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Akira_Sapporo

2015/09/07

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Groove に身を任せよう  フィリーソウルの殿堂~Teddy Pendergrass~

"Groove" 音楽好きな人であれば一度は耳にしたり、使ったりしたことがある言葉ではないだろうか?
でも "Groove" って結局のところ何?って言葉でもあると思う。少なくとも私は説明しろと言われてもうまく言葉にできない。
まさに「考えるな、感じろ。」の精神が凝縮されたような言葉だ。

そこで今回は私が "Groove" を感じるアーティスト Teddy  Pendergrassを紹介したい。

 

Teddy Pendergrass(1950-2010)

軽く経歴を紹介。
アメリカのR&B歌手、70年代フィリーソウルのトップスター。
ハロルド・メルヴィン&ブルー・ノーツのリードボーカルとして活動。77年にソロデビューし数々のヒットを生み出す。

要するに、超有名人。
日本ではヒゲダンスにDo Meという曲が使われていたことでも有名。ヒゲダンスって若い人に通じるのかな、不安だな。私もリアルタイムで見たことはない。
さて、紹介もほどほどに、曲を聴いていただきたい。まずはアメリカの伝説的ダンス番組Soul Trainでのライブ映像をご覧いただこう。

 


The More I Get, More I Want / Teddy Pendergrass
いやー!かっこいい!
音の乗り方が本当に気持よさそう、観てるこっちも自然に乗ってしまう。そして周りのダンサーがあれだけ踊っているのも納得の歌声、色気!!
こんなおっさんになりたい。歩いてるだけでモテそう。

勢いでつい多くの感想を言ってしまったが、彼の武器は色気だと私は本気で思っている。そして彼自信もきっとそれを確信的に使っている、色気の化け物だ。
続けてこちらをご覧いただきたい。


Turn Off The Light(Live 1982) / Teddy Pendergrass
やっぱり色気半端ないっす!
特にturn off the lightのところで照明落ちる演出、ベタだけど最高。
色気とか言ったけどもはやエロいよ。
歌詞もエロい。

Let's take a shower, shower together
I'll wash your body and you'll wash mine, yeah
Rub me down in some hot oils, baby, yeah
And I'll do the same thing to you

Just turn off the lights, come to me
Girl, I wanna give you a special treat, you're so sweet
Turn off the lights and let's get cozy
See, you're the only one in the world that I need

一緒にシャワー入って、体洗いっこして.....(以下略)

エロがド直球すぎてムード作りには使えないレベル。
でも曲全体の雰囲気はエロいというよりは、お洒落といったほうがしっくりくる。
不思議といやらしさが感じられないのは、彼が歌声を絶妙にコントロールしているからだろうか。

 

事故と後遺症

数々のヒット作を送り出した彼だが、82年に交通事故によって四肢麻痺になってしまう。
しかし、彼は療養後に車椅子で見事にカムバックしており、ライブもこなしている。
ここで事故後のライブ映像をご覧いただきたい。

 


When Somebody Loves You Back(Live 2002)/ Teddy Pendergrass
彼が本当に歌うのが好きだったことがわかる素晴らしいライブだ。
後遺症を感じさせない歌声、パフォーマンス。観客に語りかけるようにしきりに目配せをしている姿も非常に印象的。
月並みな表現だが、心に訴えかけるような歌い方とでも言おうか、彼の歌声は多くの感情を表現し、聴く者を魅了する。

こんな風に語りかけるように歌われたら、ライブに来た観客も嬉しいだろう。

 

まとめ

彼は2010年に惜しくも他界しており、私が彼の音楽に出会ったのも彼が亡くなった後である。
他界してなお人の心を揺さぶり、身体を揺さぶる。
素晴らしい音楽は時代を超えるのだと改めて感じさせてくれるアーティストだ。
彼の歌はこれからも多くの人々に愛され、踊らせ、聴き継がれていくことだろう。

 

さて、ここまで書いてもなお、私には "Groove" を説明できそうにはない。
彼の色気やパフォーマンスの部分に多くの文字を充てたが、 "Groove" の根本がどこにあるのかはわからないままである。
だが、彼の音楽には文句のつけようのない本物の "Groove" が宿っているのは確かである。
"Groove" の結論を出すのは難しい、だが、私は言いたい。
「考えるな、感じろ。Teddy Pendergrass を聴け」

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