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谷澤 千尋

2017/09/12

記事

世界にはまだまだ知らない音楽が沢山あるぞ! MiMa

こんにちは。

CDっていいなと思った。

先日、地下室timesのライター、”はと”の引越しの手伝いをしていたときのことだ。
また、どこから仕入れてのか知らないが、彼は嬉々としてCDを5枚くらい持ってきて、それぞれ聞いていた。
その中の一枚が今回紹介するアーティスト、MiMaである。

今や、CD離れが叫ばれて久しく、
音楽を聴く形態も、ダウンロード販売や、youtube、CDを買ったとしてもアマゾンだったり、まだ日本は遅れているが、クラウド形の音楽配信もある、
そして、その中でCDショップという場所は徐々にその必要とされなくなりつつある。

どうやら、彼が持ってきた5枚程度のCDは、どこかのCDショップの閉店セールの際に購入したものらしい。
そしてその中の1枚、今回紹介するMiMaのCDは、CDを包んでる透明なフィルムがついたままの状態、
要するに新品の状態だった。

開けてみたみたところ2005年の作品で、多分初版である。
ということは発売されてから10年間も誰からも購入されることなく、眠っていたCDということになる・・・
そして偶然、彼に購入され、何故か今は私の手元にある。
んーなんとも感慨深い?ものである。

音楽がデータ化され、やりとりされる今、この時代だからこそなのかもしれないが、
CDは”漂流”出来るところにその意味があるのかもしれない。

ということで前置きが長くなってしまったが、そんな不遇な(CD上では)アーティスト、MiMaを紹介していこう!

プ、プエルトリコ!? どこ・・・?

このサイト、地下室timesは、まあご存知だろうとは思うが、基本的には音楽を紹介するサイトである。
まあ平たく言ってしまえば、何でもかんでも紹介するというわけではなく、
”良い音楽”、そのチョイスがサイトの意義に直結するものだ。

で、今回のMiMa、こうやって記事にしているのだから、もちろん自身を持って勧められるほどかっこいい。
ということで、少々遅くなったがこのあたりでMiMaの音楽を、一曲聞いていただきたい。
MiMaの魅力と音楽的な面白さが一番堪能できる一曲をセレクトした。

 


mima - Fabula para un Ivo

 
んー繰り返す三拍子系のピアノと童謡のような普遍性を感じるメロディが気持ちいい。
私の脳内では、勝手に昼下がりに茶でもしばきながら聞くとベリーグッドだろうと妄想している。午後ティーソングだ。
言い忘れていたのだが、MiMaはプエルトリコ出身の女性アーティスト、ジャリミール・カバンのソロプロジェクトである。
プエルトリコとは・・・?
と思った読者も少なくないだろう。
うん、私もわからんかった。

ざっくり説明すると、プエルトリコはカリブ海に浮かぶ島のひとつで、細かい政治的なアレがあるっぽいが、一応アメリカ合衆国の一部であるらしい。
だが、実際には住民の殆どがスペイン語話者だし、文化的にも地理的にもアメリカというよりは、中南米的なニュアンスの方が近い。

また話が脱線したが、MiMa、彼女の音楽が面白いのは、
中南米的な音楽、ボサノヴァ等と、アメリカ的な音楽、ジャズ、R&B等をルーツにしており、
しかもそれらが完全に溶け切って、彼女の音楽となっている点だ。

 


Mima - Peregrina

 
この曲なんてボサノヴァにしては重たいし、ジャズにしては軽すぎる、
適度な緊張感のあるコード感と全体と絶妙なセンスでマッチしている軽快なリズム、ありそうでなかなかなかったサウンドだ。
オーガニック系の音楽なのに深みのある世界観。
渋谷系の音楽が好きな人とか凄くグッとこないだろうか?

こんだけいい音楽ならもうちょっと売れてもいいんじゃないかって思うが、
この世の中はそう上手く出来ていないようだ。
まあ確かにプエルトリコ出身の!!といわれてもパッとしないし、
歌も全部スペイン語だからサッパリわからん。
というかそもそも、殆ど宣伝もされていないようだし、知らないものは知らないといったところか。
 


 

いやー読んでいたらわかるとは思うが、今回のCDは完全に”当たり”のCDだった。
よかったらみなさんも町のCDショップにでかけて得たいの知れないCDにチャレンジしてみてはいかがだろうか?

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