMV撮るのに費やした時間の方が長いだろう。めっちゃ仲いいんだろうな彼ら…
どこか完璧じゃなく、ノーカットのプレッシャーから必死なのがヒシヒシと伝わってくるのもとても良い。
先ほどの気持ちの良いパワーポップからうって変わって機械的な曲調に。
どうやら写真を何枚も撮ってコマ送りにしたらしい。
シュール。
雑な撮影のせいで常にピクピク震え続けている。
そして多少予算が増えたのか今回からエキストラが出演しているのも見逃せないポイント。
このMVよくよく考えると日が暮れて明けている。
公園で一泊二日、ぶっ通しで撮影しているということになる。
あの手この手でバカ。前のめりでバカ。
最高だよOK Go
PVで話題となり、だんだんと予算が増えてきた彼らだが、完全に予算の使い方を間違えている。
予算を音楽制作に回さず、逆に音楽がプリミティブに退行している。
車から飛び出た棒でオルガンを叩いて音を鳴らしているが、実際は絶対あんな音してないのがグッド。
よくよく考えると車を障害物にぶつけてバコバコしているだけだが、何故かちょっと感動してしまう。悔しい。
方向転換のたびに音楽が一時停止するのもシュール。
彼らのMVは年々過激になっている。
失敗の許されない"ノーカット撮影"に"犬"という不確定要素を取り入れてきた衝撃の問題作だ。
何が彼らをそこまで駆り立てるのだろうか。ひょっとしてバカなんじゃないだろうか。
この訓練されきっていない犬たちの落ち着きのなさが絶品。
わんこたちの「自分が何をしているかわかっていません」という表情も格別。
あとよく見ると、シレっとヤギが一匹混じっている。
ヒマで仕方ない人は探してみて欲しい。
ヒマはつぶれただろうか
きっと楽しんでいただけたと思う。
もっと紹介したいところだが、やたらとMVの玉数があるのでこれ以上は自ら掘り出してほしい。
ありがとうOK Go。
ではまた次の記事で。
Capitol (2002-08-30)
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