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ありんこ

2015/09/07

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アーティストの小さなパトロンになろう!

皆さんには好きなアーティストはいますか? それはずっと追いかけていきたいものですか? ニワカですか?笑

どっちでもいいんだよ。とりあえず、ぱっと思いつくものを頭でイメージしよう。

今日は読者の皆様にアーティストのパトロンになって頂くべく、講義しようと思う。

既に実践している人もいるかも。

 そもそもパトロンって

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パトロンって言葉を聞いてどう思いますか?何をイメージしますか? 半数以上の人はあまり良いイメージを抱いていないのだろうか。

お金を貢ぐとか、悪い油ののったおじさんとか笑 援助とか、どうしてもブラック感が否めない。

保護者。庇護者。後援者。特に、芸術家や芸人などに経済的援助を与える人。また、水商売の女性を金銭的に援助する男性。

広辞苑より

だそうだ。やっぱりお金が絡むのか、うーん。字面を追うだけだとプラスイメージは湧かないだろう。そもそも、日本におけるパトロンとは個人的な主観だが、対異性間で発生する事象という印象が強いと思う。

しかーし、「芸術家や芸人などに経済的援助を与える人」とあるように芸術にはパトロンが必要なんです。パトロンありきの芸術なんです。

少しずつ、皆さんの固定観念を崩していきますぞ。

世界のパトロンたち

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 どーん!

皆さま、この絵に見覚えはありますか? ある人は社会科の資料集で、あるいはサイ○リヤで見たことあるっていう人もおられるかもしれない。何を隠そう、ルネサンス期イタリアはフィレンツェ出身、サンドロ・ボッティチェリ作『ヴィーナスの誕生』でございます。(熱くヴィーナス、燃えろヴィーナス)

実はこの名画が生まれるのにはパトロンの存在が裏にはあったのだ。その名もメディチ家 特にロレンツォ・デ・メディチさんは多くの芸術家を保護したとのこと。例えば、ご存じレオナルド・ダ・ヴィンチ。そしてミケランジェロ。彼にいたっては家に住まわせて面倒をみたそうよ。

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ロレンツォ・デ・メディチさん。悪い油は…のっていないでしょうな笑 多分。


日本だって負けていない。

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戦国三大武将、豊臣秀吉殿下もパトロンだったのだ。安土桃山時代の茶人、千利休氏の。

茶の湯文化が大成したのもバックに大物がいたからなのだ。寒いなあ、温かいお茶、飲みたい。

彼らパトロンたちは、現代になってこんなに歴史上に残る芸術家を結果的に育てていたことを知る由もない。

現代版パトロンになろう

で、「結局私たちはどうすればいいのよ?」、「見返りなしに莫大な資金貢げないわよ」そんな声が聞こえてきそうだ。もちろん真似するなんて毛頭無理なのは承知です。しかし、芸術が花開くにはパトロンの存在が欠かせないことを少しは分かってくれただろうか。

その上で皆さんには現代版パトロンになってもらいたい。

例としてはAKB48。というかこれはアーティスト側がパトロンを作るのが上手い。CDに握手会参加券を同封することで、複数押しメンがいるファンはその分だけ購入する。売上枚数は上乗せされ、ファンも満足。アイドル界はファンを無意識のうちにパトロンにさせるのにたけていると思う。

しかし、ここ地下室TIMESをご覧になっている読者の皆さんには自ら意識的にパトロンになってもらいたい。

日本の音楽シーンはバンド界にとっては難しいのは感覚的に共有してもらえると思う。CDが売れない、雑誌の差別化、個性化の没落。TV露出バンドの矮小化。伝統芸能やオペラ、オーケストラと違って国からの公的援助もない。バンド側のアピールも功を奏しているとは言い難い。

だからこそ皆さんが今からパトロンになるのです!(選挙の街頭演説みたいだな笑)

きっとここに足を運んでくれる皆さんは少なからず、うずもれている原石たちを、もっと世に知られるべき音楽を探しにきたと信じている。

HOW to パトロン

top

簡単だ。常にお金をかける必要はない。まずはtwitterから。

積極的にリツイ―トしよう

このサイトの主旨にも書かれているが「あなたのリツイ―トが音楽を救う」。嘘じゃない、気になるアーティストがいたらアカウントを検索してフォローしよう。お気に入りするぐらいならリツイ―トしてくれ!人間、見たいもの、好きなものにしか目がいかなくなるからこそタイムラインに見慣れないものをのっけてやろうじゃないか。地下室TIMESもよろしく頼みます。

感想をツイート、ハッシュタグつきで

youtubeに新しいMVが載ったら是非、一目見て一言感想を。別に「あのフレーズがとかエモいとか、AメロからBメロへの移行が」とかかっこつけなくても大丈夫。「最高、聴いてみて」「♯バンド名」でいいから発信しよう。さらにそのバンドのアカウントがリツイ―トしてくれるかもしれない。

もう少しやりたい方は…ホップ、ステップ!

CDを買おう

本当に心にぐっときたアーティストと出会えたなら、お財布が許す限りCDを買おう。

youtubeで聴けたり、iTunesで気軽に購入できてしまう時代、わざわざと思う人が増えてきている。しかし私たちがCDを買うことでアーティストの次の一曲につながるのだ。それに我々も聴きたいでしょう、新しい曲。

ジャンプ!

ライブに行こう

さあ、ここまでくれば貴方もパトロンとしていっちょまえですな。まだ小さい知られていないバンドほど頻繁にライブを行っている。こまめにHPやtwitterをチェックして足を運ぼう。やはりパトロンの本質とお金は切っても切れない関係だ。お金を出して作品を見ることの価値、重要性を今一度見つめなおして欲しい。

それに貴方が行くことがバンドのモチベーションにつながる。

それとなくグッズを持ち歩いてみる

これに関しては賛否両論ありそうなので無理強いはしない笑。ただ、貴方が歩く広告塔になるはずだ。良い例がファッションやコスメブランドのショップバッグ。デザインもお洒落だし、ロゴの主張も効いていて電車や街中で目を引く。女性の皆さんは結構敏感なのでは? バンドの物販にもそういうのがあったらより良いかもしれない。

最後に

もしかしたらそんなの至極当たり前だよ、もうやってるよという声があると思う。確かにそうだろう。しかし考えてほしい。まず第一に音楽がバンドがあるから、消費する、需要しているという姿勢になっていないだろうか?受動的になっていないだろうか?

芸術を芸術に、音楽を音楽たらしめるのは実は作る手側だけでなく受け取る側、そう今この記事を読んでいる貴方だ。

さあ、今日からアーティストの小さなパトロンになろう!

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